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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第28話 再び北へ

 久々に祖父母とゆっくり色々な事を話し1泊した

翌朝早くに目覚めたのでサザンカに声を掛けてみた

「おはよう、サザンカ疲れは取れた?」

「おはよう……ございます。お姉様」


「まだ疲れてるならもう少し寝てても良いわ」

「大丈夫。私ももうすぐ成人なので……」


「年齢と寝起きは関係ないわよ。苦手な人は大人でも苦手よ」

「でも私が出来ないとお姉様に迷惑が」


「そんなこと気にしないでいいわ。私の今の評価が高すぎるのよ。何でもできると思われて……ゆっくり妹と旅を出来たらそれだけでいいのに。まあ冒険者として狩り位はしたとしても」

「今はなんか魔獣討伐専門みたいになってるからね。でもそれはお姉様が強いから」


「強いか……強さって何?」

「戦って負けない事?」


「何で疑問?ごめん、これは私自身に対する問いでも有るのよ。攻撃力は強くても心は弱いわ。毎回本当にこれが正しい方法か悩むもの」

「……毎回私達を守ってる。その為戦うって事で良いのでは?」


「そうね、サザンカを失いたくない。立派な理由か。難しく考えすぎてたのかな?私って頭良くないから悩むと答え出ないのに考えてしまって」

「お姉様が頭悪いとは思わないけど」


「ありがとう。……そろそろ準備して朝食食べに行かない?もういい時間になったわ」

「本当だ。待たせてるかな?」


簡単に洗顔等を終わらせ祖父母に声を掛け朝食を済ませたので戻ることにした。

「お爺様お婆様、旅に戻ります。また近日中に戻りますので」

「気を付けてな。出来たらもう魔獣とは戦って欲しくないが」


「それは相手次第です。こちらに攻撃してくるなら反撃します」

「危険なら逃げて良いのだぞ。ここに来たら儂の力の限りは守る。娘は守れなかったから……」


「ありがとうお爺様。でも自分で出来る範囲で出来るだけ頑張ってみます」

「ここに戻って儂の跡を継いでくれてもいいのだが?」


「前の家族に見つかりたくも無いですし貴族は……自信無いので」

「まあいつでも戻るところは有る。その方が気楽だろ?」


「ありがとうございます。では行きますね」

「また話を聞かせてくれ」


 転移した。もうここは水源地付近だ。少し休んだらなんかもう一度使えそうなのでクアの家まで転移した。

「サザンカ大丈夫?クア達には声かけずにこのまま戻る予定だけど。30分くらい休んだらもう一回転移できそう」

「私は大丈夫。お姉様は平気?」


「なんだろう慣れてきたのかな?二人で転移してるのに余り疲れてないのよ」

「慣れるんだ?」


「多分。私も魔法なんてこの世界に来て初めて使うから分からないのよ」

「前の世界では魔法使えなかったの?」


「というか魔法なんて存在しない世界だったわ」

「なのにこの世界ではすぐに慣れたの?」


「なんて言うのかな……そう物語の中とかによく魔法って使われてたの。こういう魔法有ったら良いなって」

「魔法か……使えたらいいな」


「サザンカが成人したら教会に行って管理人さんに聞いてみようか」

「神様じゃなくて管理人さん?」


「私をこの世界に連れてきたのが管理人さんなの。だから聞けるか分からないけど聞いてみる」

「少し期待しても良いのかな?」


「それは分からない。でも使えても使えなくてもサザンカはサザンカよ。何も変わらないわ。逆に魔法が使えるからと積極的に戦いに行くようになったら嫌かな」

「それは気を付けるね」


「そろそろ行きましょうか。魔力戻ったわ」

「早いですね。いつでも行けますよ」


 有間口付近まで転移した。さあ今日はもう疲れた……

「少し戻って有間口で1泊する?この先旅して野宿では疲れ取れそうにないから」

「任せる」


 有間口で1泊して再び旅が始まった。確か次は六社だったかな?

「前に聞いた時確か途中1泊で次の街まで行けるって聞いたと思う。行こうか」

「はい」


ゆっくり会話をしながら歩いて行った……結構景色が単調……

「サザンカ退屈してない?」

「退屈より少し疲れた」


「休もうか?」

「お願い」


 少し休んで魔法で水と魔獣の肉を少し食べさせるとすぐにサザンカは元気になった。

「魔獣の肉って疲れ取れる?」

「そう言われると……少し元気になりました」


「歩けそう?」

「大丈夫!」


再び単調な道を歩いて行く。

少しサザンカが疲れる度に魔獣の肉を食べさせたら元気になる……。

「薬じゃないけど副作用怖いからここで1泊しましょう。もう結構いい距離進んだわ」

「副作用?」


「疲れが取れた分一気に戻ってきたら動けなくなるかもしれないし、念のためここで1泊して様子見ましょう」

「なんか良く分からいけどわかった」


「もう少ししたら暗くなるからね。少し道から離れて……ここで休みましょう。魔法で気配も消しておくわ」

「何でもできて便利ね魔法って」


「本当に。もうない世界に戻れないかも」

 何事も無く1泊出来て翌日起きて歩くと3時間ほどで街に着いた

「昨日休まず歩いたら着いていたかもね」

「でも野宿も良い経験では?意外と怖くなかったし」


「でも外なのだから街中よりは疲れてると思う。そう言えば体は大丈夫?」

「普通に元気……と言うよりもいつもより元気かも」


魔獣の肉って不思議な力が有る?

今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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