表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/29

神様からの伝言

そんなこんなで嵐がさり、日常的が戻ったフェリア家。

あ、レイアからの伝言忘れてた‼︎


そうあれは神殿で魔力を授かった日、

ナタール子爵の子供の話になった時だ。

誰だっけ?って、私が神殿に行った時見た札束少年だ。

彼に黒いモヤがかかって見えると話すと彼はいずれ魔落ちをするだろうといわれだ。


まおち?魔王落ち?魔王になるの?何でボケたらチョップを頂きました。

そう彼はー


夜、両親の寝室を訪ねる。

パジャマはフリフリのネグリジェ。誰の趣味なのか。

くっドアノブに手が届かない。ノックか。

コンコン

「はい」

父様の声だ。

「エアリアでしゅ」

と、瞬間ドアが開く。

「まぁ、エアどうしたの?」

母様が抱き上げてくれる。

瞬間移動?早くない?まぁ、親バカだからな。


「あのね、しんでんでないしょのおはなしだってまりょくをくれたかみしゃまがおとーさまとおかーしゃまにつたえてって」

その瞬間、父様はサッと上に目を向ける。

護衛を外したのか。有難い。

「あのひあったおとこのこね」

「あぁ、札束ね」

もはや人ですら無い。いいの?宰相だろ?

「あのひとはまおち?すりゅってそうおとーさまとおかーさまにつたえてってゆわれたにょ」

「魔落ち⁈」

「本当なの⁈エアリア‼︎」

「うん、あのこにね、くりょいもやもやがみえりゅってゆったらつぎのまんげちゅにまおち?するって、エアはまだしってはいけないことだかりゃでんごんねって」

「なんて事だ…」

「爵位剥奪どころでは無いわ」

何となくだか魔堕印より、ヤバそう。

「エア、ないしょにできるよ‼︎」

「そうだねエア、これは神様との約束だ、アルフレッドにもフリーデルにもアティラナにもロイやマリー、仲良しのアスやデイルにも話してはダメだよ」

「あい!ないしょ‼︎」

よかった伝えられて。


「ではエア、もう遅いから母様と寝ましょう」

母様を強調する。

「いや、父様だよね、エア」

?何故割れる?

「さんにんいっしょ‼︎」

こんなにベッド広いんだから川の字だろ‼︎


私を独り占めしたかったとは知らずに。


次の満月の後からナタール家それに連なる一族がレインソート皇国から消えたのを知るのは神のみ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ