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斬って燃やして逃げ続け

 今、自分とグレンは森の中を走りながら逃げ回っている。あれからイートプラントと戦かい勝ったのだがそれから次々とイートプラントが湧いて出てくるので逃げる事に。多分だがスキル成長の効果で一気に成長して襲い掛かってきているのだと思うが数が多すぎて相手してられない。今自分は見習いウィッチを背負った状態で森を爆走している。グレンはしんがりを務めて火球を放ってくれている。


 「ハァハァハァ・・・・どんだけ出てくんだよ!お前らはGか何かか!?」


 1体倒すと10体出てくるイートプラント、どこかで休めないかとマップを開いて確める。


 「グレン!湖に行くぞ!」

 「ウァ!」


 そう言って湖に走っていく。イートプラントは成長で出て来たのは速さがそこまでないのか見習いウィッチを背負っている自分にも全く追いついてこないのが幸いだ。一気に振り切り目的地を目指す。


 湖に到着して少し時間にゆとりが出来たので今回のクエストを確認する簡単にまとめると

 ・朝6時までイートプラントから逃げる事

 ・見習いウィッチかプレイヤーが死んだ場合クエスト失格

 ・森からは出れない


 と書いてある。つまり無限に沸くあれから逃げつつ後、1時間逃げ切れということだ。数の暴力というのがどれだけ強いのかを身をもって今知った。戦っても沸いて来るなら倒す意味がない。経験値もそこまでいいわけでもないらしいし。


 「取り合えず。この子の状態異常を直さないと。見張り任せたぞグレン。」

 「ウァ!」


 グレンを見張りとし手早く済ませる。まずは気絶この状態を直さないと回復アイテムが使えないので気付薬を使って目を覚まさせる。目が覚めた彼女は周りを見渡して自分とグレンを見つけて警戒している。


 「あー大丈夫だ。自分達は君を助けに来たんだ。」

 

 偶然というのと本来はイートプラントが目当てだったけど言うだけ野暮だし黙ることにし次に麻痺消しの薬を手渡す。恐る恐るだったが受け取ってもらう事に成功した。飲んだ彼女は元気になったらしく普通に動けるようになった。


 「ファー♪」

 「お礼を言っているのか?別にいいって後、これも飲んでおいてくれ。」


 そう言って渡したのは回復薬とMP回復薬も手渡す。飲んだ彼女はHPもMPも回復しこれで一安心見習いウィッチ140センチぐらいの大きさで元気な女の子という感じだ幼女ではない。髪は最初フードで分からなかったがセミロングぐらいだと思う。


 さて彼女が元気になったのはいいがこれからだあと50分何とか逃げないといけないがこちらの戦力はメインのグレンと自分あと


 「君って戦ってくれるの?」

 「ファー」


 首を縦に振っているので戦ってくれるのでこれで三人それでも流石に無限わきにはどうしようもない。どうするか。考えていたがここでグレンが声を上げる。


 「ウァ!!」


 どうやらもう来たらしい。取り合えず逃げる事を最優先してまた走る。


 「何かないか?この状況を一変する何か・・・・!」


 そこで考えていたらツルを伸ばして攻撃してきた。それを剣で斬り更に走る。流石にこんなおいかけっこはいつまでも続かない。数も多くなっているような気がして来てるし。このままじゃあ。そんな時だったグレンが進行方向をいきなり変えた。


 「どうしたんだ!?早く逃げないと!」

 「ウウァウ!!」

 

 グレンは何かを伝えようとして来る。とても焦っているこの反応は今日見たことがあった。


 「あの熊か!?こんな時に。」


 あんな化け物とやり合ったらまずい逃げる方向を変えようとしたがそこである事を思いついた。この際だ一か八か賭けるしかない。


 「グレン!あいつのところに行くぞ!」

 「ウァ!?」

 「こうなったら最強対無限の戦いだ!!」


 この森で出会った熊、グリーンベアーに賭ける。そして自分達は熊がいる方向に走り出していった。


 

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