★番外編 海水浴に行こう!(ブクマお礼SS)
今日はお出かけの日なんだけど、やっと要望が通ったのだよ!!
陛下にお願いして、いろいろと調整してもらい、やっとだよ!
「ネマ、よっぽど楽しみだったのね」
「だって海だよ!海!」
そう。陛下にお願いしたのは、ライナス帝国の海に行きたいだった。
海に行くだけじゃない。
あわよくば、泳ぎたいのだ!私は!!
お出かけの準備はパウルたちがやってくれたので、あとはお迎えを待つだけ。
今か今かとそわそわしている私を見て、お姉ちゃんがクスクス笑っている。
トントンと扉がノックされ、確認しに行くパウルの後ろについていく。
お迎えかな?お迎えだよね?
扉が開くと、テオさんがいた。
「ネマ…」
なぜかテオさんにも笑われた!
テオさんが表情を出すのは珍しいんだけど、私の行動がそんなにおかしいのか?
「もう行けるようだな」
「じゅんびはばんたんよ!」
まぁ、準備をしたのはパウルたちであって私ではないが。
テオさんに抱きかかえられ、転移魔法陣がある部屋に向かうと、すでに全員が揃っていた。
今回の海水浴は私たちだけじゃなく、皇族が全員参加するという、極めて異例な事態となった。
いや、私が陛下にお願いしたら、ユーシェが一緒に行きたいと言い出したらしく、そうしたらサチェも同じことを言い始めたとか。
そうなると、陛下と先帝様も同行しなくてはいけなくて、それを面白がった皇太后様と皇后様が主体となって、みんなで行きましょうってなったとか。
つまり、国のトップが総出で海水浴って、日程の調整やら警備の都合やらで、時間がかかったというわけだ。
ルイさん以外の陛下の兄弟もいて、初めましての人もいた。
マーリエのお父さんは、陛下の一番上のお兄さんで、凄く優しそうな顔をしていた。
お人好しの人って顔に出るよねって言うくらい、温厚なおじ様だ。
笑った顔はマーリエの笑顔とそっくりだったので、母親に似なくてよかったねってちょっと思ってしまったよ。
「みんな揃ったな。では、行くとしようか」
全員が転移魔法陣に乗ると、皇太后様が私のところに来て、耳打ちをした。
「セリューってば、ずっと楽しみで仕方なかったみたい。家族揃ってどこかに行くの、初めてなのよ」
なんと!?
そんな大事なイベントに、私たちみたいな他人がいていいの??
驚いている間に転移魔法が発動し、視界いっぱいにキラキラが広がった。
移動先は、皇族が所有する離宮の一つで、蒼彩宮と言うらしい。
早速案内されたお部屋は、見事なオーシャンビューの綺麗なお部屋だった。
バルコニーに出ると、波の音と潮風が心地いい。
でも、海の匂いって、こう、うずうずするよね!
早く行きたい!!
ガシェ王国では、貴族が泳いだりすることはないんだけど、ライナス帝国では海辺で遊ぶくらいはするんだって。
だから、水着みたいな服もあったよ。
ただ、めちゃくちゃダサいんだけどね。
半袖短パンのウエットスーツみたいにぴったりしたものに、腰回りには幾重にもひらひらがついている。
まぁ、ひらひらにいっぱい文様魔法が施してあるから、溺れても危なくないようにするためのものなんだろうけど…。
でも、ダサい!!
こんなにダサいって知ってたら、デザインから作ったのにぃ!
まぁ、ここで文句を言っても仕方がない。あとで、オリヴィエ姉ちゃんに水着がダサいからどうにかしてくれと手紙を出そうか。
お姉ちゃんやパウルたちを引き連れて、目の前のビーチに突撃した。
すでに、クレイさんがアイセさんとダオを連れて、波打ち際で遊んでいる。
…なんで男の人は普通の海パンなんだよ!
サーフパンツっていう、短パンだけどさ。
さすがに、ブーメランとかだったら笑い転げるわ。
よし!海に入る前に、準備運動だ!
ラジオ体操第一〜ちゃんちゃんちゃらちゃっちゃちゃ、ちゃんちゃんちゃらちゃっちゃちゃ……。
頭の中で音楽を再生しつつ、大きく背伸びの運動から〜。
日本人には欠かせないラジオ体操だが、ちゃんとした音楽がないと次の動きがわからないときがあるよね。
順番も違うかもしれないけど、まぁいいか。
「…ネフェルティマ嬢、いきなり奇妙な踊りをし出してどうしたの?」
それだと私がグラーティアみたいじゃないか!
海に入る前には、念入りに準備体操をする。これ大事だよ!
「海へ入る前に、体を動かしておいた方がいいんですよ!」
深呼吸して終わり。
いざ、参らん!!
わーっと海に向かって走る。
しかし、すぐに波に脚を取られ、速度が落ちてしまう。
それでもザブザブと突き進んでいくと、波に体が持っていかれる感覚がきた。
波に合わせて体が上下に動く。
一瞬の浮遊感がなんとも言えない!
大きな波が来たら、波に乗って波打ち際まで運ばれる。
うーん、ボディボードか、せめてビート板が欲しいね。
誰にお願いしたら作ってくれるかな?
上手くできたら、シアナ特区でも流行ると思うんだけどなぁ。
考えごとをしていたら、ザバッと誰かに持ち上げられた。
「もう疲れたのか?」
「テオさん…」
私を持ち上げたのはテオさんだった。
テオさん、着痩せするタイプだったのか。
森鬼には劣るものの、お兄ちゃんよりしっかりとした体つきをしている。
剣の腕もあるらしいので、訓練の成果なのか?
…あっ!体つきと言えばパウル!!
テオさんに下ろしてもらい、急いでお姉ちゃんたちのもとへ戻る。
お姉ちゃんもダサい水着姿なのだが、元がいいせいか私のものとは違ってみえる。
不公平だ!
森鬼とパウルも海パン姿だったけど、この二人が並ぶとマジでヤバかった!
これぞ肉体美!と言わんばかりの筋肉。
ボディービルダーみたいなムッキムキじゃなくて、本当に戦うための筋肉な感じがする。
つか、二人とも見事な逆三角形しているなぁ。
胸筋や上腕二頭筋も凄いけど、前鋸筋まで出ているってガチだよ!ガチ!
「ほぇー。パウル、強そう…」
圧倒されて、お馬鹿な感想しか出てこなかったけど、パウルは真面目に答えてくれた。
「お嬢様方をお守りできるよう、日々鍛錬をしておりますので」
パウルのお腹をペチペチしてみる。
おぉ!硬い!
「ネマお嬢様、はしたないことはおやめください」
いやいや。だって目の前にエイトパックがあるんだよ?
腹筋が八つに割れているとか、ペチペチしなくてどうするよ!
セクシー筋もしっかり出てるし、太ももなんて、私のウエストよりも太いんじゃない?
間違いなく、実は脱いだら凄いんですって言えるね。
「同じ男として、嫉妬するくらいいい体をしているね。いったい、どんな鍛錬を?」
ルイさんもやってきて、森鬼とパウルの体を褒める。
そうは言うが、ルイさんもちゃんと鍛えられた体をしている。
まぁ、皇族として必要な鍛錬はしているってことなんだろうけど。
そこから、パウルとルイさんによる筋肉談義が始まった。
鍛錬方法から食べ物にいたるまで。
どこかのアスリートみたい。
「みんな、早いわね」
皇太后様を筆頭に、陛下方が登場だ。
にしても、大きな日よけの傘といい、長椅子といい、どっかのリゾート地みたいだな。
陛下方は遊ぶつもりはないようだが、動きやすい格好をしている。
「ユーシェ!サチェ!遊ぶよ!!」
カイディーテは、相手をするつもりはないと、視線を合わせず、皇太后様の隣で寝そべっているので、声はかけなかった。
海に入る前に、ダオを道連れにするのを忘れてはいけない。
水の属性であるユーシェとサチェは、意気揚々と海に入っていく。
水に浸かった体ってどうなっているんだろうと、好奇心にかられて脚を触ろうとした。
しかし、脚がない!!
びっくりしてサチェを見ると、私が何に驚いているのか理解したようで、海から脚を出して見せてくれた。
「…とけてたの?」
水の中を自在に移動できる聖獣なので、水に溶けていてもおかしくはないような……。
先ほどから、ダオが私にしがみついて離れないのだけれど、そろそろ危ないので離れて欲しい。
「ダオ、大丈夫だよ。ユーシェとサチェがいるんだから、溺れることはないよ?」
そう説得しても、プルプルと首を横に振るだけだった。
困った私は、サチェに助けを求めた。
なんだろ。サチェにため息を吐かれた気がする。
急に波が来たかと思ったら、ダオに絡みつき、体を持ち上げた。
海も水を自由自在に変化させることができたので、サチェたちも当然できるのは知っている。
ダオをどうするのかと見ていると、ユーシェの背中に乗せられた。
次は私の番だと、サチェの目が語っている。
というか、私は咥えられて放られるって、扱いが雑じゃない!?
私はサチェの背中に、ダオはユーシェの背中に乗ると、彼女たちは沖へと走り出した。
そう。海の上を駆けているのだ!
風と水飛沫を感じ、テンションが上がってくる。
海の色が急に濃くなる場所で、上昇したと思ったら、まさかの急降下。
海面に激突する!と目をつぶって衝撃に備える。
隣では、ダオが悲鳴を上げていた。
体には何も衝撃を感じないまま、目を閉じていても感じていた光が弱くなった。
不思議に思い目を開けると、そこは一面の青い世界。
海の中だと理解するのに、少々時間を要した。
熱帯のカラフルな海ではなく、静かで穏やかな海の中だ。
時折、目の前を通る魚がいるが、種類まではわからない。
サチェたちはどんどん深く潜っていく。
いったいどれくらい潜ったのだろうかと上を見上げると、あることに気がついた。
呼吸しているはずなのに、吐いた息が昇っていかない…。
元々、水の聖獣がいるということで、呼吸の心配はしていなかった。
だけど、今吸っている空気はどこから来て、吐いた息はどこに行っているのか?
ラース君のときのように、体の周りに空気の層が作られているということはない。
ちゃんと、水の感触がある。でも、呼吸は見えない。不思議だ…。
スクーバダイビングのように、吐いた息がボコボコと上がっていくの、好きなんだけどなぁ。
上にばかり気を取られていたせいか、サチェが動きを止めたことに気づかなかった。
「ネマ!あれを見て!」
ダオの興奮した声に我に返る。
ダオが指差す方向を見ると、森があった。
言っておくが、海藻とかではない。
正真正銘の山にあるはずの森だ!
海流に乗って、ゆらゆらと揺れる木々。わずかな光りを浴びて煌めく緑の葉。
……てか、これ、発光してないか?
深海生物が持つ発光体の青白い光とは違い、淡い緑の温かい光だ。
その光に集うように、たくさんの海の生き物がいた。
魚もいれば、虫のような甲殻類っぽいもの、クラゲに見えるアレはひょっとしてスライムなのか?
そしてとどめは、私たちの上をゆったりと通りすぎる超巨大生物!
地球で言うなら、シロナガスクジラ辺りの大きさだろうか?
大きすぎて、どんな生き物なのかがわからない。
「すごい!知らない生き物がいっぱいいるー!」
サチェにもっと近づきたいとお願いをすれば、森の真上へと行ってくれた。
上から海の中の森を見下ろすというのも、今までにない感覚だ。
サンゴ礁を覗くよりも、より一層神秘的な感じがする。
森に隠れている魚たちは、熱帯地域の魚のように鮮やかな色合いのものが多かった。
でも、森に入るとわからなくなるので、ここはいい隠れ家なんだろうね。
ちょうど、あの超巨大生物が戻ってきたので、気になって近づいてみた。
体はサメとクジラを足したような、海洋生物独特のフォルムだけど、顔が衝撃的だった。
頭には兜のようなゴツくて硬い甲羅。
大きな口から覗く歯は、歯というよりも板みたいに見える。
前歯あたりは鋭く尖っている部分もあり、全体的に凶暴そうな顔付きをしている。
長い尾も、十分な武器になりそう。
完全に肉食な子ですね。
だけど、私たちには見向きもせずに、優雅に泳いでいる。
それにしても、大きいなぁ…。
大型客船くらいあるんじゃないの?
生きた戦艦か!
襲われることはなさそうなので、一緒に並走したり、背中に乗ってみたりしたけど、この子が私たちの存在に気づいているのかも謎だ。
「…ネマ、怖くないの?」
「まったく!知らない生き物を間近で見られるってすてきじゃない!」
まぁ、神様の力もあって、生き物から襲われることがないので言える言葉ではある。
地球で肉食獣の近くに行けと言われたら、それはそれで恐怖を感じるだろう。
どれだけ馴致されていようと、人間の思い通りにいくとは限らないのが動物だ。
大きなアミメニシキヘビに絞め殺されるかもしれないし、猫にだって噛まれれば大怪我をすることもある。
病原菌に感染したら、それこそ生死に関わる。
神様からもらった能力で、何がありがたいかって、生き物にストレスを感じさせないことだよね。
野生そのままの生態を観察することも簡単にできる。
今回はたぶん、サチェたちが気配を消してくれているから、海の生き物たちも気づかないのだろう。
ラース君やソルも、私が動物と遊んでいるときは、怖がらせないように気配を消しているときがあるから、その応用って感じ。
海の中を満喫して砂浜へ戻ると、美味しそうな匂いが漂っていた。
「ネマ、いいときに戻ってきたわね!」
お姉ちゃんに、食いしん坊だからかしら?とからかわれたけど、ご飯のタイミングだったのは偶然だ。偶然!!
「ネフェルティマ嬢、海の中はどうだったかい?」
バーベキューというにはだいぶ豪華な食事が並ぶ中、皇帝陛下が聞いてきた。
「サチェが、海の中の森につれてってくれたんです!すっごくきれいだった!」
「初めてみる生き物が多くて、あとで図鑑で調べたいと思います」
ダオも感想を述べているけど、図鑑!!
ここにも図書室くらいはあるよね?海の生き物の図鑑、あるよね!?
「私もいっしょにしらべる!」
「どんな生き物がいたのかしら?」
皇太后様が質問してくれたので、あの超巨大生物のことを話した。
「それだけ大きかったということは、丸呑みだろう」
先帝様が教えてくれたけど、丸呑み?丸呑みって名前なの??
あの大きな口を見たから、丸呑みなのは納得できるけど、丸呑み…。
もっと、こう、格好いい名前を付けてあげようよ!
「オレクティとは、とても珍しいものに遭遇したね。これも、ネマちゃんだからかな?」
ルイさんや、どういう意味だい?
私の方が珍獣だから、丸呑みが見にきたような言い方ではないか!
野生の生き物に会えるのは運なんだ!
断じて、私が珍獣だからではない!!
ぶーっとふくれっ面をすると、ルイさんが笑いながら謝ってきた。
誠意が感じられないね!
「ネマちゃんの好きなぺシェーネを用意するから、許してくれるかな?」
何!?ペシェーネだと!
「いっぱい?」
「ネマちゃんが食べきれないくらいに」
ほうほう。
それならば、許してあげよう!
「ルイベンス殿下、ネマお嬢様にお菓子を与えないようお願いします」
「なんで!!」
パウルの制止に、とっさに大きな声を出してしまった。
お行儀が悪かったせいか、それとも別の理由か、パウルの冷たい視線が痛い。
「この前、お菓子を食べ過ぎて、夜ご飯を召し上がらなかったのはどなたでしたかね?」
…はい。私です。
だって、美味しかったんだもん!
「ネマちゃんもパウルには敵わないみたいだね。パウルも、少量なら構わないだろう?」
「えぇ。一つか二つなら」
酷い!ペシェーネ、一口サイズの小さなお菓子なのに!!
「ネマ、こうなったらパウルは折れないわよ」
お姉ちゃんにまで言われては、自分が悪かったと諦めるしかなさそうだ。
「パウル、二つならいいんでしょ?」
だが、二つは食べたいと主張はする!
食べないという選択肢はないのだから!
「三つ以上食べたら……」
パウルの顔が怖い!
真顔で表情がない分、めっちゃ怖い!
「しばらく外で遊ぶのを禁止しますので」
ノォォォォッ!!!
今ならムンクの叫びをリアルに再現できていると思う。
お菓子と外で遊ぶの、どちらか選べと言われているようなものだが、子供にとっては究極の選択である。
どちらも選べないが正しいのだが、この場合、外のもふもふたちとも触れ合えないという要素が加わってくる。
おわかりだろうか。
お庭に遊びにくる鳥たちやポテたちも、竜舎のワイバーンも、サチェたちと外で遊ぶことも禁止されるということだ。
私からもふもふを取ったら何が残る!?
何も残らないじゃないか!!
私にできることは一つしかない。
そう、パウルの言いつけを守ることしか…。
こういうときこそ、救いの手を差し伸べてくれてもよさそうだけど、人様の家庭問題に口を出すような人はいなかった。
「オスフェ家の使用人は質がよいな。本来であれば、身分が上の者ばかりの場では、口も挟めぬだろうに」
そう言って、先帝様がパウルのことを褒めた。
「オスフェ家に代々勤めている家系ですので、家令である父より、奔放がすぎる際はすぐに諌めよと言われております」
「奔放がすぎるか…。ルイにも貴殿のような側仕えがおればよかったのだが」
あれ?これって、パウルが褒められているんだよね?
何気にオスフェ家が落とされているってことはないよね?
「おとう様もマージェスにおこられていたの?」
てか、パウルの言い方だと、私だけじゃないってことでしょう?
代々のオスフェ家が、ダウニー家にお説教されていたとしたら、それはそれで面白いというか、成長がないというか…。
「旦那様だけではありません。先代様もですし、先々代様が臣籍降下された際は大変だったと聞いております」
先帝様と皇太后様は、曾祖父ちゃんを知っているようで、あのお方はなぁと同情の眼差しが送られた。
曾祖父ちゃん、いったい何をやったの!?
ちなみに私は、曾祖父ちゃんが曾祖母ちゃんに熱烈アプローチして射止めたお話しか知らない。
パパンのお祖父ちゃんだけあって、とても濃かったとだけ言っておく。
お姉ちゃんがあんな大恋愛をしてみたいと乙女らしいことを言っていたが、私は曾祖母ちゃんがさぞ苦労しただろうと思ったけど、最後まで添い遂げたのだから、やっぱり曾祖母ちゃんもオスフェ家の人間なんだなって悟ったよ。
お兄ちゃんやお姉ちゃんが、まともな恋愛ができることを祈るしかない。
「まぁ、先々代の話ならば、夜にでもしてあげよう」
先帝様、それ、オスフェ家の黒歴史かもしれないから、お手柔らかにお願いします。
というか、ガシェ王国の王族の黒歴史も兼ねているじゃん!
楽しい思い出と、思い出したくない思い出が刻み込まれた海水浴となったのは、言うまでもない。
遅くなりましたが、ブクマいっぱいありがとう!のお礼小話です。
書いている間に夏から秋に足早に変わってしまいました。
これから、寒がりには辛い季節が来るかと思うと、ちゃんと越冬できるか心配です(笑)
季節の変わり目ですので、皆様も体調にはお気をつけください。