表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/29

もふもふと仕返し

久しぶりにお庭で遊ぶ。

ソルリアも通常サイズだ。

さっきミニサイズでかけっこしたが負けた。

流石速い、いや、私が遅いのかな?前は運動オンチだったし。

…レイア、並みにしてます様に。

お庭番アスとデイルは何故か戦っている。

見た目はじゃれてる様に見えるが。

なんでもソルリア曰く漢の戦いらしい。


本日は通常サイズをお手入れ。

シャンプーはマリーとロイと一緒にま眩しい。

大変なのはブラシだ。一房、一房ずつ丁寧にとく。

しかしツヤツヤだなぁ。

スリスリ、スリ「主」はっ、

「ソルリアごめんなしゃい、つい」

誘惑に負けた。

「構わぬ、主の手は優しいからな」

「ありあと」


その時アスが吠えた。

勝負がついたらしい。

デイルを下敷きにしている。


父様はどうやってアスと仲良しになったのだろう?


しかし、ソルリアはフェリア家に来てからますますキラキラしている。

ようやく護衛や使用人が腰を抜かさなくなったし。


「しかし、キャメルとの遊びを邪魔したのにはお礼をせねばな」

あぁ、私が初めてソルリアに会った時話してた戦神か。

邪魔したのはレイア…

「こんどしんでんにいこうね、おいのりしなきゃ」


ごめんレイア、私には止められない、しかし、なんで横槍を?

まさか私とソルリアを合わせるため?

まさかね、よね?


「はい、おていりぇおわり」

「うむ、オヤツだな」

「きょうはチョコのけーきだって」

オヤツがチョコだと聞くと


「さあ、早く行くぞ、」

チョコレートはすっかりソルリアの好物だ。


通常サイズになると私をひょいと乗せて歩き出す。

おお、ツヤツヤだぁ、いい天気で眠くなる…

もふっ、もふもふもふもふ

た・ま・ら・ん


こんな日もいいよね。


はい。いい天気です。

今日の私は白のワンピースにオレンジのリボン、髪型はゆるふわ三つ編み。アティ姉様がしてくれた。


またもややってきました、神殿、ある意味、レイアにお礼に。

ソルリアと共に。


あぁ、お願いだから大ごとになりませんように。

はぁ、とため息をつくと、

「エアリア、大丈夫?疲れた?」

母様が心配してくる。

「だいじょうぶでしゅ」

大丈夫です。何たって常時健康体だからね。


神殿に入り神官のラスハル様に挨拶する。

相変わらずキラキラ人間だ。


ソルリアと一緒にお祈りする。

ピカーと像が光る。

あれ、これ前にも…


気がつくとレイアがソルリアに足蹴にされてた。

修羅場‼︎

「ソルリア、だめ‼︎」

「なに挨拶だ。あの時は邪魔してくれたな」

ああ、やっぱり、挨拶じゃなく仕返しだよ。

レイアはジタバタしている。

「すみません、遊びの邪魔する気は無かったんです」

じゃあ、

「うっかり、力が暴発して」

やっぱり、うっかりか!


「まぁ良いそのお陰で主と会えたからな」

「ありがとうごさいます」

立場が逆転してるような、レイア、神だよね?


「レイアしょうかいするね、レインボーイリアウルフのソルリアわたしのしょーかんじゅー」

「うん見てたよ、おめでとう」

「ありあとー」


よかった紹介できた。


「おい、次は無いからな」

ぶ、物騒ー‼︎

「ソルリア、チョコレートいっしゅうかんきんし」

「まぁ許さんこともない」

変わるの早っ


「レイア、わたしがつくったチョコレートだよ」

「わぁ、いい香り、美味しい。エアリアすごいねぇ、チートにしてよかったよ」

中々役に立っていますが苦労もしてますがね、


「そろそろ帰るといいまたね、エアリア、ソルリア」

「うん」

「ああ」


ぱちっ

目を開ける。


「おいのりおわった‼︎」


ミッション完了‼︎


帰ってもふもふタイムだ‼︎

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ