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妹は好きだったけど、現世の家族は嫌いなので家を捨てて……冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第99話 住民

 私達は散田国の新しい土地を開拓していったがまだ誰も住んではいない……。

「サザンカ、私たち頑張り過ぎじゃない?」

「そうだねお姉様。ここ建物だけなら近くの街より多いかも」


「でも人口は0……」

「宣伝した方が良さそうだね」


「どこで募集したらいいのかな?」

「……誰かに聞いてみようか」


私達は国境に行き近くの兵士に聞いてみた。

「この先に街をつくったのだけど、住民は何処で募集したらいいかな?」

「街を……ってツバキ様?街をつくったのですか?」


「そうよ。街をつくったけど住む人が居なくて……」

「そこって私達が住んでもよろしいですか?」


「住んでくれるなら助かる」

「家族を呼んでも?」


「増えたら嬉しいな。家は簡易だけど建ててるから好きな所に住んで」

「前につくっていた仮設住宅とかいう建物ですか?」


「そうよ」

「あれに住めるんだ……家賃は?」


「とりあえず納税してくれるなら無料でいいよ。税は物でもいいし、田畑も準備してある」

「急いで家族に知らせます!」


なんか意外と人気であった。その後少しずつ家族や知人、友人まで集まって街は無人ではなくなった。

「サザンカ、何とか人が集まったね」

「そうだけど……ここの管理はどうする?」


「今は住んでる人たちに任せて私達は数日に一度来る程度で良いのではないかな?」

「そうね。それで相談してみようか」


住民となった人達と相談した結果、ここの管理は基本住んでる人たちで、私達は月に数回来る程度に決まった。

 貰った領地の管理も落ち着いたので、私達は子鹿に戻り休む事にした。

「サザンカ、色々お疲れ様」

「お疲れ様……バーストはどうしてるかな?」


「アナベルのお手伝いじゃないかな?」

「ねえお姉様……バーストの事どう思ってる?」


「え?バーストは元嫌な妹で今は……何だろう……住民?」

「そうだよね……でも魔法の才能があると思わない?」


「正直ある。サザンカほどではなさそうだけど」

「私よりもしかしたら魔法の才能あるかも」


「何が言いたいの?」

「あの子にもっと魔法教えない?」


「それは反対しないけど……」

「正直お姉様が居ないとここの戦力が低すぎて……」


「たしかにそうね。というか私が異常なのかもしれないけど」

「だからダンジョンを使って私達の訓練兼魔石稼ぎをしない?」


「とりあえず本人に聞いてみようか……」

「そうだね」


私はバーストとアナベルを呼び出し聞いてみる事にした。

「アナベル、バーストって働けている?」

「そうですね。真面目に働けていると思います」


「バーストには魔法を覚えて欲しいと思っているのだけど、そうなるとここの仕事が出来なくなるのよ……どっちがいいかな?」

「私としては魔法が使える人数が多い方が良いかと思います」


「バースト黙ってないで何か言って欲しいのだけど」

「私は魔法も覚えたいし……ここの仕事もしたいです」


「少しの間休んでダンジョンに連れて行っても良いかな?」

「私は賛成します。魔法って使えない人も多いのだから機会が有るなら学んだ方が良い。私も学びたい位だ」

「行っても良いなら行きたいです」


「では決定ね。明日からダンジョンに行くわ。今日は早目に寝る事!」

「「分かりました」」


 翌日からダンジョンで実際に戦う事にしたのだが……バーストって基本回復と少しの土魔法しか使えない。どうしようかな?

「バースト今日は魔法で体を強化する方法を教えるわ……ダンジョン内は基本中で放出系の魔法は使えないと思って」

「はい」

基本的な体を魔法で強化する方法を教えて、最初は剣を渡し、弱い敵と一人で戦わせた。

「一人で戦うと経験値が10倍だから頑張って」

「経験値?10倍?」


「それだけ強くなるって事よ。離れて見てるし、負けそうならこちらに逃げても良いからね」

「分かりました」


弱い敵だとすぐに勝てるようになり、魔石も稼げるようになってきた。

「この稼いだ魔石を収納できると便利なんだけど……魔法練習する?もう疲れた?」

「「覚えたい」」


「この魔石をね、空間に収納するんだけど……どう説明したらいいのかな?近くに別の空間がある事を想像して?」

「ごめんお姉様……わからない」

「……ここに物を収納できる倉庫があるとして……出来た!」


「バースト凄いね……正直私の教え方で分かる人が居るとは思わなかったよ」

「適当に空中に私専用の倉庫があるって想像したらできました」

「……私には分からない」


「まあ今日覚えないといけない訳ではないわ。ゆっくり行きましょう」

「そうだね。今日は少しレベルアップ出来たかな?」


「サザンカはこの辺りの敵だと弱いからレベルは上がりにくいかな?バーストは初めての戦闘だから結構レベル上がってると思うよ」

「何か体が軽い気がします……」

「私は変わらないかな……バースト凄いね。私負けそう」


「サザンカ様にはまだまだ遠いです」

「そんな事無いよ。私の方が多く戦ってるだけ」


「でももし少しでも追いつけるなら嬉しいかな?」

「私も負けないように頑張る!」

「二人とも頑張って……私が楽になる」


その日はゆっくり休み翌日もまた戦い……そんな事が数日続くとバーストも魔力が増えて来た。


今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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