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朝井くんは面白さを求めて~  作者: あめだま
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━第1話━ 日常

主人公プロフィール

名前 朝井奏 (あさいかなで)


年齢 14歳 中学3年生


クラス 3年2組2番


誕生日 10月3日


血液型 B型


身長 175cm


「早く金出せよ、、、これしかねぇとか使えねーな」

「これ面白くない?、、えー何それ!まじ面白いじゃん」

朝井奏は人間が好きだ。

自分が予想つかなかった反応、考え、行動をする人間が好きだ。

逆に自分が思った通りの行動や反応、考えをする人間は退屈だ。

まぁ簡単に言うと人間観察が趣味ってことだ。

(はぁ、、、つまらない)

(何でいつも同じ行動を繰り返す)

「おはよう奏!」

「おはよう」

奏はいつもみたいに実験をする。

実験の方法は簡単だ。

ただ昔話したことを少し内容を変えて話す。それだけ

「そう言えば、こないだのゲーム俺もうLv.22になった」

「奏もうLv.22かよー。俺なんてまだLv.15だぜー」

(また同じだ、、、つまらない)

(返しがワンパターンなんだよ)

「はぁ」

「どうした奏?」

「何でもない、、、ちょっとトイレ行ってくる」

席を立ち上がりあと8分ある休み時間を効率的に使うため廊下に出る。 そして周りを観察する。

(あっ、、、また石井のやつ井上からお金を取ろうとしてる)

(多分いつも通りお金を渡すんだろうな〜)

「今日も金持って来たよな」

「今日は、、、その、、、もうこんなこと辞めてくんない」

(いつもと違う。おもしろい)

「はぁ、、、調子乗ってんの?」

(手を出すのはつまんない)

(暴力で人を黙らせるのはおもしろくないんだよね)

「まぁそこまでにしようよ。手を出すのは良くないよ」

「はぁ、、、なんだよ。皆から一目置かれてるからって調子のンなよ」

(こいつもワンパターン、、、つまんない)

「おい黙んなよ!チキってんのかよ笑」

(つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない)

「なんとか言えよ」

(あーもう、ムカつく、こいつにだったら言ってもいいよね)

「あんま調子のんない方がいいよ、、、」

「1人じゃなんも大したことないナリヤンが、、、ヤンキー気取りがそんなに楽しの?笑、、、束になれば自分は強くなるとでも思ってんの、、、笑うんだけど、、お前結構嫌われてるの自覚してないの笑笑」

「おいあんま調子のんなよ」

ナリヤンが手を上げようとしたその時

「お前ら何してるんだ!」

(やっと先生登場か)

こうゆう時にクラスのリーダーっていうレッテルがあると楽だ。

「先生ー、、石井君が井上君に殴りかかろうとした時に朝井君が井上君を守ったんです!」っとみんなが口を揃えて言う。

(やっぱりおもしろい)

「あの朝井くん。守ってくれてありがとう」

「いいよ全然。あそこでああやって言い出せるとか勇気あるね」

(これでいい、、、これでまた俺の学校の立ち位置が上がった)

やっぱり人っておもしろいと朝井奏は思った。





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