今までのあらすじ
久しぶりの投稿です
1939年8月
ノモンハンでのソ連との戦いで日本軍は独蘇不可侵条約によりヨーロッパより戦力が回せるようになったソ連に追い詰られ、日本は満州防衛のため中国戦線からの撤退を決定、一方的に中国と講和を結び日中戦争は終結した。この戦いの戦訓で日本の次期戦闘機には防弾、重装備を施すことになり重戦闘機のノウハウを求めてドイツに支援を求めた。
ヒトラー総統は空母設計図の提供の見返りとしてハインケル社の日本移転を決めた。
一方陸軍では新型のチハ車がT34にボコボコにされ、次期戦車は打倒T34を目標とされた。完成までの繋ぎとしてチハ車を三号駆逐戦車をモデルにした駆逐戦車化した。
1941年に英仏への参戦を決めドイツから様々な技術者を雇い日本全体は次なる戦いに向け準備に入った。一方で満州の防衛力強化のためドイツなどのユダヤ人の満州移住計画“河豚作戦”を実行に移し満州の近代化を進め松岡外相の提唱した大東亜共栄圏構築の試金石として満州、朝鮮の独立の準備を進めた。
1940年のクリスマス日本は英仏に宣戦布告、早々にマレー半島を陥落させ航空艦隊の活躍で東南亜細亜からは連合軍艦船が消えた。ドイツの要請により連合軍の補給線を寸断するためインド洋に進出し通商破壊を行いイギリスとインドを分断した。インドとの分断を危惧したイギリスは日本軍のインド洋前線基地であるマダガスカルにKGV、アークロイヤルを派遣したが、扶桑級二隻との砲戦と基地航空隊の活躍により壊滅した。
ヨーロッパではドイツが零戦をライセンス生産しBoBでの航空戦を有利に進め陸軍もギリシャ近くまで進出していた。
更に日独共同で潜水空母と仮装巡洋艦を使いフォークランドを占領、南大西洋に拠点を築いた日本軍は潜水艦を進出させ水中高速型の伊200によりイギリスの護衛艦を翻弄していた。
そんな折、イギリスは戦意高揚のためドイツ海軍の象徴ビスマルクに狙いを定め、南大西洋でビスマルクを捕捉したフッドとプリンスオブウェールズが攻撃したがフッド撃沈、プリンスオブウェールズ大破とビスマルクに返り討ちされてしまった。イギリス海軍の象徴フッドの仇をとるためイギリスは追撃艦隊として戦艦ネルソン、R級2、QE級2、空母イーグル、フューリアスを派遣した。一方ドイツ軍も折角下げた英国の戦意を高揚させないようにするため枢軸全軍にビスマルクの死守命令を発令、ビスマルクを守るのはビスマルク―追撃艦隊間に広範囲に広がった35隻ほどの枢軸潜水艦、それと32機の水上戦闘機を搭載する水上機母艦瑞穂だけだった。
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