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お前もチートか!?

朝だー!ご飯だー!!

昨日は本当に疲れていたから、ぐっすり眠れたよ。もちろん、パパンを下敷きにしてました。ごめんよ、パパン。


横穴から出ると、すでにゴブリンたちは活動していた。

早朝の狩りに行っていた者、私たちのために水をくんできてくれた者。フローズンスパイダーを解体している者。

うん。無駄にしちゃいけないよね。食べないよ!私は絶対に食べないから、君たちだけでどうぞ!

そんな感じで、洞窟の中は活気があった。


冷たい水で顔を洗ってスッキリして、身だしなみを整える。

そして、ゴブリンたちが採ってきてくれた果物と、パパンたちの携帯食で簡単な朝ご飯をすませた。


さて、これから元ホブゴブリンと交渉だ!

囚われてる大人たちを解放してもらうためのね。


「ねぇ、ここにいるおとなのにんげんもかいほうしてくれる?」


「あぁ、いいぞ」


…ちょっ!簡単すぎだろ!!


「いいの!?」


「お前の言う計画に乗るのであれば、足手まといだからな」


うわー、身も蓋もない…。

ということで、あっさり解放してくれました。

囚われていたのは五人。一人は男性で、残りはみんな女性。

女性陣はそういう行為されてんのかと思いきや、綺麗なままでした。

これまたどうして?と質問したら、後始末が面倒臭いって返ってきた。

なんの後始末かは聞かないでおこう。聞いたら乙女でなくなってしまう!


パパンと部下さんたちと囚われていた人たちとって、かなり人数増えた状態で村を目指す。

もちろん、元ホブゴブリンも同行している。ますます露出狂な変質者みたいで、笑いを堪えるのが大変だ。


ボスである元ホブゴブリンがいなくなるので、洞窟には広範囲の防御魔法をかけてもらった。

結界みたいなもの?かと聞いたら、結界とは種類が違うらしい。とりあえず、難しい話になりそうなので、強制終了しておいた。

留守番のゴブリンたちには、あまり洞窟から出ないよう釘を刺しておく。何か起こっても、助けてあげられないからね。


初めて日の光の下で見たピィノとニィノは、本当に天使みたいだった。

ピィノは明るい黄色の髪とキラキラしている深緑の瞳。癖毛なのか、ふわふわの髪がぴょんぴょん跳ねている。なんだかひまわりみたいだ。

ニィノはピィノと逆で、深緑の髪と明るい琥珀(アンバー)色。ニィノは髪が長いので、癖毛は緩やかなウェーブになっていた。

性格も、ピィノはのほほんマイペースで、彼の周りだけ時間の流れが違う。ニィノはツンデレ。この一言に限る!

この双子は本当に真反対だが、萌え要素が詰まっている。


そうそう、ウサギの怪我は無事に治ったよ!

騎士団の一人が治癒魔法使えたから、お願いして治してもらったの。

ついでに飼ってもいいか聞いてみた。


「ネマは賢いから、生き物を飼う責任についてはわかっているね?」


「もちろん!」


ディーもノックスも死ぬまで一緒だよ。二匹の方が私を置いてっちゃうだろうけど。

ディーは家族だから、みんなで世話してるし、ノックスは私だけで世話してる。老いて動けなくなったとしても、病気になっても、それは変わらないし、飼い主の務めだもの。


「私としては、あるべき姿であるべき場所にいるのが一番いいと思う」


…すっげー遠回しだけど、つまり飼っちゃダメってことだよね?


「どーして?」


「野生の生き物を人間が飼うと、性質が歪んでしまうんだ。自力で餌を捕れなくなったり、警戒心がなくなったりね」


あぁ、なるほどね。

野良猫は餌をあげても中々近よってきてはくれないけど、人に飼われている家猫は初めて会う人にも簡単に触らせる。

そういうことだよね。ただ、ネコと違って、野生の動物は本来の姿ではないと。

だけど、死ぬまで世話するのなら、問題なくね?

パパンが言いたいことはわかったけど、飼っちゃダメな理由にどう繋がるんだ?


「一度歪んでしまったものは元には戻らないし、新たな歪みを生む。…そうだな、歪みを波紋と想像してごらん。ネマがウサギを連れ帰ることで、世界に小さな波紋が生まれる。この波紋はどこまでも広がって行き、他の波紋とぶつかり消えたり、飲み込まれたりするだろう。それは世界の事象となる。日々、大小様々な波紋がいくつも現れ、それが事象となって世界は動いている」


うぉっと。なんかいきなり抽象的すぎてよくわからない話になってきたぞ。

えーっと、つまり、自然の理や神様の作ったルールを破るとする。事の大小に関わらず、なんらかの影響を世界に与えてしまう。

そういうことでOKですかね?


「そして、その事象はいずれ我が身に戻ってくるんだよ」


人を呪わば穴二つ?自業自得?

…なんでそんな話になった!!


「世界にとって、波紋は少ない方がいい。波紋がないということは、世界が平和で穏やかだということだからね」


あぁ、どちらかというと森羅万象か。すべての事象が繋がっていて、そこに変なことをすると歪む。世界はその歪みを補修しようとして、その反動が自分に返ってくる。


あれ?じゃあ、なんでノックスはよかったの?


「獣舎で生まれたものたちは、生まれながらに何かしら歪んでいる。そして、ネマのためにノックスはその歪みを大きくしたんだ」


そうだったんだ。ノックスの能力、獣舎の鳥たちの中でも抜きん出てすごいのは知ってたんだけど。

ノックスに無理させてたのかな?


「ネマはどうやったって波紋の中心になってしまうんだから、波紋は小さい方がいいだろ?」


ちょっと待てヲイ!

人をでっかい岩みたいな言い方して!!

しんみりな空気が吹っ飛んだじゃないか!!

大体、私はもふもふなでなでできればそれでいいのだよ。世界の平和とか知ったこっちゃない!

まぁ、邪魔するやつがいたら、パパンの権力とかチートなソルの力で蹴散らしてやりますけど何か?

………あぁぁぁぁ!!!

この性格か!?この性格が世界に波紋を作ると言いたいのか!!

いやいやいや。大丈夫。まだ、間に合うハズ。

とりあえず、ウサギは諦めよう。世界規模で話されてしまった以上、野生に還す流れができてしまっている。

これが一国の宰相たる話術か!


「僕も森に帰してあげる方がいいと思う。お別れするのは淋しいけど…」


とどめさされた!

天使の淋し気な微笑みはキタ。もう、ぎゅぅぅぅってしてあげたい。…身長足りないけど。


「飼いたいんだったら飼えばいいわよ!歪みなんて関係ないわ。本当に欲しかったらね。それに、ネマだったら、事象とやらの方が避けるんじゃないかしら?」


さすが、プライドの高いツンデレお嬢様!言うことが違うね!

ただ、最後の一言は余計ですよ?


ニィノの言葉で、ちょっと気持ちが揺らいだが、なんとか持ち直してウサギとバイバイする。

最後にもふもふを堪能して、ひくひくお鼻をたっぷりと愛でた。


「けがさせちゃってごめんね。また私とあそんでね!」


ウサギを地面に放すと、じっと私を見て耳をピクピクさせた後、森の中に駆けて行った。

うー、淋しい…。

ノックスが元気出せとでもいうように、頬にすりすりしてきた。

そうだよね。ノックスもいるし、お家にはディーもいるし、今日はソルにも会えるし……あっ!!


「おとー様」


私は隠れていたあの子を捕まえて、そっとパパンの前に差し出す。

うん。ほんと、ごめん。

だからさ、あっちゃーってやらないで。


「その蜘蛛は魔物だ。わかっているのか?」


フローズンスパイダーの子供だから、魔物には違いないね。


「しかも、黒を纏っているからには特異体だ」


そういえば、黒ってあまりよくないんだっけ?確かに、真っ黒な生き物っていないね。


「動物と魔物の違いを知っているか?」


元ホブゴブリンも会話に入ってきた。


「しこうするかしないかでしょ?」


これはダンさんが教えてくれた。

この世界には、人間、獣人、エルフ、魔族の人型がいて、竜と精霊はそれらを超越した存在だと熱弁してた。

動物と魔物は思考能力の有無でわけるらしいが、明確な区分はされてないらしい。地方によっては害獣も魔物扱いされてるとか。

意味なくねーって言ったら、人間に害なす物として創聖教が認定した物だから害獣もありなんだとか。


「人間はそう認識しているのか…。魔物とは一言で言えば失敗作だ。何かのなり損ないだな」


「なりそこない?」


「あぁ。俺たちゴブリンは人間のなり損ない。フローズンスパイダーは蜘蛛のなり損ない。だから魔物は総じて弱い」


魔物がなり損ないとは…。

思ってもみなかった発言にびっくりした。それはパパンも同じだったみたいで、興味深そうに話を聞いている。


「子供のゴブリンがクイに殺されることだってあるし、フローズンスパイダーはある程度の大きさになるまでは、森の中は天敵だらけだ。昨日ほどの大きさはとても珍しい」


なんと!そこまで生存競争が苛烈なのか!!まぁ、だから魔物の繁殖力はずば抜けてるってことでもあるんだろうけど。


「魔物が強くなるには『名』を授かることだ。あのフローズンスパイダーもおそらく『名』持ちだったんだろう」


「なまえ?」


「強い者から『名』を与えられれば、世界からは個として認識される。そうすると、魔法が使えたり、精霊の加護が受けられたりする」


なるほどね。この世界では名前はとても重要なものだもんね。

名前があると、いろいろと縛られる部分もあるけれど、その分恩恵もある。


「あなたのおなまえは?」


さぞかしゴツい名前なんでしょう!

つか、いい加減「元ホブゴブリン」っていうの面倒臭くなってきたから、ぜひとも名前を教えてもらいたい。


「俺には『名』はないぞ?前の長とは折り合いが悪くてな。引き継ぐ間もなく殺されたし」


名無しの権兵衛さんでしたか。

って、名前ないのに進化したのか!?

どんだけ基本スキル高いんだよ!

いろいろとおかしいよ!神様!!


「正直、そいつが羨ましいな。額に紋章があるってことは、『名』を授けたんだろう?」


「この子はグラーティアってゆーの」


グラーティアは牙をカチカチ鳴らした。

たぶん、いいだろーって自慢してる。多分ね。


いつの間にやらお勉強会みたいな感じになってたけど、話してたら村に着いてた。

囚われていた男性はこの村の人だったらしく、村人たちは驚き、歓声があがり、そして泣いていた。

奥さんと思われる人が走ってきて、男性に抱きつくと泣き崩れた。

よかったねー。

他の女性たちは明日、騎士団の人たちがそれぞれの村に送って行くことになっている。

そういや、心のケアは大丈夫かな?トラウマになってるよね?


「おとー様、とらわれていた人たちに、おいしゃ様をはけんしてほしいです。心のびょうきがせんもんの人がいればいいんだけど…」


こっちって精神科とかあるのかな?

なくても、医者に見てもらうだけでも、少しは精神的負担が軽くなるかもしれないし。


「そうだな。領地の治癒術師団(いしだん)を派遣しよう」


そういえば、天使な双子もこの近所なんだろうか?

聞いてみた所、双子は今いるジルヴァ代のお隣、イレーガ代の代主の子供だった。正真正銘、貴族のご令息とご令嬢だ!


「そうか、イレーガ伯爵の…。ならば急いで無事を伝えてやらねばな」


パパンの命令で、イレーガ伯爵のお屋敷に伝書鳩が飛ばされることになった。


パパン曰く、イレーガ伯爵は優秀な代主らしい。ということは、あの計画に巻き込n…違った、候補として考えてもいいかもしれない。

一応、双子を助けたっていう恩も売ったことだし。

まぁ、この件はあとでパパンとじっくりお話しよう。

今はお腹空いたから、まともなご飯プリーズ!


再び村長さんのお家にご厄介になりました。

村長夫人は私の無事を喜んで、あっつ熱のシチューもどきを振舞ってくれた。

あぁ、温かいご飯。至福だ!

双子たちも久しぶりの温かいご飯ということもあって、掻き込むようにして食べている。

洞窟にいたときのご飯は、ほとんどが果物だったみたい。


村長夫人にお願いして、ノックスたち用に生肉をわけてもらう。

ノックスは豪快に、肉の塊を脚で押さえて、引きちぎって食べる。

グラーティアは脚で肉を抱え込み、器用にコロコロ回して食べていた。

なんだろう、このはむはむっていう擬態語が超似合う食べ方は…。

芋虫がキャベツの葉をせっせと食べているときのようなはむはむ感。

食べ終わっても、まだ足りないと牙をカチカチ言わせて催促してきたので、シチューのお豆をあげてみた。

お豆も器用にクルクル回して食べてる。

ヤバい。このはむはむ、癖になりそうだ!


ご飯を食べたあとは、久しぶりのソルのなでなでタイム!

と、その前に。

村長にお願いして、服を用意してもらわなきゃ!

いい加減、元ホブゴブリンの変態露出狂姿をどうにかしてあげないとね!



村の広場みたいな所にソルが降り立つ。

元ホブゴブリンも双子も村人たちも、みんなポカーンとしてる。

そんな中、脇目も振らずソルに駆け寄って、私はソルの顔にしがみついた。

うぅー、このツルツル感、ソルの鱗は最高です!


ソルは私をくっつけたまま、元ホブゴブリンを観察している。


『聞いていた鬼とは特徴が違うな。それに精霊術の気配もある…ふむ…』


今日こそは、ソルと一緒に寝れるかな?

定番のお腹を枕か、それとも羽の皮膜を毛布代わりか…。待てよ、寝そべったソルの頬に寄り添うってのも、ファンタジー的ヴィジュアルとしてはありかもしれないな。


『……聞いているのか?』


んー、皮膜の毛布もとってもやってみたいんだけどなぁ。迷っちゃうなぁ。


『ネマ!我の話を聞かぬか!』


うぇい!ソルが「ネマ」って呼んだ!!ビックリしたー。


『この者は鬼ではない。鬼には精霊術は使えぬ。しかし、このような特徴を持つ魔物は、我の知識にはない』


つまりは、ソルにもわからないってことですね。…生き字引じゃなかったのか!?

つか、精霊術だと!!


「せーれーが見えてるの!?」


元ホブゴブリンに詰めより、食らいつく勢いで聞いた。


「半透明で飛び回っている虫みたいなのが精霊だと言うのなら、見えてはいるな」


虫ってな!夢を壊すようなことをいうんじゃなーい!!

妖精のようって、妖精がいないんだった。小人も人間の子供サイズのことだし、親指姫ってなんの種族だったけ?

…虫以外に例えられるものがわからない…。

この問題は後送りにしよう!そうしよう!!


「せーれーじゅつできる?」


私のわがままに、元ホブゴブリンは簡単に承諾してくれた。

ソルに精霊術の使い方を教わりながら、実践してみるようだ。

的にできる物がないから、何かないかなーっと探していたら、騎士団の一人がゴーレムを作ってくれた。

ほんと魔法も凄いよね。でも、精霊術はどれくらい凄いのかな?ワクワク!


元ホブゴブリンが何もいない所に話しかけて…。


ボンッ―――


パラパラと破片が散る音がする。

えーっと…。爆発しちゃいましたね。


「精霊術は遠隔からでも発動できるのか…」


そう。パパンが言った通り、魔法は術者から放たれるものなので、離れた場所でいきなり発動はできない。そういうことをしたいときは魔道具を使うのだ。


『火の精霊にゴーレムを倒せと言っただけだがな』


人間たちの驚きようを、ソルは楽しそうに見ている。


またゴーレムを作ってもらって、次は微塵切りにされた。風の精霊がかまいたちを起こしたようだ。その後、乾燥させて砂にまで戻してたけど…。


水の精霊もゴーレムを泥々にしたあと、水分を全部奪っていった。カチンカチンになって、修復できませんでした。


ゴーレムと同じ属性の土はどうだったかというと。

ゴーレムの艶が良くなりました。同じ属性には攻撃は利きにくい模様。

ただ、性質を変えたり、植物の成長も操れたりするみたいで、農業には打ってつけだった!


『全属性を使えるとは…』


そういや、ソルは火と風だもんね。魔法は全属性使えるのにね。

この元ホブゴブリンもある意味チートってことですねぇ。

じゃあ、もうこれは新種でいいじゃない?聖獣でもないのに、精霊術が使えるってレア中のレアでしょー?


「じゃあ、あたらしいしゅぞくだね!しんきってどーかな?」


「シンキ?変わった音だな」


そりゃあ、日本語だもん。森の鬼で『森鬼(しんき)』、ぴったりだよね。

なんて自分のネーミングセンスを自画自賛していたら、あら不思議、元ホブゴブリンの額に白い紋章が………。


って、名前じゃなーい!種族の名前が森鬼なの!個人名じゃないの!!

ヲイ、神様。ちょっとここまで出てこい!私で遊んでんだろ!!

誰にもぶつけられない苛立ちを、地団駄踏んで誤魔化す。


「ネマ…」


パパンも呆れている。

私のせいじゃないし!


「しゅぞくの名前だもん!」


って言ってはみたものの、取り返しはつかない。

もういいよ。元ホブゴブリンの名前は森鬼に決定!


『なるほど。お主が(はべ)らせる者は、こうやって増えていくのだな』


侍らせるってやめてくんない!?

自分で選択したのはソルだけなんだよ!あとはなりゆきというか、神様が勝手にチョイスしたというか…。

うん!私は悪くない!!


「ごめんね。かってに名前つけちゃって」


「いや。こちらから頼もうと思っていた。お前は俺たちに道を示してくれたからな」


まぁ、どういうふうになるかわからないけど、あの計画がダメになっても、別の方法があるはずだしね。


「このシンキ率いるゴブリンは、ネフェルティマに忠誠を誓おう」


そう言って頭を垂れる森鬼。

おぉ、なんか騎士みたいだ!


「ほんとうに私でいいの?」


「俺に名を与えてくれたからには、お前は俺の主だ」


わーい!ゴブリンのボスになりました!!


…なんか激しく間違っている気がする…。



皆様の予想通り、元ホブゴブリン改め森鬼が仲間になりました。

そして、ネマがゴブリンの長になりました(笑)


森鬼にはどーしても精霊術を使わせたくて、鬼のフラグをへし折ってみました。ちょっと無理矢理すぎましたかね?


次話はお時間をいただくことになります。詳しくは、活動報告の「読者の皆様へ」をご覧下さい。

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