ピクニック
神殿の祝福を受け魔力を授かったお祝いに父様がプレゼントをリクエストしてきた。
「みんなでぴくにっくにいきたいでしゅ‼︎」
と、言うわけで
来ました壮大な花畑‼︎
家族で花畑でランチ夢だったんだぁ。
もちろん護衛付きだが。
護衛は少し離れた所にいる。
久々の家族水入らず、嬉しい~
「このパンおいしいでしゅ‼︎」
美味しいがスイーツかあれば最高なんだけどなぁ
まぁ無い物ねだりしても仕方ない。
「アル兄様、あにょおはなは?」
私の指さす先には見たことない綺麗な赤色の花。なんか、大きい桜の花びらに似てる。
「あれは、リオナという花だよ」
「とてもいい香りがするのです」
アティ姉様はそういうと風魔法を使った。
おお、優しい香り。
思わず顔も綻ぶ。
「エアは可愛いなぁ、はい」
そう言ってフリ兄様は花飾りを作ってくれた。
女子力高いな、負けないぞ。って私も女の子なんだけど。
「すこしはしってきましゅ‼︎」
そう言って風魔法で加速して走った。
護衛を置きぼりに。
ふふん、ふふん楽しいなぁ~
ん?なんかいる?アスやデイルより大きい。10mはあるな。犬?
傷ついて汚れている。
大変手当‼︎こうゆう時こそ魔法‼︎
「ヒール」
少しだけ傷が癒える、足りない。
「デリアヒール」
デリアヒールは最高の治癒魔法。
なーおーれー
魔力を精一杯込める。
な、治ったあ良かった「おい」良かった。
「聞いてるのか娘」
ん?聞いたこと無い声が、影?
上を見れば治った犬?が喋ってる。
「なおってよかった、いたいとこりょはない?」
「何故我を治した?」
?何故って
「たしゅけたかったから」
それだけ。他に何がある?
「我が襲うとは思わなかったのか?」
「だって、このやすらぐはにゃばたけをあらしててないもの、あなたならわたしなんかひとひねりてしょ?しないかりゃやさしいいんだっておもったから」
と言うと、犬?は笑った。
「面白い、面白いぞ、娘、名前は?」
「エアリア・フェリアあなたは?」
「我に名前は無い。人はレインボーイリアウルフと呼ぶ」
「そうなにょ、からだきれいにするにぇ」
「オールウォーターウォッシュ」
うが多くて噛みそうなる。
そこにいたのは七色に輝く銀の狼でした。
「きれー」
「それだけか?」
「ほかになにか?うーん、そしてやっぱりやさしい」
そう言うと狼は高らかに楽しそうに笑った。
「我、汝に仕えし、如何なる時も命尽きても貴方と共に」
カッと光って魔法陣が現れる。
「さぁ、娘、我に名をつけよ」
「なまえ…じゃあ」
ソルリア
ざぁっと光が上がり思わず目を瞑る
「これで我はエアリアの召喚獣だ。よろしく主。」
エアリアは召喚獣を手に入れた。