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新時代の翼

少しずつ終戦に向かっていきます

1943年1月

戦略爆撃機の数が揃ったイギリスはBoB の報復としてドイツへの大空襲を実行に移した。第一目標はドイツ首都ベルリンだった

「ジェームス、もうすぐでベルリンだが迎撃が少ないか?」

「100機近い爆撃機に護衛のモスキートがあるんだ。更に爆撃機はボックスフォーメーションをとっている近寄れっこないさ」

その時二人のランカスターの隣を飛んでいた別のランカスターの片翼がもげて爆発した

「何が起こっているんだ!空から火の玉が降ってきている」

その時、二人のランカスターが大きく揺れた

「大変だチャールズ。右翼が半分ほど無くなっている」

「何だと!そんなんじゃまともに飛べん、爆撃を中止して引き返すぞ」

奇襲にイギリス爆撃隊は混乱を起こした。またボックスフォーメーションをとっていた為に動きが制限された

そのボックスフォーメーションを上空から眺めながら上空からMe262Aが次の獲物に狙いを定めた

Me 262A

全長10m

全幅12m

航続距離800㎞

武装

30×4(シュレーゲムジーク)、R4M×24

Me262の夜間戦闘機型、日本のジェットエンジンの情報などからユモ004、BMW003の開発が進み史実より2年ほど早く完成したが、本命のBMW003は信頼性が低いため改善されるまでは史実通りユモ004を搭載している。低空性能が低いため最初から夜間戦闘機として開発された、夜間戦闘機型の愛称はウーフー。

ウーフーは翼下に搭載したR4Mでボックスフォーメーションを崩しつつ爆撃機の弱点である胴体下からシュレーゲムジークのMk10830mm機関砲で爆撃機を葬った。Mk108は戦闘機なら一発、爆撃機でも5~6発で撃墜出来た。またMe262のパイロット達は今までMe110を改造した夜間戦闘機などで戦ってきた夜間戦闘のベテランで、彼らは自分の機体の特徴を心得ており高速を生かして爆撃機のみに狙いを定め一撃離脱を徹底した。夜間ならMe262の弱点である着陸時が狙われにくいためウーフーは向かうところ敵無しで短い航続距離も迎撃に専念した為問題なかった。

しかしMe262の性能に惚れた空軍はモスキートなどを撃墜出来るようにするためMe262Aからシュレーゲムジークとレーダーを外し機首にMk108を四丁装備したMe262Bを配備したが低空性能が低いことがバレ、低空に誘い込まれ撃墜されてしまうようになった。これに頭を悩ませた空軍は低空性能が高くジェットエンジンに比べて燃費の良いレシプロエンジンと高空性能と高速性能は高いが燃費が悪いジェットエンジンの混合機を開発した。

Me262C

全長11m

全幅12m

航続距離1400㎞

武装

30mm×1、20mm×4、R4M×24

機首に主力液冷エンジンDB605を搭載したジェットレシプロ混合機、対戦闘機戦を想定して開発者されたため対爆撃機用のMk108は機首にモーターカノンとして搭載するのみで、両翼のジェットエンジンポットの両脇に20mmを二丁の、計4丁装備している。DB605はルーマニアから得たターボプロップエンジンが実用化し次第換装される予定である。愛称は綺羅星のように活躍してほしいと願ってドイツ語で星を意味するシュテルンと名付けられた。

1943年2月イギリス

BoBでドイツは日本からライセンス生産した零戦を護衛に使用していたが、速度が出ないことや脆い機体などからドイツでは零戦の後継機として航続距離2000㎞以上、高速重防御であること、艦載機であることの三つを条件として新型機の選考を行った。その結果フォッケウルフ社が開発したFw190が採用された

Fw190

全長12m

全幅13m

航続距離2000㎞

武装

12,7×2、20×2

ドイツが開発した零戦の後継機、 1700馬力のエンジンと重防御を持つ。高い発展性を持ち艦攻や艦爆としても運用されている。BMWがジェットエンジンの生産に集中出来るようにエンジンを液冷エンジンに換装したD型がMe109の後継機として採用されている。愛称はヴュルガー

零戦に代わって護衛を行うようになったヴュルガーは 最初の内は活躍していたがグリフォンエンジンを搭載したスピットファイアが登場すると劣勢になりはじめ、特に高高度ではグリフォンスピットファイアは高高度でエンジンに問題があったヴュルガーを凌駕していた。そしてこの日イギリスの空にジェット機が現れた

グロースター‘ミーティア’

全長12m

全幅13m

航続距離800㎞

武装

20㎜×4

Me262に対向可能な戦闘機、対戦闘機用に開発されたため爆撃機相手には武装が貧弱。

ミーティアが登場したことにより空の戦いも停滞し始めた。

しかしこの間にも各国間で停戦に向けて交渉が進められたが、イギリスのチャーチル首相はどんなに不利でもドイツに降服しないと連日のようにラジオで演説していた。

1943年2月

とある場所に三人の男達が集まった。








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