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運命管理局『黒の騎士団』  作者: 東雲 紋次郎
犬耳ヒーロー
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黒の騎士団新人研修


「あっつい・・・。」


「砂漠って暑いよねぇ・・・。」


「喋らないでよ熱苦しい。」


「ひどぉーい・・・。」



なんでこんな砂漠で黒死と一緒に歩かなくちゃいけないんだ・・・。

それもこれも、黒死が新人研修で新人騎士団員をうっかり迷子にさせちゃったせいなのである。



「ホットミルクでもどうだ?」


「なんで砂漠でホットミルク!?罰ゲーム!?」


「まぁそう言わずにのみなよ黒死・・・。」


「そんなにいうなら黒雷が飲めばいいだろ・・・。」



全く・・・コイツ連れてきたの誰だ・・・・。

僕だ・・・まさか砂漠でもホットミルクすすめて来るとは思わなかったもん。

ぶら下げてる大量の水筒は全部ホットミルクなのだろうか・・・。

考えてもゾッとしないな、暑すぎるもん砂漠。



「おれ、ひやすの、とくいだぞ!」


「あっ、涼しー・・・。」


「ショコラ・・・君、すごいね。」


「おう!まぁな!」



砂漠で持つべきはホットミルカーよりフェンリル男だな。

これでなんとか新人探しを続行できそうだ。



「・・・っていうかなんで僕が君の手伝いなんか・・・。」


「黒命も黒歌もお仕事中なのー・・・黒呪はこういうの不適任らしいし・・・。」


「黒時本人はうごかないんだね・・・。」


「黒時、普段なにしてるんだろうね・・・。」


「あの黒幻って人は?」


「あの人、自由人でなかなか捕まえられないらしいよ・・・僕あったことないや。」


「ふぅん・・・。」



ぐだぐだ喋っていると、人が見えてきた

瓦礫の山の中に二人・・・。


こんな砂漠の真ん中にこんな瓦礫の山があるなんてなんか不思議だ・・・。

まぁでも・・・この世界ではそれが普通なのだろう。


「あそこにいる人に聞いてみよう!黒死様ナイスアイディア!」


「ああ、いいねそれ。」



近づいてみるとビックリ・・・。

犬耳の青年と猫耳の少年・・・尻尾もある。



「ショコラ、君の仲間かい・・・?」


「ちがう!おれ!オオカミおとこ!」


「黒雷、ここは獣人の世界なんだよ。」


「獣人ね・・・。」



獣人と狼男は何が違うのだろう・・・。

黒死曰く、ここの獣人というのは獣に化けることもできるらしい

いろんな世界があるなぁ・・・。



「そこの君たち!僕こそは!黒の騎士団の死!そのもの!黒死さまだ!」



あーっはっはと笑いながら獣人と接触するクソ餓鬼

暑さで脳みそ溶けちゃったのかな・・・。



「あ・・・はい。」


「この辺に吸血鬼は通らなかったかい?背のたかい!」


「・・・クロネコ、そんなやついたか?」


「さっきノライヌが喋ってたやつじゃねーの?吸血鬼かはわからなかったケド。」


「ああー・・・あの背の高いおにーさんならあっちの町にいったよ。」



猫耳の少年はガラクタを永遠と組み立てていて話にあまり興味がなさそうだが

犬耳の青年はかなり積極的で尻尾もふってこっちに寄ってきている・・・。


性格とかは動物の方に寄るんだらうか・・・。




とりあえず僕らは近くの町に寄ることにした・・・。


「・・・これは・・・。」


「そうだね・・・居るねここに。」



町に入るといきなり夜!

この街だけ真っ暗だ・・・。


新人君は明所恐怖症らしく、そのために

『永遠の夜』なる能力を身に着けたらしい


彼の周りは常に夜になるのだ。



「まぁ!僕にまかせておけば!新人君なんてあっという間にみつかるよ!」


「君にまかせた結果迷子にさせちゃったんだけどね?」


「この世界が破滅するまえにつれて帰らないと!」


「・・・え、この世界破滅するの・・・?」


「そー!このままだと破滅しちゃうんだよ!困ったなー何とかして食い止めなきゃ!」


「・・・そうだね。」


「またおしりぺんぺんされる!」


「・・・また?」


グダグダと駄弁りならが僕たちは

新人君を探すべく・・・。



とりあえず近くの喫茶店で休憩するのであった・・・。

まさか店員が鹿だとは思わなくてすごくびっくりしたよ・・・。

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