安楽椅子の探偵
「安楽椅子の探偵」「Armchair Detective」
現場に行かない探偵。
印象的だったのは、「羊たちの沈黙」。
ChatGPTさんによると、シャーロックホームズも、わりとそのタイプだとか。
探偵はCafeにいる。
本業は占い師。
ただし、師匠の厳密な指導で、占いでお金をいただくことはしていない。
なので、もうひとつの本業は、便利屋。
または、リサイクルの買い取りの時の助手をしている。
暇なときは、仲良しのコーヒー屋さんにいる。
接客の仕事をしているわりには、プライベートになると、人間関係が苦手だと考えたりもする。
「こうみえて、コミュ障なんですよ」
そう言っても、みんな信じてはくれない。
リサイクルの仕事の時には、学校の後輩だった女社長との会話を大切にしている。
あの業界は、お客も業者も含めて、変人が多い。
親切な取り引きを心がけてくれる不動産屋さんとか、土木の会社の社長さんとかもいる。
一方で、隙あらば、ただのゴミを押し付けようとする「民間人」がいたり、夜中に店の前に処分に困る廃棄物を置いていく人がいたりもする。
親切は、もちろんその人の徳になる。
時には割に合わない片付けを受けてしまう。
隣で見ていても、損しかない仕事を、人助けでしている。
前置きが長くなったけど、占いで訓練された推察力は、役に立つ。
人間の行動には理由がある。
くだらないと思えるエゴで動く人もいるし、奥深い配慮で複雑な動きをすることもある。
「動機」を知ることは、ミステリーには不可欠なのだ。




