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ちいさな声で淡々と  作者: 高島トモツグ
5/5

#05 疑心のススメ

 大事なことを思い出した。友達がこのラジオを、勧めてきたメールのことだ。

 誰かに、夢で紹介されたラジオ。そう、書いてあった。


 ニュースのドキュメンタリ一とかで、見た気がする。夢に、亡くなった人の魂が語りかける。そんな事例を。


 亡くなった人が、誰かを洗脳する。そして、昔恨んでいた人を殺す。そんなことは、可能なのだろうか。


 沈黙に、馴染みの声がパッと顔を出した。急に、友達が喋り始めたのだ。

 やや大きい声で。ハッキリと。


『ドッキリでしたドッキリでしたドッキリでしたドッキリでしたドッキリでした』


 これは、ラジオの指示ではない。ラジオでは、まだ深呼吸の指示が続いている。

 今はもう、全ての発言が怖くなっていた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 理由のわからない怖さにゾワッとしました。 [気になる点] 友人はどうしちゃったのでしょう(><)
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