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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第103話 1度ある事は……

 セアノサスは久々に見た変わり過ぎた街を見て驚いていた。

「人口は3倍以上に増えたかな?」

「数年でそんなにか……」


「中心部行ったら驚くよ。基地みたいなの有るし」

「先程目の前で城をつくった人を見たからもうそんなに驚かないと思う」


「それって領主様?」

「ツバキ……って冒険者だけど」


「領主様だね。見た目は私達より若い」

「そうだ。本当に領主なんだな……今は国王だったか」

「呼んだ?」


「呼んではないが、とりあえずここに連れてきてくれてありがとう。これからこの地域を警戒するよ。敵が来た時どこか避難できる場所は有るのか?」

「この先に拠点が有ってそこに地下室が有るからそこに隠れて」


「わかった」

「敵の数が多かったら逃げる事を優先して。戦果なんて要らないから」


「了解!」

 

 セアノサスに子鹿地区を任せて私達は次の魔獣が出た地域に転移した。

各地に拠点をつくり見える範囲の魔獣を倒していったらいつの間にか国内は魔獣の被害が無くなった。

国内は落ち着いたし、次は西山口国ね。


 私は国境付近に居るアベリアに魔法で連絡すると、もう国境付近まで魔獣が来ているそうで、西山口国の国境付近の住民がこちらに逃げてきているらしく現在受け入れをしていると聞いたので急いで転移した。

「アナベル、国境付近はどんな感じ?」

「西山口国側から住人や兵士の一部もこちらに逃げてきています。現状未だ魔獣は国境を超えていませんが……時間の問題でしょう。もう少しでこちらから連絡しようと思っていたところです」


「どうするのが正解かな……軍を進めるのは良くないよね」

「そうですね。緊急時とはいえ軍が国境を超える……侵略と見られても仕方ないですね」


「今国境に人は居るの?」

「全員こちらで保護してます」


「そう、それなら私達3人だけで国王に会えるか分からないけど行ってくるよ」

「本来なら危険だと止めないといけないのでしょうが……お願いいたします」


 私達は転移で西山口国の中心部に移動した。ここはまだ被害は無いが兵士が忙しそうに動いている。城に向かい、王に会えるのか聞いたら意外と簡単に会う事が出来た。

王が居る所に入室すると、レオさんも居た。簡単に挨拶も終えると話し始めた。

「こんなに簡単にお会いできるとは思っていませんでした」

「その為だけではないが、何か有った時用にツバキ殿には我が国の騎士爵に成って貰っていたからな」


「そうですね。お会いできて助かりました。今国境付近に魔獣が来ており貴国の国民を保護しております」

「そうか迷惑をかける」


「それは緊急時なので良いのですが、対策はお決まりですか?」

「現在魔獣の発見個所に兵士を送っているが……正直詳細は分かっていない」


「そうですか……多分ダンジョンが有ると思うのですが……」

「ダンジョンか!そう言えば前回にそのような事を言っていたな?」


「はい。我が国でもダンジョンから魔獣が発生しておりまして、攻略してから現在は落ち着いてますが……」

「それはダンジョン攻略をしないといけないと言う事か?」


「そう言う事になります」

「正直無理だと思う。こんな事を言うのは国王失格だが……無駄に死傷者を増やすだけになりそうだ」


「そうですか……これは提案なので断って貰っても良いのですが、ダンジョン付近の土地を一時的に私の領土にしてもらっても良いですか?」

「それは構わない……誰も魔獣の発生してる場所なんて統治したくないからな。で、今貴国もそれで対策しているのか?」


「そうですね。今私が国王になりました」

「はい?国王になったと言ったか?……そんなはずはないか?」


「はい。国王です。一応これが証明書になります」

私は北帝国国王から預かった証明書を見せると、国王とレオさんは驚いていた。


「しかし、国王となると貴殿に渡した土地は貴国領と言う事になるな……もうよかったらこの国も一緒に貰ってくれないか?正直この状態が続けば他国から侵攻されるのは間違いないのだ。国民を守るためなら国でも渡すぞ……貴殿なら悪政は無いと信じているから」

「そこまでですか……ならそうですね、一旦お預かりして後日お返しいたします。それでいいですか?」


「いやもう返さなくてもいい。北帝国となら合併しても悪い事はない。元々仲が良かったし……まあ一旦預けるという形で始めようか」

「いや返しますよ……私が国王になったら冒険できなくなりますし」


「今からこの国を預ける……申し訳ないが頼む」

「全力で頑張ります。今からダンジョンを探して攻略するので経験者を招集しても構いませんか?」


「もう貴殿の国なんだ……好きにしてくれ。私は雑用でもしておくよ。でもよかったらレオニダスを連れて行ってもらっても良いか?」

「危険ですがよろしいのですか?」


「危険なのは貴殿も一緒だろう。国内の兵士は言ってくれたら自由に動かせる。とりあえずダンジョンを探させようか?」

「そうですね。でも無理はしないように伝えてもらいますか。魔獣からは逃げても良いので、集まっている場所が分かればその近辺が怪しいので」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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