旧正月
本日は旧暦の元日です。
中華人民共和国では、この時期に年末年始の休暇になるのですが、今年は武漢肺炎の影響で移動制限が掛かっているそうです。
特に酷いのは北京で、住民は自宅からの外出さえ禁止されるぐらいの強い措置が執られています。
緊急事態宣言と言っても、我が国のように緩い規制は稀です。国際標準は外出禁止が最低限の措置となります。
北京と言えば、来年の冬季五輪が開催される予定ですが、東京よりも厳しい措置を執行するのは当然とも言えます。
何が何でも五輪開催に漕ぎ着けるなら、住民の不便も気にしないでしょう。
この執念が我が国政府には感じられません。
軟弱姿勢にIOCも失望したのか、公式ブログでは東京五輪の広告が消え、北京五輪の広告に差し替えられてしまいました。
我が国政府も五輪開催を本気で考えているならば、中華人民共和国を見習って外国人の入国規制と国民の外出禁止令を発出し、厳重処罰も辞さない姿勢を示す必要があります。
しかし強権的措置は憲法上無理な話ですから、我々国民が協力して外出自粛と、外国人の入国阻止を働きかけてゆくしか方法がないのも事実です。
時代遅れの憲法では、対応にも遅れが出る好例ですね。




