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二話
職員室に行くと会議室に案内された。
「結城さんが来るまでここで待っていてください」
「あっ、はいわかりました。」
初めて会う先生はどうしても緊張してしまう。
しかも相手が若くて美人だから尚更だ。
(若いな····)
高校の先生には会ったことがないので分からないが、こう言うものなのだろうか。
「失礼します。」
先生と入れ違いに入ってきた人は花だった。
「久しぶりだね?恭ちゃん。」
「よう。」
空気がなんか重くて居心地が悪いのでなにか話すことにしたが、話題が思い付かない。
(前まではこんなことはなかったんだけどなぁ···)
花の方を見ると花も少し気まずそうにしていた。
そこでタイミングを狙った見たいに誰かがドアを開けた。
「どうも、校長です☆」