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王になるための決意

第二章 王になるための決意


僕は、ケルビン・エリアナさんと友達になって、

宿屋を教えてもらってそこで一泊した。

あっそうだ、金貨1枚は、銀貨10枚分で、

銀貨1枚は、銅貨10枚だそうだ。

そして次の日、

「異世界にきて、初めての朝か」

僕は、6時半に起きた。

この宿は、2階が宿で、1階が飲食店みたいだ。

僕は、洋服に着替えて、1階に降りて、朝食を食べていた。

「あ、そうだ。今日は、エリアナさんと買い物するんだった」

僕は、昨日の約束を思い出し、わくわくする。

「8時カバトル集合だったよな」

そして僕は、宿屋を出てカバトルに向かった。

思いのほか早くついてしまった。

「どうしよう、何して時間つぶそっかな」

そう考えながら周りを見渡していると、

となりの木にエリアナさんが、手に鏡を持って、髪をいじっていた。

「エリアナさん、何してるんですか?」

「わっ、びっくりしたじゃないですか!進之助さん」

「すいません、エリアナさんの驚いた顔が見たくて」

「そんな、私の顔なんて可愛くもないですよ」

「いや、とても可愛くて惚れそうになりましたよ」

「わわわわわ、ありがとうございます」

「何がですか?」

「なんでもありませんよ」

そう言いながら、エリアナほほを赤くしながら笑っていた。

「じゃあ、行きましょう」

「はい、楽しみです」

そして僕たちは、カバトルに入った。

「カバトルって凄いですね!」

「当然です、だって何でも買えるんですもん」

「まずは洋服が買いたいですね」

「そうですか、ならあそこに入りましょう」

「はい!」」

そう言って、少し歩いたところにあった服屋に入った。

「いろんな服ありますね」

「どんなのがいいですか?」

「うーん、エリアナさん僕に何が似合いますか?」

「やっぱり、黒マントが似合が似合うとおもいます」

「じゃあ、それにしようかな」

僕は、その服を買い、早速着た。

「どうですか?」

「やっぱり、似合いますね」

「ありがとうございます」

そうして僕たちは、服屋よ出た。

「次どこに行きますか?」

「リュクスが欲しいですね」

「じゃあ、早速行きましょう」

そんな風に、エリアナさんと話しながら、

沢山の店に行き、買い物をした。

「沢山買いましたね」

「はい」

きずくと外は、暗くなっていた。

「エリアナさん、これからどうします?」

「2人で歩いて、ご飯でもどうですか?」

「いいですよ」

そして僕は、エリアナさんと話しながら歩いて、

珍しいご飯屋さんに入った。

わー、凄い。

お店の中は、日本でいう高級フランス料理の店みたいだ。

「この店凄いですね!」

「わたしは、この店の常連さんなんですよ」

彼女は、胸を張り自慢した。

ぼくたちが、席に座って、メニューを見た。

「凄い、一つの品銅貨4枚目以上する!」

「大丈夫ですよ、私が払いますから」

「なんかすいません」

僕たちは、いろんなものを頼んだ。

「料理美味しかったですね」

「そうですね、ケンタウロスのお肉なんて絶品でしたね!」

料理のことで、話しが盛り上がり、楽しく話していると、

1回聞いてみたかったことを思い出した。

「エリアナさんって、王様の娘なんですよね」

「はい、そうですけど」

「王様の娘って、何かするんですか?」

「そうですね、他の国の王様を出迎えたりとか王様の手伝いですね」

「忙しいですね」

「いえ、そんなに忙しくないですよ。」

「ならいいんです」

彼女が、首を傾げた。

「進助さん、なんでそんなことを?」

「忙しかったら、僕に付き合わせるのも、迷惑かなと」

「そんなことありませんよ!」

「進助さんと一緒にいれてとても楽しいですよ!」

するっと彼女が、僕の顔を見てきた。

「進助さん、私もずっと言いたかったんですけど」

「なんですか?」

僕は、首を傾げた。

「王様になるための選挙に立候補してくれませんか?」

「え、ぼぼぼくがですか?」

「だめですか?」

「だめというか、少し考えたいんです」

どうしよう、どうしよう。

僕は、とても驚いた。

僕は、混乱している中、冷静になり彼女に尋ねる。

「なんで僕なんですか?」

「私は、2日間あなたと過ごして来ました」

「町を歩いている時も、カバトルの時も、あなたわ沢山の人から人望を得ていました」

「貴方は、自然に人望を集めているのです」

ぼくは、立ち尽くしていた。

彼女は、必死にいいかけてくる。

「そんなあなたは、王戦に出るべきなのです。」

「でも、僕だけでそんなの。」

「いいや、私がついてます。一緒にがんばりませんか。」

僕は、心を決めた。

「わかりました。」

「心配は、ありますが、エリアナさんとなら頑張れるような気がします。」

そして、僕は、彼女と手をつないで、

「僕は、王戦に出ます。」

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