地獄の門
俺は無事魂を回収し地下から出て天国行きに魂を預けるところだった。
「あ。魔王…」
地下から出ると魔女サタンがいた、ガイアがいないのを地下を見張ってたガイアが逃げるとは考えられない、倒したのだろう。
「あ、天国行き分かる?」
「向こうだ。」
サタンはアマノが言ってた場所と同じ場所を指指した、どうやら本当に邪魔をしたり敵対したりする気はないらしい。
「私がいなかったらどうやって天国行きに行ってたんだ?本当は知っていて聞いたんじゃないか?」
「え。あ、ごめんなさい、」
一瞬で鎌をかけたのがバレた。
「いいんだ、その用心深さもジャックの魅力だ。私を信じられないまでは疑え。」
「…助けてくれてありがとう…じゃあな。」
サタンはこちらを見るが動きもせず寂しそうな表情を見せるだけだった。
それから天国行きに着き無事天国に魂を渡せた。
「アマノ!デモ!魂は無事天国へ行った。逃げよう!」
テレパシーでアマノとデモに伝えると俺も向かうべき場所に行った。
「良くやった。」
「じゃあ僕の魔法でここら一体の神や天使を気絶させちゃお!ストルライト!」
魔力も体力もかなり使うが、防げる者はいないだろう。
「なんだあの魔力量は!」
神や天使がざわめく。
ドーン!!
「どうかな…え?なんで?」
見ると誰1人攻撃を受けてなかった、変わりに大きな魔力の盾のような物があり、それを出していると思われる者が見えた。
「誰だあいつ!?最高神最強のゼウスでも防げないはずなのに、あれ〜?悔しすぎる、」
攻撃を防いだ者はどこかに行く。
「待て!逃がさないよ!」
「バカ!待つのは貴方!引いて!この混乱した今逃げるがベスト!」
「…分かった。」
「ダメだなコレは、魂は天国に戻ったらしいし、戦力はかなり削られた。この魔女の子対策作戦が成功したらこのエアード様の評価もかなり上がったと思ったが…ん?」
目の前には悪魔の羽根と天使の輪を持った者がいた。
「誰かな君?私に用事でも?」
「俺はジャック。アマノの天と言えば分かるか?」
「あー!人間の!待てよ?今君を捕まえれば私の評価は上がる!ヒャッハー!コレはラッキー!」
「地獄の番人アバドンよ地獄の門を今開け。」
「なんか言ったか?」
「じゃあな。」
違和感を感じたので後ろを見ると神々が良く知る地獄の門があった。
「なんで地獄の門が…動けない。」
地獄に引きずり込まれる。
「馬鹿な!魔界で契約した者しか召喚出来ない最上位魔法を!!やめろ!なぜ私にこんな…こんな事を!」
「アマノを泣かせた罰だ。」
「地獄なんて酷すぎる!」
「お前は1人の人間を地獄に落とそうとした張本人だろ?他人は良くて自分は嫌だなんて都合が良すぎる。アマノから聞いたぞ、神々の地獄は余程酷い場所らしい、神なら知ってるはずだ。」
「お願いします!なんでもする!どんな償いでもするから地獄はー!!」
「分かった。」
俺は地獄の門を解除した。
「へ?」
「変わりに天界や神界で何か起きれば手紙で連絡する事、俺やアマノの事なら尚更、出来れば俺達に不利になる内容だったらできるだけ誘導する事。」
「それだけ?」
「あとアマノにこの事は言うな!それとアマノに関わるな!わかったな?」
「は、はい。」
「裏切ればいつでも地獄に落とす。出来ることなら俺は誰かを殺したり地獄に落とすなんて事はしたくない。じゃあ。」
そういうと人間は下界に帰った。だが誰かを殺したくないなんて…殺したくないなんて嘘だ。奴は俺を地獄の門に引きずり込む時本気で俺を憎む目をしていた、奴はきっと魔女の子のためならなんだってやるだろう…。
「あれが魔女の子の天か…俺が探していた答えもコイツだ!!」




