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プロローグ

 夜の(とばり)が下りた真冬の森の中。


 そこには二人の男女がいた。


 男は女を抱きしめるようにしてしゃがみ込んでいた。


 抱きしめられている女性は少しも動くことは無かった。


 男の(からだ)は僅かに震えていた。


 その理由が寒さによるものではない事は、男の頬を伝うものが示していた。


「……すまない……ありがとう」


 男は呟くようにして声を絞り出すと、優しく、丁寧に女性を横に寝かせる。


 そして、慈しむように一度頭を撫でると、男は暗い闇の中に消えていった。

読んでくださってありがとうございます。

良ければ続きも読んでいただけると嬉しいです。

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