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白衣の神の落し物


深夜、眠りについていた白夜(はくや)は何かに惹かれるように目覚めた。


心貴(しんき)真異(まこと)が眠っていることに不信感を覚えそして目にしたのは


透き通るほどに美しいこの世を彷徨う少女の姿だった。


彼女はこちらを見据えていた。何をするでもなくただ真っ直ぐに澄み渡るその眼差しで。


白夜(はくや)は彼女に語りかけた。かさけき声音でひそやかに。



「貴女様が私たちをこの地に呼ばれたのですね?」



その言の葉に少女は微笑んだ。そして彼女は紡ぐ。



白衣(はくえ)の神の嘆きを如何か鎮めて……。貴女にしか頼めないの」



その言の葉に白夜(はくや)は微笑んだ。それに彼女は微笑みそして白夜(はくや)へと手を伸ばした。


そして光となり闇へと消えた。白夜(はくや)は微笑み己の体を抱きしめた。


伝えなければならない言の葉が彼女にはあるのだとそう感じて。


その言の葉を私は明日告げねばならない。何故か眦からは涙が零れ落ちた。朝はもうすぐだった。

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