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後書き

 

『平和への願い』を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。この作品の元となった『平和の子、ミール』はロシアがウクライナを侵攻し始めたことに衝撃を受けて書き始めたものです。それは、2022年2月24日のことでした。テレビのニュースを見て、信じられない思いを抱いたことを覚えています。

 あれから4年近い月日が経ちました。しかし、ウクライナに平和は訪れず、というより、却って悪化の一途を辿っています。更に、トランプがアメリカの大統領に就任したことで、ロシア寄りの和平案が示され、先行きはまったく見通せなくなりました。


 正義とは何か?


 考えても答えは見つかりません。私たちが考える正義と、プーチンが考える正義、トランプが考える正義はまったく別物だからです。加えて、本来なら世界の正義を声高に訴えなければならない場である国連は機能不全を起こし、何ら対策を打てていません。それどころか、ロシアに制裁を科さない国も多数存在するのです。つまり、利害が正義を凌駕しているのが現状なのです。


 これでいいのでしょうか?


 いいわけはありません。といって、できることは限られています。それでも、多くの人が関心を持ち続ければ、いつかそれが力になることもあるのです。

 ペンは剣よりも強し! という言葉があります。それを信じて書き続けました。多くの人がこの問題に関心を持ち続けていただけることを信じて書き続けました。一日も早くウクライナに平和な日が訪れることを祈りながら。


 光り輝く未来




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