表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Don't spell magical word  作者: ゆりか
12/36

決別

 王妃は自分の部屋に戻りベッドの上に座った。

そして、部屋の禍々しい鏡を見つめて言った。

「やはり彼女は素晴らしい女性だったわ。それに、王子のことを愛してくれている。」

『そうですか…あなたの好きにしなさい…しかし、あなたは必ず後悔するでしょう。』

「…」

『そうだ…あなたに一つ教えておくことがあります。』

「いえ結構です。…私はあなたに話しかけるのはもうやめようと思います。」

『なぜ?私はあなたを『国中からうらやましがられる王妃』にしたじゃありませんか。」

「はい。私は元は本当にダメな王妃でした。でも、私はもう一人でやっていけます。」

『…わかりました。しかし、あなたは悲しみの淵に立たされて、また私を呼ぶでしょう。』

「…さよなら。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ