表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/67

第38話 謝罪

 魔力も回復したみたいなのでミラと別れて貯水池まで転移しようかと思ったが、行ける気がしたので、直接お爺様の所まで転移してみた。

結果は成功し無事に到着したが……疲れた。

「ツバキか?」

部屋の外からお爺様の声がした

「そうですツバキです。荷物置いてそちらに行きますね」

武器などを置いて外に出ると、今回はお爺様とお婆様が居た。

「お帰り、ツバキ」

「ただいま帰りました」


「今回は一人なのだな」

「少し話したい事が出来まして」


「何か有ったのか?」

「はい。あ、サザンカは元気ですよ、怪我したとかそう言うのでは有りませんが、単刀直入に言うと私帝国の貴族になりました」


「そうか。理由を聞いても良いのかな?」

「私は今でも貴族って好きでは無いのですが、帝国で魔法を使ったのが直接の原因です。緊急事態だったとは言え人が見ている前で複数の魔獣を魔法で倒したので……」


「望まぬ叙爵であったと。でも逃げようと思えば逃げられたのでは?」

「身を守るためにも貴族である方が望ましいと王にも言われ、更に出会った北端の地の方々が温かくてその方達と別れたくなかったというのが理由です」


「そうか。いや目出度いではないか。何故悲しそうな顔をする?」

「ごめんなさいお爺様。お爺様にはこの地で貴族にならないかと言われて時に、貴族なんてならないと言ったのに。私帝国で独断で貴族になるって決めたの」


「その、なんだ……帝国はここ平屋の出身者が多いから親戚関係みたいなものだ。だからそこで貴族になっても問題ないどころか嬉しいんだ。ツバキの魔法は正直常人の域を超えてる。これは国によっては戦争の道具として使われる恐れがある。でも帝国の王は守るためと言ってくれたのだろ?だからそれは正しい判断だと儂は思う」

「そうですか、ありがとうございます。あと私一人なら何とかできますがサザンカの……妹の事を考えると一定の身分が有った方が守りやすいのかと思ったから判断しました」


「騎士爵か準男爵あたりか?」

「男爵です。本来は女男爵とか言うみたいですが……面倒なんで」


「男爵って何をした?」

「魔獣を合計10頭ほど倒しただけなんですが……」


「そうか、それは男爵だな。納得だ」

「それで言い忘れてましたが、私の国籍を帝国にします。お爺様とお婆様に育てて頂いたのですが安全の為この国の国籍は捨てます」


「それはそうだな。この国の人間が他国で貴族になったら何が有ったかと調べられる。そうするとこの国が取り込もうとする……気付かれないと思うがツバキの親にも……それに国籍なんて生きるためなら好きに変えて良いんだよ。国籍が違っても儂らの孫であることは変わらない」

「ありがとう。今ね私の預かった領地で街の開発してるの。良かったらいつか遊びに来て」


「場所は北端地区か?」

「そう子鹿だよ」


「最北端か?……寒くて田畑しかない所だったと思うが」

「その通りよ今はね」


「今は……か。楽しみだな、質問が有ったら何でも答えるぞ」

「今はまだ前線基地作ってる所だし……質問は無いかな」


「どこと戦争する気だ?」

「魔獣と獣よ。必ず倒して食べるわ」


「それで、ツバキの心は耐えられるのか?」

「食べるために命を頂く……ほとんどすべての人間がしてる事。それに攻撃されたら身を護るわ」


「それならばいいが。そうだな今度視察と言う名の旅行でもするかな」

「一緒に有間温泉とか行きたいです」


「温泉か良いな。帝国には行くのが難しくないからな」


 少しの間楽しい会話をしていたが、良い時間になったし戻ることにした。

「そろそろ戻りますね。これから相談する事も増えると思うのでまた近日中に来ますね」

「用事無くても帰ってきて。ここも貴方達の家よ」


「今ってよく考えたら不法入国よね」

「この建物から出なければ大丈夫だ」


「お爺様達と会う為毎回出入国してたら大変な事になるからね。では転移するね」

「気を付けてな」


 クアの家まで転移した……行きの時より楽だ。もしかして1度使うと慣れる?

少し休んで一気に子鹿まで転移できた。

「あれ?まだ起きてたの?」

「帰ってくるの待ってたの」


「ありがとう。また転移できる距離伸びたよ」

「そうなの?なら私も今度は行けそう?」


「そうね。一緒に行きましょう」

その日は入浴後すぐに寝たのだが……。

「久しぶりツバキ」

「あれ管理人さん?」


「今君は寝てる。少し伝えたくて会いに来たんだ」

「と言う事は夢?」


「夢だけど現実だよ。このゲームってツバキあまり知らないんだよね?」

「そうなの、プレゼントしたけど私はやって無いし」


「このゲームには悪役令嬢扱いから国外追放され冒険者になって、功績を挙げると貴族になり街作りをするか追放先の国の王子と結ばれるかを選べるルートも有って……」

「何そのゲーム?」


「この先この国の王子と出会って結婚したい?街作りしたい?」

「街作り」


「そう……了解。建物とかは思ったのを建てれるようになるけど、そのためにはポイント貯めてね」

「そのポイントって?」


「何かを倒す事。魔獣でも動物でも、植物でもいいから倒すとポイントがもらえる」

「ねえ一つ聞いて良い?」


「なに?」

「このゲーム何がしたいの?予算凄そう」


「あ~……ゲーム内容に予算使い過ぎて、地名とか人名と各ストーリーは手抜き。BいやC級ゲームと言われて人気になった」

「それ駄目なやつでは……」

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ