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レルラレル  作者: 書人
3/6

03.日常

俺の朝は3度寝から目覚めるところから始まる。


起きてから30分以内にカフェインを取るのは、あまり良くないらしい。

だから起きて水を飲み、飯を食ってからカフェオレを飲む。

コーヒーは苦いから嫌だ。


身支度をした後は歯磨きをする。

歯磨きが終わったあとはマイフォンでutubeを見る。

ショートを7本見終わったくらいで、ジンが起きる音がする。


俺らは寮で暮らしていて部屋が隣だ。

ジンは毎回ギリギリで起きてくる。


ジンの時計が壊れ、時間が分らず焦っている時に、俺の部屋まで聞きに来たことがあった。

そこから一緒に学校に行くようになり、仲良くなった。


登校中はずっとゲームの話か、アニメの話をしている。

架空の激アツ展開を考えるのが楽しくて仕方がない。

話に夢中になって、石に躓いて転ぶのは日常茶飯事だ。


あとはいつも通りの授業を受ける。

だけど、今日はひと味違う日だ。


そう、天造技術の評価がわかる。

あの日のダン先生のインパクトが凄すぎて、あまりその日の記憶がないが、結構良かった気がする。


教室にダン先生が入ってきた。

「とりあえず渡すぞ〜。」

棒読みのようにそういうとプリントを渡し始めた。


低い声に棒読み、最初は悪い印象を持っていたが、今ではそれまでカッコよく感じる。

見かけはボサボサの髪に剃ってない髭、そして少しヤニの匂い。

完全におじさんだ。


そんなおじさんから渡されたプリントにはこう書いてあった。


――――――――――――――――――――――――


評価:

A級天造術者の素質あり


能力別評価(10点満点):

天造力量:5 (平均5)

天造操作:7 (平均6)

応用技術:8 (平均6)

成長性:8 (平均8)


天造特性:

特性あり。

かなり強い磁力特性を持っています。


先生から:

1週間以内に職員室に来るように。


――――――――――――――――――――――――


良し。

ほとんどが平均以上だし、特性もあり。

上々だな。

特性は40人に1人が持って産まれてくる。

だけど、その特性の強さは人それぞれだ。

特性がある分メリットもあるが、デメリットも大きい。

特性のせいで力を扱いづらかったり、使えない基礎技術がでてきたりする。

だけど選ばれし者であるのは確かだ。


気を取り直して、もう一度プリントを見る。


ん...?


『先生から:1週間以内に職員室に来るように』


うーんと...

見間違えかな???


『『『先生から:1週間以内に職員室に来るように』』』


俺の日常は壊れてしまった。



短いのポンポン投稿するのと、間隔あけてもいいから長いの投稿するのどっちがいいと思う?

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