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一番強くなるために必要な○○なこと  作者: ○○やろう
第三章 入学
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26話 大和、初体験の興奮!? の巻

(こ、これが先生の魔力か……

確かに他人の魔力が体に伝わると気持ちが悪いな。

それにしても先生の魔力は感じれるけど、俺自身の魔力はどーなってんだ?

先生の話だと拒絶反応を起こして暴れだすって……………?)


(……先ほどから私の魔力を送り続けているが、中々宍道の魔力の反応が起こらないな……

魔力の反発が起こった場合、私もその反応を感じることができるはずなのだが………?)


“ドクンッ!!”


「「!?」」


魔力反応が起こらないことに対して二人が疑問を抱き始めた瞬間、大和の体内からひときわ大きい脈動が起こる。

聡里の魔力に対し、大和の魔力が反発を起こしたのだ。

待ちに待った反応であったが、この現象に対し二人の反応は対照的だった。


大和はここ数ヶ月感じることのできなかった自分の魔力の存在に歓喜し、聡里は初めて感じる異質な魔力に恐怖していた。


「や、やった。

先生、これが俺の中にある魔力だったんですね!

今まで生きてきてこんなにも自分の魔力を感じることができたのは初めてですっ!!」


(な、何だ、今の感覚は…!?

確かに私の魔力に対して宍道の魔力が反発した。

それは通常の反応だからわかる。

…だが問題はその後だ、宍道の体内に送り込んだ私の魔力が…消失した…

いや、これは……“喰われた”……のか……!?)


突如今まで経験したことのない感覚に襲われ、聡里は身震いし膝をつく。


「せ、先生?

どうされましたか?

顔色が悪いし、汗もすごいですよ…?」


「す、すまん、すまん。

実はこのやり方をやるのは久しぶりでな。

思ったよりちょっと疲れただけだから問題ない。

それよりその様子だと上手くいったようだな。

その感覚を忘れないうちに自分も課題に取り組みなさい」


「はい、先生、本当にありがとうございました!!」


大和に心配された聡里は無理やり笑顔を作り立ち上がる。

自分の魔力を発見し嬉しそうにする大和に対し、今の自分の感覚を伝えるのは教師として良くないと察したのであろう、何事もなかったかのように振る舞い大和へ次の指示を出す。


その場で課題に取り組み始めた大和を背に歩き始める聡里であったが、その顔は先ほどのような教師ではなく戦士としての顔に変わっていた


「……宍道大和か……

あいつは一体何者なんだ…?

先ほど感じた魔力は……あまりにも邪悪だ…………」


貝原かいばら 聡里さとり

出雲高校の女教師。元軍人のため戦闘力、戦闘知識はトップクラスをほこる。

パッと見は怖いがクールビューティーな外見で出雲高校のお仕置きしてほしい女性ランキングで常に上位にランクインしているとかいないとか…



ーーー 

ーー


一方同時刻の駿河国の死の森では


「ふっふーん、今の感覚、ようやく目覚めたのかなぁ

それにしてもやっぱり“アレ”を飲んだんだ。

自分で言うのもなんだけどこんな得体のしれない僕からもらったあんな気色の悪い液体を本当に飲むなんて…

くっくっく、やっぱり見込み通り“狂ってる”ね、大和さん。

ま、だからこそあれをあげたんだけどさ。

頑張ってそいつに飲み込まれないようにね……

あーはっはっはっはっは!!!」


遠く離れた森の中で子供の笑い声がこだましていた…………


ーー

ーーー 


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