ネマが知らない僕(ラルフリード視点)
【お知らせ】
コミカライズが11/3より連載開始になります!
詳しくは、活動報告「コミカライズ続報!!」をご覧ください。
※残酷なシーンがあります。
※天使なお兄ちゃんのイメージを損ないたくない方はそっと閉じてください。読まなくてもわかるように、繋げますので!
今頃ネマは、王宮であの話を聞いているだろうか?
帰ってから、ネマに会うのが少し怖いと思う。
「お兄様、浮かない顔をしてどうしたの?」
「いや、ネマのことが心配でね」
「あの日のことを知られるのが不安なのかしら?」
あの日。
僕とカーナが揃って、人を殺めた日。
あのときのような、激しい感情はないが、それでもいまだにくすぶっているものはある。
「大丈夫ですわ!ネマのことだから、お兄様の意外な一面に驚いても、きっとそんなお兄様を格好いいと言うに決まってます!!」
カーナは、そんなネマの様子を想像しているのか、可愛いわと呟いている。
はたから見ると、とても危ない人なので、外では止めて欲しい。
「そうだね。ただ、心配なのは、ネマが気にしていないことがなんだよ」
僕の言っていることが、いまいち理解しきれなかったカーナは、どういうことですの?と首を傾げる。
「ネマは、自分が誘拐犯たちを殺したことに気づいている。ネマの性格上、その事を気にしそうなのに、そういった気配はないだろう?」
「…言われてみれば確かに」
僕たちがやったことを聞いて、ネマはどう思うだろうか?
でもね、ネマ。
僕は罪悪感もなければ、後悔もしていないんだ。
ネマも僕と一緒なのかな?
それとも……。
♦︎♦︎♦︎
父上に呼ばれ、僕とカーナは揃って父上の執務室を訪れた。
執務室には父上しかおらず、何か大事な話なんだと感じた。
「国内にあるルノハークの主要施設を壊滅させる」
もうすでに、決定事項として使用人たちも動いているということか。
「そこでだ、これから話すことは四公爵家と将軍家の者以外に他言することを禁ずる。名に誓えるか?」
我がオスフェと、ワイズ、ディルタ、ミューガ、ゼルナンだけ…。
「王族にも知られてはいけないことですのね?」
「あぁ、そうだ」
王族に隠さなければならないことなどあるのかな?
父上もそうだけれど、他の家も王族への忠誠心はとても強いように思う。
「それは、よくないことですか?」
まさか、二心があるとか、父上が王位を取りに行くとかではないだろうが、僕の親友にとってよくないことならば聞きたくない。
「いや、我々の祖である『建国の英雄たち』の意志だ。初代当主の望みゆえに、王族には伝えられない」
「わかりました。父上のお話を定められた者以外に口外しないと、ラルフリード・オスフェの名に誓います」
カーナも同じように名に誓うと、父上が頷き、ガシェ王国建国当初の話を始めた。
初代国王とともに、ガシェ王国建国に尽力した五人の仲間は、初代国王に内緒であることを名に誓った。
彼の子孫が国をよりよく治めるならば、我らとその子孫は全力を持って国を守ると。
そして、それは代々受け継がれてきたという。
父上は爵位を継ぐときに誓ったと言っているが、僕も父上の跡を継ぐときに誓うのだろう。
「二人とも、その手を血で染める覚悟はあるか?」
父上の言葉に衝撃を受けた。
守るとは、言葉にするのは容易いが、自分が行動を起こさなければならないとは思っていなかったことに気づく。
自分がまだ未熟ゆえか、自分が判断し、命令を下せば、別の者がやってくれると思い込んでいたらしい。
「もとより、その覚悟はできていましてよ。ネマの側にあり、守るためですもの!」
カーナは変わった。
実戦を経験したからなのか、フィリップ小父上から何か教わったからなのかはわからないが、強くなったと思う。
技術ではなく、心が。
大人になるってことなのかもしれないけど、兄としては寂しくもあり、それ以上に嬉しくもある。
妹たちや親友、たくさんの大切なもののためにも、僕も変わらないと。
「僕も覚悟はできています」
「そうか。では、明日より、お前たちを徹底的に扱くからな」
父上の言葉は嘘偽りなく、僕とカーナはボロボロになるまで戦った。
仕えてくれる使用人たちが、あんなに強いとは知らなかった。
護衛を兼ねるときもあったので、ある程度の実力はあるのだろうと思ってはいたが、あれは反則だと思う。
まず、僕たちがやらされたのは、無詠唱を強化することだった。
無詠唱で発動できる魔法を増やすのはもちろん、何が起こっても魔法構造を組む集中力を切らさず、素早く必要な魔力を流し込めるかを徹底的にやらされた。
訓練とはいえ、使用人たちは本気で斬りかかってきたし、殺す気で魔法を放ってきた。
このときほど、僕が治癒魔法を使えてよかったと思ったことはないかもしれない。
でも、そんな彼らのおかげで、魔法の技術も剣の技術も上がった。
それでも、彼らにはかすり傷くらいしかつけられなかったけどね。
訓練が終わると、作戦会議にも参加させられた。
ガシェ王国内にあるルノハークの拠点は、教会を中心に宿屋だったり民家だったりと数多くあった。
「最大の拠点はここ。上級貴族地区の教会だ」
ネマがさらわれた場所でもある。
「ここは私がやる。ラルフにはこちらの第四住居地区の教会をやってもらう」
できれば、ネマの恨みを晴らしたかったけど、それは父上に譲るしかなさそうだ。
「カーナはこちらの第一住居地区の宿屋だ。セルリアは商業地区でこの店を請け負ってもらう」
ルノハークは、どこからか違法薬物を輸入していて、それを隠すために輸入雑貨の店を持っているらしい。
「パウルはカーナに付いてくれ。二度目はないぞ」
父上の言葉に、パウルは御意にと礼をした。
これでカーナに何かあれば、パウルの命はないということか。
しっかりとカーナを守って欲しい。
「マージェスは私とともに行動してくれ。オルファンはオスフェ領での陣頭指揮を任せる。ジョッシュはミューガ領の陣頭指揮を。ワイズ領にはフェーオ、ディルタ領にはリィヤとヨーダを」
父上の専属執事のオルファン、母上の専属執事のフェーオ、僕の専属執事のジョッシュ、そして侍女頭であるリィヤとその夫である料理長のヨーダ。
本当に、オスフェ家総がかりだな。
他にもいくつかある拠点は、使用人たちが受け持ち、さらに小さな拠点は騎士団が動くらしい。
「あぁ、それと洗脳で操られている信者には手を出してはいけないよ」
「わたくしたちでは、洗脳されているかなんてわからないのでは?」
母上の言う通り、禁忌とされている魔法に触れることはないので、どうやって区別するのかもわからない。
「これを使う」
父上が出した物は、何かの魔道具だった。
「まぁ!それは…」
母上が驚きとともに目を輝かせている。
つまり、とても珍しい魔道具だということだ。
「ミルマ国に協力してもらい、洗脳状態を解除する魔道具と、洗脳の魔法構造自体を破壊する魔道具だ」
父上、思い切ったことを…。
ミルマ国は魔道具の開発において、他の国よりも進んでいる。
しかも、限られた者だけだが、洗脳や魅了といった魔法を使うことができると聞いている。
「よく持ち出せましたね」
「先の王弟であるエドワーズ様が動いてくださったのでな」
先王陛下の弟君のエドワーズ様は、ミルマ国の先の女王陛下の王配となられたお方だ。
今もなお、母国のために動いてくださっているのか。
「あら、交換条件はなかったのかしら?エドワーズ様といえば、油断ならないお方だったでしょう?」
「条件は、鉱物資源の値下げだったか。オリヴィエが交渉をしてくれたので、問題はない」
父上は問題はないと言っているが、国が多少の不利益を被ろうとも、ルノハーク殲滅を優先すると言っているようなものだと思う。
「どのように使うのですか?」
カーナも興味津々といった様子で、魔道具の説明を聞いていた。
洗脳状態を解除する魔道具を使用したのち、魔法構造を破壊する魔道具を使用するとのことだった。
「私も洗脳魔法については詳しくないのだが、ミルマ国の専門家によると、一度大きな魔法陣を用いて洗脳し、それが継続するよう文様符を身につけさせているだろうと」
「つまり、一度解除しても、その文様符があると戻ってしまうということですのね?」
「そんなに気になるのなら、あとでミルマ国からの見解書を見せよう」
あぁ、駄目ですよ、父上。
ほら、母上もカーナも、目の色が変わっちゃいましたよ。
結局、見たことのない魔道具に刺激されたのか、母上とカーナは空いた時間で何やら作っているよう。
まぁ、僕も魔法構造は気になるから、あとで教えてもらおうかな。
作戦開始前に、母上とカーナが作った魔道具で大変なことになった。
母上の職場でもある王立魔術研究所の実験棟で実験を行なったところ、あまりにも大きな炎の竜巻が発生し、ラース殿の力を借りて消滅させたとか。
母上たちは、想定よりも火力が大きすぎると頭を悩ませていたようなので、たぶん懲りていない。
次もまたやるだろう。
僕はふと、ある場所へ視線を向けた。
最近の癖だ。
僕の部屋にある、ディーの寝床。
そこが使われることはもうないけれど、いまだ片付けられずにいる。
あの子は優しいから、こんな復讐じみたことは望まないと思うけど、僕のために許して欲しい。
生まれてからずっと一緒にいた家族を、親友を殺されて、泣き寝入りするほど優しくはないんだよ。
だから、心配かけてしまうかもしれないから、先に謝っておくよ、ディー。
作戦決行の当日。
僕は数人の使用人とともに、父上に言われた場所に来ていた。
第四住居地区の教会は、やや古めかしくもあったが、しっかりと手入れの行き届いた建物だった。
地域住民の信者たちが大切にしてきたのだとわかり、その思いを利用するルノハークには嫌悪しか抱けない。
「ラルフ様、手順はいかがなさいますか?」
建物に入るのは、父上の合図を待ってからとなる。
母上から教わった、水の探索魔法を展開する。
これの利点は、魔法だと気づかれにくいことだが、難点は視界が悪くなることだ。
それを改良したものが、風と水による探索だ。
霧を発生させ、微弱な風に乗せて探索をかける。
そうすると、風が動く範囲を探索でき、風が動くことによって視界も晴れる。
「まずは内部の様子を調べよう」
敵にばれないよう、霧も薄くして探索を開始する。
建物の構造を紙に描いていき、中にどれくらいの人がいるのかも把握する。
ざっと三十人ほどで、その内の半数が魔力持ちだ。
突入したあと、誰がどこの場所を担当するかを決める。
地下に怪しい空間があるので、そこは僕ともう一人が向かうことになった。
「ラルフ様、洗脳された信者はどう対処すれば?」
「話を聞く暇はないから、とりあえず眠らせようか。見極め方はわかっているよね?」
洗脳を解除する魔道具は、広範囲に使える。
そして、解除された人は一定の間、思考が定まらずぼーっとした状態になる。
その隙を狙って、眠らせていくのだ。
眠らせるというよりは、意識を狩ると言った方がいいかもしれない。
解除の魔道具が発動しても、意識がしっかりとしていて攻撃をしかけてくる者が敵だ。
生きて捕らえるようにとは言われているけど、それが難しい場合は殺せとも言われている。
教会を制圧したら、魔法構造を破壊する魔道具を使う。
洗脳されていた人たちに話を聞いて終わりだ。
「まもなく予定時刻です」
僕は空を見上げた。
使用人たちも定位置につき、結界を壊す魔法を用意している。
上級の結界だが、彼らにかかれば一瞬で壊れてしまうようなもの。
ネマの瞳を思わせる夜空に、青白い光が強く輝いた。
父上からの合図だ。
「行こう!」
教会を囲むように配置した使用人たちが一斉に魔法を放つ。
感覚的なもので、結界がなくなったのを感じると同時に建物へ走る。
内部に入ると、洗脳を解除する魔道具を発動させた。
僕は目的の地下へと向かうが、微かに戦闘の音がしてきた。
地下に入ってすぐ、目の焦点が定まらず、ふらふらと歩いている男性を発見した。
一緒についてきた使用人が素早く気絶させ、腕と足を縛っていく。
それをその場に放置して、先を急ぐ。
その先には、目を疑う光景が広がっていた。
巨大な魔法陣と切り刻まれた死体の山。
むせる血の匂いに、気分が悪くなる。
文献で見たことがあった。
「人の魔力を取り出そうとしているのか?」
魔力持ちには、魔力を作り出す臓器があるとされている。
そこから作り出された魔力は血の巡りに乗って、全身に満ちるらしい。
禁忌とされた方法に、魔力の低い者の血から、魔力を取り出す方法があった。
魔法陣の上に血を流すと、魔力を抽出し、魔石へと変換するものだ。
この光景は、それに酷似しすぎていた。
「ラルフ様っ!」
残酷な光景に気を取られていると、剣の切っ先がそこまで迫っていた。
瞬時に無詠唱で風を起こし、剣の軌道を変えるとともに、自分の剣を抜きざまに相手へ斬りかかる。
肉を断つ手応えと、相手のうめき声。
間合いを取り、敵を確認する。
見慣れぬ神官服を着た男だった。
左の脇腹をやったが、まだ息はある。
使用人の方も別の敵と応戦していたが、奥の部屋らしきところから剣を持った男たちが次々と出てきた。
男たちが近づく前に、風の刃で足を切断する。
前にいた者たちが足をなくし倒れていくが、それを踏み越えてくる者もいた。
すぐに次の魔法を用意し、剣を構える。
二度、三度と剣を交えるが、我が家の使用人よりは弱い。
そう思ってしまったのが、油断だったのかもしれない。
「くっ」
足を切断された者が、僕の足を掴む。
それを振り払うと、血溜まりで足を滑らせてしまった。
敵が剣を振り下ろし、とっさに避けるも左腕をかすめた。
「水針!」
用意していた魔法を発動し、鋭く尖った水の針が敵の右腕を貫いた。
敵は剣を落としたが、代わりの短剣を取り出した。
しかし、その間があれば十分。
用意していたのは一つだけじゃない。
噴き流れる風という魔法の文様符を貼ったある魔石を用意していた。
その魔石を敵に向けてなげ、一言いうだけだ。
「飛べ」
文様符から放たれた魔法は魔石を破壊したが、そこから炎が現れた。
炎は噴き流れる風の魔法の影響を受け、勢いを増し、まるで生き物のように敵に襲いかかる。
敵は風に吹き飛ばされながら、炎に身を焼かれ、叫びを上げ絶命した。
ふぅっと息を吐いて、周りを見回すと、立っているのは僕と使用人だけだった。
「足を切られた者たちはどういたしますか?」
「話ができる状態かな?」
這いつくばり、うめき声を上げている者の側に行く。
相手は殺気を帯びた目で僕を見る。
「君たちの主は誰かな?」
しかし、何も言わない。
「困ったね。しゃべってくれないと、酷いことをしないといけなくなるんだ」
そう言って、僕は短剣を男の太ももに刺す。
男は唾を飛ばしながら叫び、意識を手放そうとしていた。
「レクール・クレシオール」
治癒魔法の中でも一番簡単なものをかける。
それだけでも、出血は止まり、男は意識を失うことはできなかった。
「僕は治癒魔法を使うことができるから、しゃべりたくなるまで何度でもするよ」
男は僕の顔を見ると、ガタガタと震え出した。
「し、知らない!おれたちは聖主様としか…」
「そう。その聖主様とやらに詳しいのは誰?」
男は怯えた様子のまま、一人の男を指差した。
そこで、僕は視線で合図を使用人に送ると、彼が男の意識を刈り取った。
男が指差した人物は、意識を失っていたが、無理やり叩き起こす。
短剣をちらつかせ、首謀者の名前を言わせようとするが、なかなか口が固い。
「しょうがないね」
そう呟いて、相手の指を一本折る。
ポキッと木の枝が折れるような音がして、喚き苦しむ。
一本、また一本と折って、次の指に手をかけたとき。
「カ、カルム・アスディロンという男だっ」
「カルム・アスディロン…。偽名だろうけれど、ずいぶんと図々しい名前をつけたものだね」
アスディロンとは、神代語でこの世界のこと。
創造神様の名前は伝わっていないので、アスディロン自体が創造神様の名前とされている。
そして、カルムとは力の意味がある。
つまりは、創造神様の力って言葉になるけれど、創造神様の力になるって意味なのか、力を授かったと言いたいのか。
どちらにせよ、創造神様に仕える者が、アスディロンを名乗っていいわけがないよね。
「それで、何を企んでいる?」
「我々は、人が幸せに暮らせる世界を作るのだ!それが創造神様より与えられた使命!!」
「なるほど、それで愛し子を欲したのか…。愛し子を傷つけるなど、創造神様に弓を引くも同然じゃないかな?」
愛し子がいれば、この世界に満ちる創造神様の力を使うことができる。
聖獣はときに契約者より優先するし、精霊王ですら動かせると思う。
だが、愛し子が狙われたり、洗脳されたりすると、創造神様の怒りに触れるだろう。
そうなれば、人は簡単に滅ぼされるかもしれない。
「それと、犠牲になった人たちはどこから連れてきた?あれは人の血から魔力を奪い、魔石にする魔法陣だよね?」
また黙りか。
まぁ、いいけどさ。
今度は指ではなく、手の甲に短剣を突き刺した。
痛みのせいか、涙や鼻水、よだれを出して、醜い顔がさらに汚くなっている。
「…イクゥの商人から買った」
ここで繋がるのか…。
ヴィルが主体となって捜査している事件と。
「そう。その商人のことについても、全部しゃべってもらおうか」
死なせないよう、何度も治癒魔法をかけ、何度も血を見てもらい、話を聞き出した。
こんなことに治癒魔法を使うのはいけないとわかっているが、大切なものを守るために、僕は同じことをするだろう。
この男だけを連れ出し、別の場所に移すことにした。
やらなければならないことは、まだまだあるからね。
教会にいた人たちを集め、洗脳の魔法構造を破壊する魔道具を使う。
彼らは目覚めたあと、事情を聞いてから騎士団に渡す手はずになっている。
そして、ルノハークが残した書類などを粗方持ち出し、いろいろと調べる予定だ。
父上の方が、重要な情報を手に入れていそうではあるけれど。
「ラルフ様、ご立派でしたよ」
「君たちに扱かれたかいはあったね」
使用人たちに訓練をつけてもらわなければ、こうも上手くはいかなかったと思う。
とりあえず、僕の仕事は終わりだ。
カーナが心配だから、早く屋敷に戻ろうか。
もふもふが一切出てこないと、まったく筆が進みませんでした(T_T)
お兄ちゃん、実はにっこり笑ってブスッと刺しちゃう、怒らせると怖いタイプでした。
ママンも微笑みながら凍らせる人なので、やっぱり親子ですね(笑)