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私の3年間  作者: みなつ
1/3

新しい環境

何のために生きているのか

生きる意味があるのか


毎日が退屈だった


そんな私を変えたのは、、、


高校で出会った、すごい人たちだった。



_____________________________________________



4月入学式


三里北高校入学式と奇麗に書かれた横を通る。

ここが、今日から通う高校・・・

少しの不安・・・そして期待・・・

もう逃げるのは、やめよう


高校では、逃げない。

中学みたいにならない。

もう1度決意を自分の中で確かめ、体育館へと向かった。




「入学おめでとうございます。あなた方は、大人へとこの3年間で近付いていきます。

その大人になるお手伝いを私たち先生は・・・」


おなじみの校長先生のよくわからない話(笑)

うちは、割とこの話が嫌いじゃない。

校長先生が話ている時に、先生の頭から、変なもんが出てきたらどうやろ?とか、突然バイクで暴走族が壇上に上がったらどうやろ?とか考えるのが楽しいから(笑)


変な妄想をしているうちにいつの間にか式は終わっていた。

小説とは、便利だ。



新入生1人1人にクラスと担任の先生の名前が書かれている紙きれが体育館を出たところで渡された。


1年2組38番 村嶋むらじま菜朝なあさ 

   担任 志都美しずみ香奈かな


愛想の良い係のおばちゃんに渡された紙きれには、そう書いてあった。

っというか・・・

よく間違えずに1人1人正確に紙を渡せるなぁ・・・神やん・・・

(あまり深く突っ込まないで下さい)



「やったぁー♪同じクラスやぁー♪」

「ほんまや!やったー!」

「またよろしくなぁ!」


クラス発表に一喜一憂する声がそこら中から聞こえてくる。

ちなみにうちは・・・一喜一憂する相手がおらんかったりする(笑

何故なら同じ中学の人が1人もいないから(笑)


うっわ!最悪やん!


っと思った方もいるかもしれませんが・・・

うちは、自ら同じ中学の人がいない高校を選んだ。

誰も自分を知らないところへ行きたかった。

まだ騒がしい体育館に背を向けて、1人教室へと向かった。


1年生の教室は、体育館から1番遠いC棟にあるらしい。

私は、キョロキョロしながら教室を探索・・・

えーっと・・・c棟2階・・・


あった!


教室には、新入生にわかりやすいようにだろう大きく1年2組 志都美学級 と書かれていた。


よし!1番乗り~♪

るんるんで教室のドアを勢いよく開けた。


思ったとおり!1番乗り♪

・・・ではなく(○□○)!!

すでに2人静かに席に着いていた・・・。

くそー・・・絶対1番やと思ったのに・・・やるなぁ・・・何者や?!


少し2人の存在が気になったが、すぐ話しかける勇気はないぜ・・・ベイベー・・・


机には、出席番号と名前が書かれた紙がはってあった。

私は、自分の席を見つけおとなしく腰をおろした。


やっぱ、席後ろやなぁ・・・

まぁ、机くん、椅子くん、教室くん、そして、見知らぬお2人さん!!!

とりあえず、1年間よろしく☆


つづく・・・

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