表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/29

準備

お腹いっぱいになり。

「ごちゅしょーしゃまてしゅた‼︎」

やっぱり挨拶大事よね。

「おかーしゃま、エアがんばりましゅ‼︎」

魔法が学べる私のテンションMaxだ。

「では、天気も良いので外でしましょう、マリー、エアリアをお願い」

「畏まりました」

マリーさんは私付きのメイドさん。25歳。いつもお転婆な私を助けてくれる優秀なメイドだ。フェリア家の分家にあたる家の出身らしい。黒髪にルビーの瞳。マリーさんはオシャレであり、いつも私の服を選んでくれる。

「お嬢様、少し動きやすい服に致しましょう。」

「あいっ!」

いつも私の意見を聞いてくれる。助かる。

マリーが選んでくれた服はグリーンのワンピース。黒のリボンがポイントについていて可愛い。


本日はフリフリドレスでは無いらしい。

「まほうはうごいておぼえるにょ?」

「そうではありませんか、お嬢様の事ですので、何か起こるかと」

グサっ うう反論できません。

「マリーはまほうつかえゆ?」

「はい、身体強化、効果補助、フリーデル様と同じく支援魔法が使えます。」

「しゅごい‼︎」

「お嬢様もこれから学ぶのですよ、私などすぐに追い越しますわ」

「がんばりましゅ‼︎」

そんな会話をしていたら髪のセットが終わったらしい。ツインテールだ。私の髪は父様に似てちょいふんわりパーマだが、よりパーマをかけてウェーブしている。リボンは服と同じグリーンだ。

前は髪を伸ばしていた事ないので、髪のセットは私の楽しみの一つだ。切りたいと言った時は凄い事になりそう。


マリーとともに中庭に出る。

と、ともにくるのは黄金の毛色の犬。

「あしゅ‼︎」

「ワン‼︎」

おぉ、今日も見事なもふもふっぷり。

家のお庭番犬番長サンウルフのアス。

サンウルフは名の通り太陽の加護を持つ狼の魔獣。

炎魔法でよそ者を追い払っている。

見た目はゴールデンレトリバーに似ている狼だからか耳は立っている。

がSランクと言う希少で強い魔獣。

父様の武勇伝時代に仲良くなったらしい。

サンウルフは家にアス1匹だが、数多いるお庭番魔獣のトップだ。


「あしゅ、きょーは、おかーしゃまと、ろいからまほうをおしゅえてもらうの。」

もふもふしながらアスに庭にいる事を言う。


「ワン‼︎」

っとアスはひと吠えすると私を背中に乗せた。

連れて行ってくれるらしい。

「ありあとー」

もふもふおを堪能しながらお礼を言う。


さて、母様とロイは来てるかな?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ