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ちいさな声で淡々と  作者: 高島トモツグ
4/5

#04 自我のススメ

 気分転換したくなった。テレビを付けてみた。

 通り魔事件の速報が、流れている。これは、このラジオによって起こった事件だろうか。ラジオの影響か。


 汗が流れた。冷たさが背中に表れた。本当だとしたら、ヤバイことだ。すぐに、友達に電話していた。


『スーーーーーーーッ』

 友達は、深呼吸をしているみたい。なかなか喋ってこない。ラジオの指示に、忠実すぎる。


 殺してないよな。でも、もしかしたら催眠には、掛かっているかもしれない。

 昔、一緒に催眠術に掛かりにいった。私は、催眠に掛からないタイプだった。でも、友達はすぐに掛かっていた。


 友達は、ラジオの声に洗脳されたかもしれない。手を中心に、体全体が震え出した。

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