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緊急警報
二日前…八月十四日…午後十一時五十五分
アラームが大音響で鳴った、それは予期せぬ出来事だった
お風呂から上がり濡れた頭をタオルで拭いてる雨宮凛子には唐突な一撃だった
[ブーブーブー、死婢人です、死婢人
です、身の危険にご注意下さい]
スマホが唸る、メールも…
間も無く死婢人が現れます、今すぐその場を離れて下さい、離れられない場合はけっしてドアを開けては行けません、
繰り返します、間も無く死婢人が現れます
死婢人、、[どうして私のところにこんなメールが]
差出人は、不明、、見知らぬアドレス
時計を見ると間も無く零時
[何の冗談、逃げるたって後一分しかないじゃん