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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第102話 街とは?

 魔獣が接近している気配を感じたのでサザンカとバーストに言った

「魔獣が10頭くらい来ているからとりあえず倒しましょうか」

「お姉様、とりあえず魔獣10頭って……」

「そんなに多くですか……」


「サザンカは慣れて来たみたいね。バースト土魔法で近くに落とし穴つくっておいて。サザンカは一緒に手榴弾よ」

「あれ普通に使って大丈夫?」

「地面に落とし穴つくります!」


「大丈夫よ、サザンカ。近くに人の気配は無いし……街の方に投げなければ何も壊さないわ。街は壊されてるけど、瓦礫の下に何が有るか分からないから極力街を利用せずに戦いましょう。バーストは大き目の穴をつくって」

「分かった」

「分かりました」


 私達は魔獣が接近するのを待って手榴弾で攻撃し半数を倒し、残りは直接攻撃と落とし穴に落ちたのを魔法で攻撃した。

「全部倒せたし、バーストは外に居る魔獣は初戦果ね。今回は弱めの狐の魔獣で良かったわ」

「この魔獣はどうするのですか?」


「とりあえず回収しておくわ」

「分かりました……私も回収してみて良いですか?」


「そうね……1頭お願いできる?」

「では1番遠いのを……」


「遠いのは私が転移で取りに行くから良いわ。それに手榴弾で倒したから……」

「わかりました。では近くのにしておきます。これ解体しておいて良いですか?」


「良いけど魔力の抜き方知ってる?」

「大丈夫です」


「じゃあお願い。サザンカは警戒しながら待機して」

「わかった。警戒しながら近くの魔獣を処理しておくよ」


3人で別れて魔獣を回収している間に高台から人が下りて来た。

「君達強いんだな……ってもしかしてツバキか?」

「もしかしてセアノサス?」


「久しぶりだな、そうだよ。有間温泉からこちらに移動してきたのだが、魔獣の群れが居てな……街の人の一部を逃がすだけで……」

「と言う事はこの街に取り残された人たちも?」


「……いる。多分隠れている怪我人も居ると思う」

「では早く助けましょう!魔獣は倒しました……隠れている人で動ける人は出てきてください!」


「サザンカは一緒に重傷者の捜索と治療を。それとバーストは軽症者を頼める?」

「了解」

「はい」


 私達は破壊された街の中に入り怪我人を探した。1部の人達は自分で歩いて出て来て、一部の人はがれきの下敷きになっていたのを救助した。逃げていた街の人達も協力してくれて、街に残っていた人の半数は助ける事が出来た。

「もう少し早く来られたら助けられたのかな……」

「ツバキ……そう言うが俺達なんか一部を逃がすだけしか出来なかったんだ……」


「そう……ですね。一部助けられただけでも良かったと考えましょうか」

「そうだ。だが犠牲の有った事は忘れないがな……」


「そうだ、ライラックとエルドラドは元気にしてますよ」

「子鹿地区は今大丈夫なのかな……」


「大丈夫です。今日確認しましたけど、魔獣の発生は有りませんでした」

「何を言ってるんだ?子鹿からここまで移動に何日かかると?」


「私は一瞬ですよ」

「本当か?」

私は転移で彼の後方に移動した

「こんな感じで、子鹿くらいなら転移で行けます。あとで子鹿に送りましょうか?今全兵士が出撃しているので一人でも戦闘経験者がいてくれると助かります」

「……信じられないが言ってる事は本当か……。分かった後で頼む。しかし何でそんなに子鹿の事情を知っている?」


「私子鹿領の領主……兼この国の国王してます」

「何を言っている?」

私は無言で国王からの証明書を見せた。

「国王様とは知らずに失礼な態度を……」

「それは良いの。こんな見た目子供が国王なんて誰も思わないと思うから……もう20歳なんだけどね」


「そうですか」

「それに敬語もやめて……冒険者としては大先輩なのだし」


「流石にそれは……」

「まあそれは良いわ。有間口なんだけど新しい仮の街を近くにつくっても良いかな?」


「それは助かるが……」

「ではつくるね」


私が安全な建物をポイントでつくったら、色々言われた。

「……いつから城を街って呼ぶようになったのですか?」

「今度また魔獣が来ても籠城できるようによ」


「籠城……城って認めてる……それと、どうやってこんな大きな建物を一瞬で?」

「まあ色々有るのよ。皆今回の件が落ち着くまでここに住んでもらっていいかな?後日私が国王辞めたらこの建物壊さないといけないし」


「国王辞めなかったら?」

「このまま残るけど、出来たら自分達で新しい建物つくって。何でも私がすると皆の技術が無くなってしまうから」


「そうか……全てお願い出来ないし……わかった。とりあえずありがとう」

「とりあえず今から肉を渡すから食べて。元は魔獣だけど食べられるように処理しているから」

私は9頭分の魔獣の肉と収納していた食料を渡した。これで当分は困らないとおもう。1頭分……バーストの保管している分は渡していない。

その後セアノサスを連れて子鹿に転移し、ライラックたちの居る所へ連れていった。

「久しぶりだな元気にしていたか?ライラックとエルドラド……もう皆大人だな」

「この辺り変わったでしょ?」


「変わり過ぎだ……これまで辺境の地と呼ばれていたのに……人口も増えてそうだな」


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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