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玉響~Poetical works an anthology ~  作者: 九条 夏夜乃
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雪月夜

真夜中

あまりの明るさで

ふと目が醒める



カーテン越しに伝わる

月夜の明かり



窓を開ければ

眼下に広がる銀の世界



空から降るしろいわたあめが

地面に薄く積もったしろいわたあめが



月の光を写して

今日もわたしの睡眠を遮る



これから

このしろいわたあめは

この世界に

無音で

イタズラをする



わたしは目が醒めてしまったから


このしろいわたあめが

ふわふわ ふわふわ

舞い落ちるしろいわたあめが

世界と言う大きなキャンパスにイタズラをするところを

もう少し眺めていようと思う



……嗚呼


だから結局

毎日毎日わたしは寝不足になってしまうんだ


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