コンテニュー
「・・・あのね、黒雷?どうやったらなんの能力者もいない世界であそこまでの大惨事になるんです?」
「・・・本当に申し訳ない・・・。」
「あなたに未来を変えてしまう程野力が宿ったのは十分わかりましたが・・・。」
「・・・次こそうまくやるよ。」
・・・勇葉があそこで陣君にやられなくても
黒命と黒死の大戦争がおこった時点でバットエンドだ・・・。
中立の立場として、彼ら二人を煽る結果になったのが一番の敗因だ・・・。
少なくとも、どちらかの味方になって
それとなく喧嘩にならない流れにしなければ・・・。
「・・・全く・・・黒炎はちゃんと、特殊能力を得る為に食べなければいけなかった木ノ実を主人公に食べさせるためにしっかり朝食を少なくしたんですよ!」
「なんだその簡単そうな仕事・・・!」
「そのあと海賊になって貰うんですよ、それとなく。」
「あ、なかなか難易度高そう・・・。」
なんとなくその世界に行ってみたいような気もしたが・・・。
まぁ、今はそれどころではないな。
今度こそ・・・。
「・・・次は本当に大丈夫ですか?」
「・・・ああ・・・今度はもう、手段は選ばない。」
「・・・ほう?」
「どんな手を使っても・・・何を失おうと、勇葉は死なせない。」
「随分確信をもった眼ですねぇ?」
「・・・重要な情報が入ってきたんでね。」
・・・今回、勇葉が殺されたのは
日野 焔の友達だったから
『黒鳥 泪が死者に選んだ』のだ
黒命が余計に蘇らせた命のために、だ。
そして、前回死ぬことが無かった・・・神月くんも恐らく同じ理由で死んだ・・・。
ということは
「・・・逆もありうるってことだ。」
「・・・?まぁ、いいですけど・・・次は大丈夫なんですね?」
「ま・・・ね・・・ねぇ黒時?」
「はい?」
「黒の騎士団の特典ってあったよね。」
「・・・なにかご所望なんですか?」
「どんな地位でも貰えるんでしょ?」
「・・・もちろん。」
・・・それなら今度こそ・・・。
今度こそ勇葉を・・・。
そのために僕が
何を失おうとも・・・。
君が幸せならば、それでいい。




