一話
新しい物語なので初投稿です。失踪はしません。
乙女百合高等専門学校«おとめゆりこうとうせんもんがっこう»。
それは天才しか入れないと言われた超がつくほどの名校。
俺は家族の反対と友達に無理と言われつつ、見事その学校に合格した。
そして俺はその学校の校門の前に居る。
「よし!!」
校門を通り抜けると人が沢山集まっていた。
(何だろう?)
人混みを掻き分けつつ一番前まで行くと張り紙が張ってあり、張り紙には全学年のクラスが書いてあった。
(俺は····B組か。)
名前を確認したら、邪魔になるので人混みの外に出た。
人混みの外に行くと、そこには小さい頃から知っている顔があった。
俺が百合高専に行くことを一番反対していた人である。
結城花«ゆうき はな»小学生の頃からの同級生である。
声をかけるべきかどうか悩んでいると校内放送がなった。
「ええ~結城花さん、神谷恭吾は至急職員室まで来てください。繰り返します···」
放送で呼ばれた名前は俺と花だった。
(····先に職員室に行こう。)
何となく声をかける気にはならなかったので先に職員室に行くことにした。