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200文字小説集 vol.2

いちばんキレイなのは…(200文字小説)

作者: 日下部良介

「あ〜あ」

 思わずため息が出た。


 成人式の後、同級生で集まろうという事になった。

 男子はスーツ、女子は晴れ着。

 スーツを着ている女子は私だけ。

 レンタル予約するのが遅くて借りられなかった。


 男子たちは女子の晴れ着を見てうっとりしている。

 私はそんな同級生達の輪に入れない。

「よう!」

 声を掛けてくれたのは当時一番人気だった男子。

「皆んな派手だな」

「そうね。キレイな着物で羨ましい…」

「俺はお前が一番キレイだと思うよ」




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― 新着の感想 ―
[良い点]  明日は成人式です。 [一言]  私は参加しませんでした。
2016/01/10 11:08 退会済み
管理
[一言] 通常は、成人式といえばこの頃ですもんね。 私の実家はすっごい田舎なので、夏なんです。 よって、私もスーツでした。 ただし、こんなに気の利いた言葉を投げかけてくれる男性は、いませんでしたけどね…
[一言] 拝読しました。 なるほど、それが奥さんなのですね。
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