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桜吹雪のなか目の前を・・・

 桜の花が咲き乱れる季節が廻って来たけど、去年願った事は今年はもう・・・


 去年の春、いっぱい咲き乱れる桜の間を家族で歩いた。


 その直前、つまらないことで喧嘩し、機嫌わるかったが、それを見たら気分は晴れやかになった。


 わたしは、父の後ろを歩いていた。その頭は髪が薄く白くなり頭皮もはっきり見えていた。


 幼い頃の父の姿と比べ、痩せて年老いていた。でも、こうやって歩けるのは幸せだと感じていた。


 その時、不意に風が吹き桜の花びらが舞っていた。その花びらは春の穏やかの陽の光で束の間の主役を演じていた。


 この時、ここにまた来年も来たい、いやその次の年もずっと来たいと願っていた。そう父が桜を楽しんで満足そうにしている表情がよかったからだ。


 今年も桜が咲く季節が巡ってきた。しかし、去年桜の下で願った事は、もう叶う事はない・・・

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