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モータードライブ  作者: 藤村ひろと
イズモと女王
7/8

……もしかして、女か?


深夜23時、帝都高速のパーキング。

 

イズモはいつものように()()()()()()いた。


合成レザーの上下、ブーツや傍らに置いたヘルメット、身に着けるそのすべてが黒い。夜を思わせる黒髪が、皇都ドームの循環風(じゅんかんふう)にあおられて揺れる。



「さて、そろそろいいかな」



防犯カメラの死角へ置いた自身のモータサイクルへ歩み寄る。


すると彼の接近を感知し、モータサイクル・アーティフィカル・インテリジェンスが起動。M.A.Iと呼ばれるそれは、モータサイクルをコントロールする電脳だ。

 

メインモニタに、起動フェイズが表示される。

 

イズモはそれを無視して、走り出そうとアクセルを開けた。が、起動フェイズの終了していないモータサイクルは、当然ながらピクリとも動かない。


それどころかM.A.Iから抗議の声が上がった。

 


「起動フェイズの終了まで、操作をしないでください」


「あーはいはい、ごめんごめん」

 


抗議をかるく流し、起動フェイズの終了を数秒ほど待つ。

 


「起動フェイズを終了。すべての機器は()()()()()()()()しています」


承認(アグリー)だ」

 


M.A.Iが違法アプリによる偽情報で確認した『事実』を告げ、イズモはそれを『承認』する。この一連のやり取りで、電脳が()()()()()()()()()()ことを確認すると。

 


「さて、そんじゃ行こうか」


 

イズモは帝都高速の闇へむけてアクセルをひねる。


モーターにつながれたドライブチェーンが、ぐんっと後輪を力強く回し、黒いモータサイクルはキュキュキュとスキール音を響かせて走り出した。




◇◆◇




イズモの駆るモータサイクルは、前輪をかるく浮かせて加速してゆく。

 

浮いた前輪が接地した時、スピードメーターの数字はすでに公定速度の2倍を上回っていた。そしてそれは、すぐに2.5倍を超える。


闇に吸い込まれるように、イズモは夜を駆ける。


やがてゆるい右カーブに差し掛かった。と、ミラーに後続車のライトが写りこむ。光の迫ってくる速度を見て、イズモはすぐに相手の見当をつける。


 

「ああ、女王か」


 

チタニウム合金を真鍮(しんちゅう)色のフレアパターンで彩った鈍く光るモータサイクルが追いつくと、二台はそのまま並んでカーブを抜け、同時に加速した。


しかし相手だけがするりと前に出て、モーターのうなる鋭い音とともに猛烈な加速。

 

イズモもアクセルを大きく開ける。


次のカーブがみるみる迫ってくる。フルブレーキングするほどの曲率ではないのでそのままアクセルだけオフ。モーターの回生発電抵抗だけで減速する。


内燃機関におけるエンジンブレーキのようなものだ。

 

二台はほぼ同時に車体を寝かす(カットイン)


そして並んだまま、地べたへ吸い付くように曲がってゆく。


リアタイアのゴムが激しく千切れ飛び、ブラックマークが路面に美しい弧を描く。




◇◆◇




さすがに平日の深夜、帝都高速は空いている。

 

とは言え大都市だけに無人とまでは行かない。他のモータサイクルやオートモビルが、それなりの数は走っている。


その隙間を二台は狂ったようなで速度で、ひらひらと舞うように抜ける。

 

愛してやまない陶酔の時間の中で、イズモはにやりと口元をゆがめた。


 

「へっ、やっぱり速いなぁ」


 

モータサイクルは運転技術への依存度が高い。要するに「ウデの良し悪し」が大きく影響する。


もちろん、あまりにも性能に差があればその限りではないが、イズモと女王のマシンに性能差はほとんどなかった。どちらも高性能のスポーツマシンだ。

 


「ちぇ、へこませてくれるぜ」

 


苦笑しながら背中を見つめる。

 

と、シートの上で女王の身体が踊った。


決して激しいアクションではないが、彼女の身体がすっと動くたび、モータサイクルはゆらりと揺れ、それから意志を持ったようにグイグイと曲がってゆく。


ひとつひとつの所作が、流れるように美しい。


イズモは小さくため息をついて見入ってしまう。


やがて曲がりこみのキツいカーブにさしかかる。イズモはこのカーブが少し苦手だった。ギリギリで突っ込んだつもりでも、少し速度を落としすぎてしまう。


瞬間、女王との差がすぱっと開いた。

 

あわててアクセルを開けるが、時すでに遅し。


立ち上がりで大きく差が広がる。


 

「くっ、やられたっ」


 

走りで相手をる。


そう評される女王の鋭い走りに舌を巻きつつ、イズモは彼女の後ろ姿を追った。




◇◆◇



 

長い橋に差し掛かる。


女王はすでに橋の途中にあるパーキングへ入ってゆくところだ。彼女へ続いてパーキングへ入ると、見慣れた連中が集まって女王を迎えている。

 

イズモはモータサイクルの列に愛機をすべり込ませた。


それから女王のモータサイクルを横目で眺める。

 

薄いチタニウム合金製の軽いカウル。真鍮色のフレアペイント。樹脂製の部品を極力廃した、ほの暗い雰囲気をまとう姿を、ため息とともに見つめる。

 


「イズモ、速くなったね」


 

ヘルメットを取った女王が、こぼれるように微笑んだ。


広がった長い黒髪は、背中の半ばへ届いている。

 

彼女の全身を包んだ黒いツナギの革は、恐ろしいことに天然皮革である。その飛んでもなく高価な素材を、豊かな胸が大きく押し上げている。

 

ツナギの黒と対照的な白い肌が、街灯を受けて幻想的に輝く。大きな瞳で見つめられ、イズモの心臓は少し鼓動を早くする。


それを隠すために、仏頂面で頭を軽く下げ。

 


「どうも」

 


レザージャケットを押し上げる豊かな双丘を見ないようにしながら、イズモはぶすりと応えた。

 


「あはは。相変わらず愛想がないね」

 


けらけらと屈託なく笑った彼女は、ダンサーかバレリーナのごとく片足をすっと持ち上げて、不必要なほど優雅にモータサイクルから降りる。


そうして立つと、ぴたりと張り付いた革ツナギが彼女の持つ美しい曲線を強調する。柔らかな身体のラインがモータサイクルの曲線にとけて、ちょっとした芸術品だ。

 


「愛想がないわけじゃない……んですけどね」

 


聞こえないように小さくつぶやいて肩をすくめると、周りの男たちが彼女へ話しかけてきたのを潮に、イズモは彼女の前から離れて歩き出した。

 

パーキングの奥でしゃがんでる、大きな背中に用があるのだ。

 


「ガンテツさん、こんばんは」

 


タイアの融け具合を確認していたガンテツが、その声にこちらを振り向く。声がイズモだと気づくと、にっこり笑って「よう!」と片手を上げた。

 

イズモより頭ひとつ大きい身長に、ガッシリとした堂々たる体格。スキンヘッド気味の坊主頭。見た目は怖いのだが、笑顔がやたらと優しい。


初めて出会った時、この笑顔にイッパツでやられてしまった。


以来、イズモはガンテツになついている。


 

「どうしたイズモ、シケたツラして。女王にやられたのか?」


「ええ、ついていけるかと思った矢先に、あっさり斬られました」


「ははは、まあ仕方ねぇさ。だからこそ、女王なんだし」


 

笑うガンテツに、イズモは悔しそうな顔で肩をすくめる。


 

「しっかし、なんであんなに、あっさりイかれちゃうんすかねぇ」


「クローズドサーキット(レース場)なら、そこまで差は開かないはずだ」


「そんなもんですかね」


「要するにメリハリの問題だよ」


 

ガンテツはニヤっと笑って説明し始めた。興味を覚えたイズモは身を乗り出す。


 

「女王はさ、相手の苦手なポイントを見きわめるのが、やたら早いんだ」


「苦手なポイント?」


「高速で曲がるのが苦手とか、四輪をすり抜けるのが苦手とか、さ」


「ああ、なるほど」


 

そう言えば自分も、ちょっと苦手なカーブでやられた。


 

「流して走りながら様子を見て、苦手なポイントでいきなり全速。するとその速度差で……」


「一気に差がひらくってことですか。なるほど!」


「もっとも、トータルで速いからこそ、そんなことが出来るんだけどな」


「まあ結局は、地力の違いなんでしょうけどねぇ」

 


ふたりは笑いながら、女王の姿を目で追う。


彼女は友人に囲まれて、なにごとか熱心に話し込んでいた。女王は彼女に惹かれる者にとってアイドルであり、崇拝する者達にとっては絶対者だ。


そしてイズモにとっては……


速度域を共有する友人であり目標でもある。あるいは「本人が押し隠そうとしている感情」を考慮すると、また別の関係ももしかしたらあり得るかもしれない。


とにかく。


彼らとの時間を、イズモは愛していた。



◇◆◇



 

「環状を回って皇湾、例の大回りで環状戻りね」

 


そのルートを二周する意味で指を二本立てた女王にうなずいて走り始めたモータサイクルは、イズモやガンテツを含め7台。


前を走る女王が速度を抑えながら、彼らは列になって走っている。さすがにこの時間ともなると、一般車はあまり走っていない。


イズモたち夜棲だけが、圧倒的な速度で闇を切り裂いてゆく。

 

皇都環状線を一周したあと、女王は皇湾線へ出た。


環状線の複雑なレイアウトに比べ、皇湾線のそれはゆるやかである。当然ながら平均速度はぐんと上がってゆき、列になっていたモータサイクルがバラけ始める。


皇湾線を半分走ったところで、残る台数は三台。


女王とガンテツ、その後ろにイズモだけ。


さらに速度が上がり公定速度の2.5倍から、直線では3倍を超えてくる。


ビリビリと空気を切り裂きながら、ライトに照らされて浮かび上がった路面をにらみつける。道路がまるで黒い激流のように、うしろへ流れてゆく。


と、路面のギャップを拾った。


車体がゆらっと怪しく揺れるがアクセルは戻さない。急激なアクセルオフは車体の挙動を乱すので、この速度域でのアクセルワークはよりシビアになる。


速度はすでに「狂ってる」と言っていい領域だ。


イズモはいつしか口元に微笑を浮かべていた。



(おそらく、ガンテツさんや女王も同じだろう)



ふたりの背中がやけに(いと)しく思える。


死と隣り合わせの狂ったダンス。


この瞬間が、イズモはたまらなく好きだった。



 

◇◆◇




大柄なモータサイクルだった。


イズモたちの乗るマシンに比べてひとまわり大きい。


空気抵抗が考慮された滑らかな曲線の外装(カウル)が、その曲線ゆえに膨らんで見えるため、より大きい印象を与える。


車体色が真っ白なのも、大きく見える要因だろうか。


搭載されているモータが大型のため最大出力はイズモらのマシンに勝るが、引き換えに重量は20%ほど重い。


長距離を高速巡航する目的で作られた車両だ。


その白い大型のモータサイクルは、深夜の皇都環状線を流していた。


オレンジ色の街灯に浮かび上がった路上を、ゆったり穏やかに走る姿は、まるで獲物を探して空をゆったり旋回する猛禽のようだ。


いや、実際に獲物を探しているのだろう。


その証拠に白い車体へ(また)がる乗り手(ライダー)は、前方よりもバックモニターに気をとられているようで、先程からチラチラと視線を飛ばしていた。


そのまま環状線を走り、皇湾線との分岐を越える。


分岐を過ぎてしばらく行ったあたりで、不意にバックモニターが光った。イズモたちが環状線に合流してきたのだ。彼らのヘッドライトがぐんぐん近づいてくる。


モニターの光点が、見る見る大きくなってゆく。


それを確認した白いモータサイクルのライダーは、ヘルメットの中で「スクラッチ・スクランブル」と(つぶや)いた。


事前に登録したキーワードによる音声操作だ。


同時にアクセルを大きく開ける。


少し緊迫したその声を、ヘルメットのマイクが拾った。


マイクの声とアクセル操作を関知したM.A.Iが(正確には違法アプリが)モータへ流す電流を急激に、しかも大幅に増やす。


白いモータサイクルは蹴飛ばされたように加速。


ガソリン車のシフトダウン&フルアクセルと似た効果のシステムだ。


加速が公定速度の2倍を超えたところで。


ちょうどイズモたちが追い付いた。




◇◆◇




抜かそうとしたモータサイクルが急加速した。


つまり、()()()()()()なのだろう。


白いマシンに追い付いた女王がぺろりと唇をなめ、続くガンテツが「いいねぇ」と口の端で笑い、最後尾のイズモは鼻唄を歌い始める。


三人とも瞳がキラキラ輝いていた。


それはそうだ。


いつものメンツで走るのももちろん楽しいが、やはり「ゲスト」がいるとテンションが違う。緊張と(たかぶ)りが程よくミックスされるのだ。


心臓が「どくん」と高鳴る。


追い付いたイズモたちと追い付かれた白いマシンは、そのまま縦に並んでカーブを抜け、申し合わせたかのごとく同時にアクセルをワイドオープン。


高周波のモーター音が、帝都高速の路上に響く。


四台のモータサイクルが(かな)でる深夜の輪唱(カノン)



「あ、女王ちょっと絞ってる?」



気づいたイズモが鼻唄を中断して呟く。


先ほどガンテツに聞いた話を思い出し、女王が速度を少し緩めていることに気づいた。そこで今までと違い見える部分ではなく「彼女の考え」をトレースしてみる。


この白いモータサイクルは初見だ。


当然、女王は様子を見ながら付いてゆくはず。付いてゆけないほど速ければ全力を出すだろうが、間違いなくそれはないだろう。


初見、つまりコイツは帝都高速がホームじゃない。


そんな余所者(よそもの)に女王が引き離されるなど確実にあり得ない。そう確信したイズモは後ろから観察するつもりで、白いマシンへと視線を移す。



「小さいな……もしかして、女か?」



だとしても女王ほど胸はないな、などと下らない事を考えつつ、その姿を眺める。道はユルいカーブから直線に入り、速度は上がるが「ひと息つける」ポイントだ。


イズモが見て取ったように、その乗り手(ライダー)は小柄だった。


またがる車体が大きいため余計にそう見える部分もあるだろうが、どうやら小柄な男というわけではないようだ。腰から尻にかけての曲線が、それを否定している。


赤い合成レザーに小柄な身を包み大きな車体に張り付くようにして走っている姿は、なんだか少し微笑ましくも見える。


が、そう思って表情を緩めようとした次の瞬間、イズモは思わず息をのんだ。


左の高速カーブへ突っ込んでゆく、その速度が女王に遜色なかったからだ。



「マジか、初見でここ180行けるのかよ!」



公定速度の3倍近い速度から一気に減速して突っ込んでゆくこのカーブは、解っていても速度を落としすぎてしまう難所だ。


少なくともイズモが公定1.8倍で突っ込めるまでには時間がかかった。


そんなカーブは、皇都にふたつ存在するレース場(クローズドサーキット)には存在しない。


帝都高速だからこそありうる、リスキーなカーブなのだ。


もしあるとしたら皇都の外だろうが、そこは皇都の市民が出入りできる場所ではない。皇都は入るにも出るにもそれなりの「合法的理由」が必要であり、普通の市民にそれは用意できない。


外殻世界との貿易業者、あるいは調査のための探検隊。


ぱっとイズモが思いつくのはその二種類の人間だけだ。この女がその二種類でない限り、彼女はここをほとんど初めて走って限界速度に近い速さを出していることになる。



「ほえ~、すげぇな」



イズモは単純に感心していた。


速い。それだけで彼らにとっては尊敬に値する。


もし例え性格的に好きになれない場合があったとしても、この速さは充分に敬意を払う価値がある。少なくともイズモやガンテツにとっては。


おそらく同じような思いだったのだろう、女王とガンテツもヘルメットの中で目を剥いた。



「面白い」



女王とガンテツは()しくも同時につぶやいて、目の前のライダーの評価を修正する。


白いモータサイクルに二台並んで続き、少しだけ離れてイズモが続く。低速カーブ(とは言え公定速度以上なのだが)を二車線めいっぱい使って、ステップから火花を散らしながら曲がってゆく。


路面にエッジを立てて切り裂くように、三台が同じラインで抜けてゆく。



「ってことは、ラインを初見で読んでるってことだよな。やるなぁ」



感嘆しつつ同じラインに乗せてゆくイズモ。


三台の走りを見るために少し距離を置いていたが、ここでもう、我慢できなくなった。少し無理目に速度を上げ、なんとか三台のうしろへ並ぶ。


自分だけこのランデブーに参加できないなんて冗談じゃない。


もう様子を見るのはやめて、この最高の時間を楽しもうと、イズモはガンテツのうしろにぴったりと付けた。目の前の背中が、うれしくてうれしくて仕方ないと言ったオーラを放っている。



「かははっ! やっべ、ガンテツさん楽しそう」



白いマシンが路面のギャップを拾って横にすっ飛ぶ。


が、危なげなく立て直して加速する。



「あ、ギャップ(ここ)は知らないのか。んじゃ、やっぱ知らない道であの走りなんだ。狂ってるな」



この場合はもちろん、誉め言葉である。


すっ飛んだ隙に女王が前へ出た。


続いてガンテツも抜こうとするが、ちょうど彼が外側になるカーブが目の前に迫り、内側の白いマシンへラインを譲る。女王、白、ガンテツ、イズモが次々とカーブへ。


車体を傾け(カットインす)るポイントで、女王がパタリと寝かし。


続いて白、ガンテツ、イズモがパタパタパタと順番に倒してゆく。その様はまるでダンスか組体操でも見るかのように、途切れなく、ズレなく、そして美しかった。


その美しい舞台に自分が参加できている。イズモはそんな喜びをかみしめる。


ああ、この瞬間が永遠に終わらなければいいのに。


しかしイズモがどれだけ願っても、その時はやってくる。


女王がウインカーを点滅させ、パーキングへ入る意思を見せた。すると白いライダーもウインカーを点ける。



(もしかしたら別れて行ってしまうかな)



と思っていたイズモは、安堵のため息をついた。


こんな走りをする奴だ、いろいろと話してみたい。


四台は減速し、ゆっくりとパーキング入口へ吸い込まれていった。



 

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