設定のような(本編には少ししか関係ない)
日本が軍を持つようになった理由は一つ。
アメリカ軍のアジア方面からの撤退である。
アメリカは、経済的に苦しくなり日本や韓国の米軍を縮小し。
本隊は全てハワイ付近まで交代させていた。
ここででてきた問題は日本の国防力である。
日本の防衛計画は基本的にアメリカを頼りにした、戦略である。
例えば海上自衛隊。主要装備は対空や対潜能力重視の編成だ。
一応、対地や対艦と言ったものはできるが一昔風に言えば空母護衛のための編成だろう。
つまり、米海軍の空母を頼りにそれを護衛する編成でしかない。
全体的に見ても、あくまでも防御に徹した編成であり攻撃力はないに等しかった。
だが今やアメリカは疲弊し、日本や韓国と言った同盟国からの撤退を開始している。
日本はアメリカの撤退で生まれる空白を埋められるほどの、力を有しておらず根本から戦略を変えざるをえなくなった。
さらにそこに漬け込むように、中国、北、韓国の軍備増強やロシアの圧力が日本に降りかかっていた。
そうした事態の中で生まれたのは、憲法改正とアメリカからの独立。
自衛隊の軍事力増強と日本独自の防衛計画である。
【憲法改正】
アメリカの撤退により、周辺諸国の活発かやアメリカ撤退以降日増しに増えた領空・領海侵犯により遅すぎる危機感を覚えた日本は憲法改正を行った。
投票では自称平和団体等が反対をしやや票があったが、過半数が賛成し可決された
一・積極的戦争の放棄
【侵略戦争の発動を禁ずる。だが侵略に対する自衛戦争はその限りではない】
二・交戦権
【領空・領海侵犯をおかした航空機や艦船が指示に従わない場合の撃破許可。
発砲され急をようする場合は、現場判断にて反撃を許可する】
と言ったようなものが主だったものである。
八・四艦隊案
国防の切り札となるべき艦隊案。
正確な詳細は明かされていないが「昇日計画」と呼ばれている。
大まかな内容は巡洋艦八・空母四の計画。
これは近年空母艦隊を増強させた対ロシア・中国戦略のいっかんとされる
異世界転移
日本全域に渡り、濃霧が発生しそれが晴れると日本以外の国が消えていた。
調査を開始する日本だが、調査が進むにつれそこが日本ではないことがわかった。
日本が転移した場所は魔の海域と呼ばれ、常に濃霧のたちこめる場所。
架空兵器
【艦種】 たかお型ミサイル巡洋艦
【排水量】13,400トン
【全長】192.5m
【全幅】20.4m
【機関】4基2軸(知識不足)
【速力】35.5ノット
【兵装】MK.45 62口径5インチ単装砲×2(背負い式)
高性能20mm機関砲×5
VLS装置一式(セル数はあきづき型の2倍にあたる64セルを二基)
90式SSM4連装発射筒×2
3連装魚雷発射管×2
ヘリ三機を収用可能
【乗員】360名
たかお型巡洋艦はアメリカ軍の撤退に伴い空いたその空欄を埋めるべく、計画された八・四艦隊案こと昇日計画で航空母艦護衛の要として建造された巡洋艦。
なお、たかお型の起源は米海軍の航空母艦の防空防御を担当しているミサイル巡洋艦をもととしている。
また、たかお型は試験的なものではあるがトマホーク武器システムや対潜装置一式等を搭載しており対空、対艦、対潜、対地と多任務に従事できる汎用艦としての一面が強い。
また、たかお型は大日本帝國海軍の高雄型重巡洋艦にかなり近い形状となっている