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僕のおかしなハンターライフ  作者: かりい
始まりと不安
2/46

片寄った奴ら

暇つぶし程度に見てください!

 初めてのクエストが終わり報酬金を貰って帰ろうとしたとき、2人の双子と思われる青年が前に現れ叫ぶ。

「俺をパーティーに入れてくれ!」

「へ?」

(よっしゃー!!仲間増えまくりじゃん!)

 喜ぶカズだったがすぐに奇妙なことに気づく。

「2人とも防具と武器はどうした?」

 そう、2人は防具と武器を装備していなかったのだ。

「「必要ありませんから」」

 2人息を揃えてそう言う。

「コッチが兄のヘキで」

「コッチが弟のコウ」

 お互いを指指して自己紹介をする。

「俺ら双子は特殊で、兄は防御力が人の何倍もある。」

「弟は攻撃力が人の何倍もある。」

「「つまり兄が盾になり弟が剣になるのです!」」

 そう言われてノアは「お〜。」と納得しているようだが、カズは納得していなかった。

「装備付ければ更に強くなるじゃん!」

 カズは思わずそう叫んでしまった。

 その言葉を発した瞬間、その場はシーンと静まり返った。

(しまった!)

 そう思った時にはもう遅い。きっと何か事情があったのだろう。早く謝らなければならないと思い、

「ごm」「「「その発想はなかった。」」」

 3人は口を揃えてそういった。

「はっ?!」

 事情は何も無かったのだ。

 ただ2人は強いから武器を持って無かっただけだった。

 そんなことにも気づかないとは、そう思いカズはお互いを良く知るためにステータスカードを確認する。


 名前:カズ 年齢:13歳 レベル:1

 体力:500 攻撃力:500 俊敏力:999999 防御力:500 魔力:1500

 ジョブ:魔法剣士

 スキル:マナ固形化魔法・身体能力強化・家事スキル



 名前:ノア 年齢:10歳 レベル:1

 体力:300 攻撃力:500 俊敏力:150 防御力:150 魔力:3000

 ジョブ:黒魔道士

 スキル:地獄魔法・火属性魔法・水属性魔法・電気属性魔法・土属性魔法・風属性魔法・ドジ



 名前:ヘキ 年齢:23歳 レベル:1

 体力:1500 攻撃力:150 俊敏力:200 防御力:2500 魔力:500

 ジョブ:ナイト

 スキル:守護神・脳筋



 名前:コウ 年齢:22歳 レベル:1

 体力:1500 攻撃力:2500 俊敏力:200 防御力:150 魔力:500

 ジョブ:ナイト

 スキル:攻撃神・脳筋




 .............は?

 生まれて初めて見たスキルだ。

 なんだ?ドジって?脳筋って?

 それにこのパーティーステータス片寄った奴しかいない。

 とても個性的でいいですね。ではすまないくらいだ。

「マトモガホシイ」

カズはそっと呟いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 オマケ

 普通の冒険者


 名前:〇〇 年齢:××歳 レベル:1

 体力:500 攻撃力:300 俊敏力:300 防御力:300 魔力:300

 ジョブ:冒険者

 スキル:剣術・武術・治癒

暇つぶし程度に見れましたか?

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