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第5章 わたしの生は、ベイズである

外界は決して“見えない”。

だが、感覚のパターン、予測の外れ方、鞭毛の振動、光の加減——

それらすべてを通じて、ぼくは「今ここにいる」と確信する。


ぼくの存在とは、予測し、調整し、確率的に安定する、ただそれだけだ。

それが、細菌としての生。

それが、ぼくという「現象」の、ただひとつの定義。きみはこれを意識と呼ぶだろうか?その答えがイエスでもノーでも 僕には関係がない。僕は確かに 世界と関係をもっている。それは確かだ。

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