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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第34話 1対4

稀によくある感じです

「早く動いて!このままだと魔獣に見つかるわ」

「だからどこに?こういう時はまず陣形を……」


「そんな事言ってる時間は無い!もういい……私一人で行く」

「どこに行くのだ?勝手な行動は許さない。素人が自分の判断で動くな。指示は俺が……」


「皆で死にたいの?……無事に戻れたら続きを聞くわ」

「何だこの足音は?!」


「緊急なんで……魔法使うね。火の魔法で……止まれ!」

魔獣が来ると思われる場所に魔法で火をつけた

アナベル達は驚いて言った

「なんだこれは?こんな魔法の威力……あり得ない」

魔獣3頭の足止めには成功したが、猪の魔獣だけは火の中を突破してきた

「これが猪突猛進ってやつ?初めて見た。火傷もして……苦しまないように一瞬で終わらせるね」

剣で急所に一撃で動かなくなった。

残りを見てみると馬と鹿と羊の魔獣だった。

火の壁が有るので少し距離が有る。ここは弓かな。

1番最初は足の速そうな馬ね。矢に魔法で強化して……倒せた。

あとは鹿と羊だが燃える者が無くなり火が弱くなってきている。

「ごめんね。後で食べるからね……」

私は剣で終わらせた。


「自分でつけた火だけど暑いわ……水の魔法で消火っと……」

「…………なんで2属性使える?」


「え?」

「え、ではない。何故2属性……それは良い。あの剣の速さ、弓の威力は何だ?」


「勇者?……いや勇者は男だったと聞く……なんだ?隣国の間諜?!」

「少し落ち着きませんか?あの、私冒険者!敵倒す、当然」


「なぜ片言?それよりもこれは王へと報告が必要だ」

これは多分逆らうとややこしいやつだ

「……分かりました。サザンカも一緒で大丈夫ですか?」


「構わない」

「この獲物はどうします?」


「この大きさはこの人数でも運ぶのは難しいだろ」

「大丈夫ですよ。数では33対4ですから」


「なんでや人数関係ないやろ。……俺達にも運べと言うのかこの斜面を?」

「では少し時間を下さい。使えそうな毛皮や肉だけでも持っていきます」


「わかった。まあお前の獲物だ、好きに……する前に国に報告するので大きさの確認だけ頼む」

「いいですよ」


 何人か手伝ってくれたので思ったよりも短時間で作業は終わった。

「先程から肉切ってるがどうするんだ?肉屋でもあまり買い取ってもらえないが」

「食べるよ」


「食べる?……魔獣の肉はな中に魔力が……」

「知ってる。だから魔力を抜く……一応ここだけ抜いてみた。今から焼くから食べてみて」


「魔獣の肉を……大丈夫なのか?」

「私が先に食べるわ。その後どうぞ」

魔獣の肉を焼いて目の前で食べた

「いつも思うけど美味しい」

「本当に食べてる……と言うか普通に魔法で焼いて……」


「もう魔法見られたからね、隠しても無駄かと。良い感じに焼けたよ。どうぞ」

「あ、ありがとう。……あれ?旨い!何だこれ……本当に魔獣の肉か?」


「そうよ。捨てるのが勿体ない位美味しいよね」

皆に広がって行くがアナベル達は食べない。

「そろそろいいか?戻るぞ」

「肉食べないのですか?」


「俺達は貴族だ……変な物は食べない」

「まあ食べないならそれでいいです」


 手に持ってもまだ余る……仕方ない、人が見てない所で収納魔法を使った。

帰りは皆敵が居なくなって安心したのか笑顔だった。

最初の集合場所に戻ると解散となった……私達は王城に連れて行かれるが。

近くに居た一緒に来た人にお願いした

「アベリアさんに少ししたら戻る予定って伝えておいて」

「分かった任せておけ……でも大丈夫か?これから貴族たちに会うのだろ?」


「大丈夫かは分からないわ。危なそうだったら逃げるね」

「そうか。何もできなくて悪いな」

話していたらアナベルが近付いて来た

「そろそろ行くぞ。もういいか?」

「大丈夫です」


「ではこの馬車に乗れ」

「分かったわ」


 この後数日馬車で移動し王城に着いた……お尻が痛い。

意外だったのはすぐに王と面会できたことだ。

「一応この国の王だが、平民と一緒に普通に農作業とかも手伝ってるし、気を使わないでいいぞ」

「分かりました。私はツバキ、こちらが妹のサザンカです」


「硬いな……少し調べたが……君たちは中央王国から来たそうだな」

「そうです」


「ここでの目的は?」

「旅と友人に会う為です」


「そうか……いきなりの提案だが貴族にならないか?」

「お、お断りいたします」


「そうか……残念。まあでも理由を聞いてくれ」

「はい」


「君たちは子供だけでこの国まで来た……これに意味があるなら親若しくは親権者と何か有ったと考えるのだが」

「間違ってはいません」


「君たちは若いが強い。これが危険なんだ……期間限定でもいい。この国の貴族となる事で君たちの実家から守れる。こちらとしては魔獣を倒せる冒険者が少しでも長くいてくれると助かる」

「私達は何かされない以上この国からすぐに離れようと思ってませんが」


「そうだな。でも一部貴族の特権を勘違いした奴が君達を自分の陣営に欲しがるかもしれない。……最悪なのは手に入れられなかったら消そうとするかもしれないって事だ」

「そうなるなら戦うか逃げます」


「そうだよな。そんな馬鹿が出ないように貴族として保護したいのだ。貴族になったら簡単には手が出せない」

「でも私は旅を……世界を見て回りたいのです」


「冒険者に冒険するなとは言わない。この国に居る間だけでもいい。貴族にならないか?」








今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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