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闇死婢人2
首が無いのに何故か動いている、遊んでいる
怪奇で、、於曾ましい
この絵を最初に見つけたのは美術部の顧問、水原弥生だった、
水原は朝授業の前に美術品をチェックしている、
彼女は毎朝その気性故か名画及び、小筆一本紙一枚に対しても念入りに数をチェックをしている、
そしていつもより一枚多い絵画に気がついた、
絵画は黒いカーテンが掛けられていた、水原弥生はそれを不意に捲る
そしてそのまま気絶し入院した、
回復した水原は言った
見た瞬間に息が出来なくなったと、
実際に他の職員達もその絵を見た時嘔吐を催した者が何人もいる、
まるで有毒ガスを吸い込んだみたいに
この絵には何かとてつもない死のオーラを感じる
誰がこんな絵を描いたかは知らないが、きっと悪魔の類いに違いないと
学園長は言った、
以来その絵画は
美術室の金庫に保管してある