ライナス帝国へしゅっぱーつ!!
「いーやーだー!!」
「ネマ、ラルフが困っていますよ」
絶賛、駄々こね中なので、お兄ちゃんには申し訳ないが諦めてもらおう。
「ネマ、毎日手紙を送るって約束したよね?」
「でも、おにい様とはなれるのはいや!」
今日、ライナス帝国に出発する日なのだが、いざお別れとなると寂しくて、お兄ちゃんから離れられない。
今もしがみついているので、お兄ちゃんの服がしわくちゃだ。
「我が家の甘えん坊には困ったね。やっぱり、行かせるのやめようか?」
「デール」
パパンを諌めるママンから、ほのかに冷気が漂ってくる。
これ以上するとヤバい感じがひしひしと伝わってきた。
「おにい様、遊びにきてくれる?」
「いいよ。よければ、ヴィルも一緒に連れていこうか?」
ヴィはいらないけど、ラース君は欲しい。
というか、王太子がほいほい国外に出てもいいのだろうか?
「うーん、おにい様だけでいい!ヴィが来るとおおごとになっちゃう」
「さぁ、ネマ。時間だよ。新しい使用人たちも待っているからね」
パパンに促され、馬車の方に向かうと、凄く見慣れた顔があった。
「スピカッ!それに海も!?」
スピカは使用人の服を着ていて、しかも髪の毛も伸びて、めっちゃ美少女になっている!
ケモ耳最強メイド爆誕!!って見出しがぴったりだな、うん。
「主、お腹すいた……」
海は使用人の服じゃなくて、こっちの民族衣装的な礼服だけど、顔がいいとなんでも似合うんだな。
つか、本来なら長い上着の上からベルトをするんだが、締め付けるのが嫌なのかしていない。
そのせいで、上着がワンピースみたいになっていて、ますます性別不明になっていた。
「ネマ様、お久しぶりです!やっとネマ様のお側にいれます」
お耳がピーンッてなって、尻尾もブンブン振られているので、スピカが凄く嬉しいってのが伝わってくる。
今までだったら、絶対飛びかかってきたのに…。
なんか、ちょっと淋しい。
「スピカ、おとう様やオルファンから聞いたよ。すごくがんばってくれたんだね!」
偉い偉いしようと手を伸ばす。
スピカの方が背が高いので、背伸びをしてようやく届いた。
「はい!ネマ様のこと、絶対に守ります!!」
あぁ、やっぱかわえぇわー。
スピカにしゃがんでもらい、耳もまとめてわしゃわしゃする。
スピカは、髪がっ!と言いながらも、尻尾は千切れんばかりに振っていたので問題はない!
「ぼくも!ぼくもっ!!」
聞いたことのない幼い声に、キョロキョロと視線をさまよわせるともふもふがあった。
「星伍と陸星!?」
「ワンッ!」
麻呂眉が愛らしい柴犬が二匹、ちょこんとお座りしていた。
「あるじ様、ぼくもがんばったよ!」
「ぼくの方ががんばったの!」
えーっと、誰か説明してもらっていいかな?
どうして、星伍と陸星は言葉がしゃべれるのかな?
いや、ハイコボルトならしゃべれるってことは知っているよ。
でも、星伍と陸星、普通の大きさなんだよ!
どこからどうみても、普通の柴犬なんだよ!!
「星伍と陸星は、大きくなれなかったの?」
「あるじ様のそばにいたいから、大きくなりたくないってお願いしたの!」
「したの!」
目をキラキラさせて、褒めて褒めてと言わんばかりの表情が、めちゃくちゃ可愛い!!
「おそらく、主から名をもらった影響で、普通とは違う進化を遂げたようだ」
森鬼の説明に頭が痛くなった。
お前たちも、神様に遊ばれちゃったのか……。
神様、うちの子で遊ぶのやめてもらっていいですか。
森鬼曰く、この二匹だけじゃなく、スライムたちも普通とは違った成長をしているようなのだ。
普通のスライムを見たことがないから、どう違うのかがわからないんだけどさ。
「そっか。二匹とも、よくがんばったね!えらいぞー!!」
頭をポンポンしてから、首回りを思いっきりわしゃわしゃしてあげる。
「ほめられたー!」
「ほめられたー!」
二匹はもっとと催促するように、私の手に体を擦り寄せてくる。
ほんと、なんていい子たちなんだ!!
「さぁ、ネマ。そろそろ時間ですよ」
私とお姉ちゃんは、パパンとママン、お兄ちゃんにぎゅーっと抱きついたあと、笑顔でこう言った。
「それでは、いってまいります。ネマのことは任せて!」
「いってきまーす!」
パウルたちもみんなに一礼して、馬車へと乗り込む。
大人の都合により、王宮の転移魔法陣を使って、ライナス帝国の宮殿に直接行くそうだ。
凄く特別なことらしくて、ライナス帝国の皇帝から王様宛てに、転移魔法陣用の魔石でできた宝玉が届いたとか。
馬車で何日もかかるとかだったら、ストレスでどうにかなりそうだからありがたい。
そろそろ、空飛ぶ魔道具が出てきてもいいんじゃないかなって思うんだが。
空飛ぶ靴、誰か作ってくれないかなぁ。
王宮に到着すると、王様と王妃様とヴィ、ラース君という錚々(そうそう)たるメンバーでお見送りしてくれた。
ラース君ともしばらく会えなくなるので、全身でもふもふを堪能しておく。
どこもかしこも、極上の触り心地だけど、一番好きなのはほっぺたから首にかけてのもふもふだ。
いや、もっふんもっふんだ!
「ラース君に会えなくなるのはさびしいよ」
-グルルル
「ネマに何かあれば、飛んでいくそうだ。よかったな」
ヴィよ、私はまだ、海を勝手に連れ出した件を許してないんだからね!!
口をへの字に曲げて、怒ってますよアピールをしても、ヴィは素知らぬ顔で私の頭をポンポンと叩く。
「とにかく、何かあれば聖獣たちか精霊を頼れ。人はときに見えないものが邪魔をして動けなかったり、自分の意思とは違う行動をとる。聖獣たちはお前を裏切ることはない、いいな」
見えないものって、権力とか身分とか、そういったもののこと?
「いじめられたら、すぐに戻ってきなさい」
王様までもが言う。
そんなにドロドロしてんの!?
ガシェ王国の方が安全に思えてくるよ!
ライナス帝国行くのやめようよ!!
「陛下もヴィルも、不安を煽らないでくださいな。ネマ、大丈夫ですからね。もし、そんなことがあったら、わたくしの両親や兄夫婦に申しつけてね。きっちりとおしおきしてくださいますわ!」
王妃様の口からおしおきっていう言葉が出ると、余計に恐ろしいのはなぜだ?
「すまん、すまん。だが、何が起こるかもわからないのだ。用心に越したことはない」
「力の使い方だけは間違うなよ。お前は、人を滅ぼせるだけの力があるのだ。それは、お前の大切な人たちを傷つけることもある」
王様もヴィも、心配してくれている。
頼っていい、帰ってきていいと言われると、それはそれで安心する。
一人じゃないってことだし、居場所があるってこと。
そんなことにはならないと思うけど、辛かったら逃げてもいいよって言ってもらっているんだと思う。
まぁ、外交問題に発展するようなことはないはず。たぶん…。
「カーナ、ネマ、元気でな」
「ありがとうございます。では、いってまいります」
王様と王妃様、ヴィに感謝の礼をするお姉ちゃん。
私も真似して礼をしてから元気よく、いってきますをした。
全員が魔法陣に入ったことを確認して、お姉ちゃんは深呼吸を一つする。
「輝青宮!」
ライナス帝国の帝都にある宮殿の名前を唱えると、あっという間にキラキラに囲まれた。
キラキラが収まると、見たことない場所にたくさんの人がいた。
「ようこそ、おいでくださいました」
身分が高そうな人がそう言うと、全員が両膝をつき、頭を下げる。
「ありがとうございます。わたくしは、ガシェ王国が宰相、デールラント・オスフェの長女でカーナディアと申します。妹のネフェルティマとともに、皆様のお世話になります」
お姉ちゃんは公用の礼一位の礼をした。
私もそれに倣う。
「遅くなってごめん。あ、ネマ様たち来ちゃった?」
聞いたことのある声が、奥の方から聞こえてきた。
あれは、ルイさんだな。
「いらっしゃい、ネマ様。あと、お姉さんのカーナディア様」
「殿下っ!!」
相変わらず儚い様子で、ちょっと軽いルイさん。
最初に声をかけてくれた身分が高そうな人に怒られている。
「待っていた。陛下のところに案内しよう」
こちらも相変わらず表情がないテオさん。
お元気そうで何より。
見知った顔があって、少しほっとしたよ。
「テオ様、パウルたちはどうすればいいですか?」
「使用人たちも一緒に。身内しかいないから、安心していい」
何が安心していいのかわからないが、身内ってことは皇族しかいないってことでしょ?
でも、ライナス帝国の貴族がずらりっていうのも緊張するから、まだましなのかもしれない。
テオさんに案内されていると、ルイさんは星伍と陸星に興味津々だった。
「この子たちもコボルトなの?」
「そうですよ。星伍と陸星っていいます」
「ワンッ!」
まだ人目があるので、二匹にはしゃべらないよう言ってある。
なので、お返事はすべてワンッと鳴き声だ。
「凄いねぇ。こんなに可愛くて護衛ができるなんて。僕も欲しいな」
でしょでしょ!
可愛いのに強いって、最強だよね!!
スピカも星伍も陸星も、ほんとーに可愛いんだから!!
と、親馬鹿ならぬ主馬鹿丸出しで自慢したかった。
我慢した私、偉い!
「着いた」
皇帝陛下に会うということだったので、謁見の間でやるもんだと思っていたら、案内されたのは意外な場所だった。
火が入っていないけど暖炉があって、その前には絨毯とクッションがあるし、ローテーブルとソファのセットや揺れる安楽椅子まである。
どう見ても、プライベート空間だよね?
「ここですか?」
お姉ちゃんも疑問に思ったようで、テオさんに聞いている。
「ここは、皇族専用の憩いの場なんだ。ここなら、お二人も気を張らなくてすむだろうって」
気を使ってもらったのだろうが、いきなりプライベート空間っていうのも緊張するよ。
ただ、大きな器みたいなのがなんなのか気になる。
寛げるスペースとは別に、その器だけがぽつんと置いてあるスペースがある。
しかも、真ん中ではなく端に置いてあるので、余計に広い何もない空間が強調されている。
「陛下たちもすぐ来るから、とりあえず座って。お茶は何がいい?」
質問しようかと思っていたら、ルイさんに声をかけられる方が早かった。
それより、陛下が来ていないのに、寛ぐわけにはいかないでしょ。
「ご挨拶を終えてから、ゆっくりと味わいたいので」
お姉ちゃんが断ってくれたのでよかったが、ルイさんはどこか不満そうだ。
そしてテオさん、いつの間にかすでに寛いでいるという…。
お茶のいい香りが、こっちにまで漂っているよ。
「陛下って言っても、普通のおじさんだよ?気にしなくていいのに…」
どこに普通の要素があるの!?
ラーシア大陸の半分の領土を持つ大国の皇帝に、普通の要素ないでしょ!!
ルイさんのお兄さんで、テオさんのお父さんってことだけでも、変わった人なんじゃないかなぁって気がしているのに。
「ルイ、誰がおじさんなのかな?」
突然入ってきた男性にびっくりして、お姉ちゃんの腕にしがみつく。
「あぁ、ごめんね。驚かせちゃったかな?」
私たちの側まで来ると、ゆっくりとした動作で視線を合わせてくれた。
これにはもっと驚いた。
だって、ここに入れるってことは皇族でしょう?
ヴィですら、人目があるときは、抱っこをして視線を合わせるんだよ。
服が絨毯につくし、皇族という身分で膝をつくなんて……。
「あの、お立ちになっていただけませんか?わたくしも妹も、驚いておりまして…」
「これは失礼した。ガシェ王国は礼儀作法が厳格だったね」
お姉ちゃんが男性に言ってくれたおかげで、皇族に膝をつかせる公爵令嬢という醜聞にはならずにすんだ。
「初めてお目にかかります。ガシェ王国よりまいりました、デールラント・オスフェの長女、カーナディアと申します」
「次女のネフェルティマです」
ビシッと礼をすると、男性の発言にまたもや驚かされた。
「私は、セリューノス・ラウ・ライナスだ。親族の屋敷に来たとでも思って、寛いで欲しい」
「えっ!?」
あまりのことに、お姉ちゃんも驚きの声が出てしまったようだ。
気持ちはよくわかる。
だって、皇帝様がこんなに若い見た目をしているなんて思わないよね。
ただ、予想外の皇帝が出現しても、気配を殺し続ける使用人たちにも驚いているよ。
スピカや星伍たちまで、空気のように存在感がない。
その能力、どうやったら手に入るの?
「申し訳ございません。聞いていたご年齢よりも、あまりにお若くていらっしゃるので、驚いてしまいました。お恥ずかしいですわ」
最後に恥じらいの仕草を入れるお姉ちゃんは、とても可愛い。
処世術だとわかっているが、可愛いものは可愛いのだ!
「私は先祖返りでね。何代かごとに、エルフの特色を持つ子が生まれるんだ」
ってことは、皇帝陛下も長寿だったりするのかな?
「へいかもエルフみたいに長生きするのですか?」
「エルフまではいかないよ。先祖返りはだいたい一季半くらいまで生きるらしい」
冒険者組合の長のアドが三百歳越えだから、エルフからしたら長生きとは言えないか。
でも、百五十歳まで生きたら、子供の方が先に亡くなるよね。
それは辛いだろうな…。
「そういえばお前たち、正式に名乗ったのか?ガシェ王国では非公式にしてもらったんだろう?」
皇帝陛下がそう言うと、ルイさんとテオさんが皇族らしい挨拶をしてくれた。
「陛下の可愛い弟、ルイベンス・タウ・ライナスです。仲よくしてくれると嬉しいな」
「皇帝陛下の第一子、テオヴァール・シィ・ライナス」
ルイさん、動作は格好いいけれど、お茶目というか、面白いというか…。
自分の国にいるからなのか、ガシェ王国のときよりのびのびしている感じだ。
さすが、王妃様の弟なだけある。
テオさんは、テオさんだね。
もう、そのスタンスに安心感を覚えるよ。
「あと、私の伴侶を紹介しよう」
皇帝陛下の伴侶ってことは、お后様だよね?
お后様も来るの?
「ユーシェ、おいで」
謎だった器から水が勢いよく噴き出すと、そこにはあの聖獣の姿が。
さすがに聖獣が現れたとあってか、使用人たちからも感嘆の声が聞こえた。
冬の空のように澄みきった青。
動くたびに濃淡の変化が美しい翼。
青天馬という水の聖獣だ。
「きれい!」
以前会ったことのある青天馬とは違う色合いで、同じ水の聖獣でも個体差があることに気づいた。
「私の聖獣で、ユーシェという」
「聖獣がはんりょなんですか?」
「そうだよ。真名で繋がっているからね。伴侶のように大切な存在というわけだ。もちろん、私は后のことも愛しているよ」
あ、のろけはいらないんで。
夫婦仲がいいのはよいことだけどね。
それにしても、ヴィとラース君が伴侶ってなると笑えてくる。
どちらかと言えば、あそこは悪友みたいなノリが似合っているけどね。
「ユーシェ、さわってもいい?」
早速、ユーシェにお伺いを立てると、何、触りたいの?仕方ないわね、と屈んでくれた。
長い顔を鼻筋に沿って撫でると、やっぱり不思議な感触がした。
冷んやりとした水に触れているような感覚。
スライムとは違う、柔らかさと硬さが一緒になったような感じだ。
見た目は、馬と同じように毛並みがあるのに、触ったら水。
暑い日には、ぜひ一緒に水遊びをしたいものだ。
「私はネマっていうの。今度いっしょに遊んでくれる?」
そう言うと、ユーシェの目つきが変わった。
「ユーシェは遊ぶのが大好きだから、とても大変だよ?」
何が大変なのかはわからないが、まぁなんとかなるだろう。
ユーシェの方も、一緒に遊ぶのは異存はないようで、私にすりすりと顔を押しつけてくる。
私も、ユーシェの顔に抱きつき、不思議な感触を味わう。
まるで、海に浮かんでいるときのような、ふよふよした不思議さがたまらない!
「凄いな。ユーシェがこんなに気を許すとは…」
「これは、三日後が楽しみですねぇ」
皇帝陛下とルイさんが何か言っていたが、私はユーシェに夢中だったので、なんて言ったのかはわからなかった。
あとで、お姉ちゃんに聞いたんだけど、三日後には宴があるらしい。
一応、私たちの歓迎式典みたいなものらしいんだけど。
「まぁ、半数くらいは歓迎していないわよ」
「どうして?」
「陛下の御子である皇子たちは、皆未婚。婚約者も候補止まりとくれば、年頃の娘を持つ貴族は警戒するでしょう」
あぁ、お姉ちゃんくらい美人さんだったら、めっちゃ警戒されるだろうね。
つか、お姉ちゃんが一目惚れされることもありえそうだし。
よし!お姉ちゃんに変な男が近寄ってこないよう、しっかりと守らないと!!
「でも、どうしてこうほどまりなんだろう?」
婚約者決めちゃえば、そういった権力争いもなくなるのにね。
「皇子たちが誰も聖獣様と契約をしていないからなの」
ライナス帝国では、代々、聖獣の契約者が出る凄い一族だったの忘れてた。
ということは、婚約者や妻が、聖獣に認められない人物だった場合、問題になるってこと?
でも、お姉ちゃんの話を聞く限りでは違うみたい。
「皇族にとって、一番大切なのが聖獣様なのよ。だから、聖獣様がどの皇子を気に入ってもいいように、身の回りを綺麗にしておくって感じなのかもしれないわ」
婚約者くらいはいてもいいと思うんだけどなぁ。
結局、聖獣が認めなければ、結婚はできないんだし。
「それより、明日はわたくし外出しなければならないのだけれど、ネマはどうするの?一緒に来る?」
明日、お姉ちゃんは留学先の学校に見学と軽いテストみたいなのを受けるらしい。
「行きたい!」
さすがに、来て早々、宮殿にぼっちは嫌だ。
しばらくは、お姉ちゃんについて回ろうと思っている。
「試験なんて面倒臭いと思っていたけれど、ネマと一緒だとやる気が出るわね」
つか、試験なのに勉強しているところを見たことないけど、いいのだろうか?
あれか。頭の出来が違うってやつか!
「明日が楽しみね!」
うん。
お姉ちゃんがやる気でるなら、喜んでお供するよ。
「うん!」
やっと、ライナス帝国へ行けました(笑)
それより、星伍と陸星が可愛すぎて辛い…。
あんな子たち、どっかに落ちていないかな?
即、拾うのに!




