るるからの告白。
告白って、違う方のですよ?
2学期 家
「もうニ学期かぁ~♪早い早ぃ♪」
優奈は、ランドセルを振りまわして浮かれていた。
里奈「お姉ちゃん!じゃまっ!」
里奈が、きつい声で言う。
「べつにいいじゃん♪」
優奈は、海浜学校の時、史崇が、「告白したのかと思った!」っと言った時から、ずっと浮かれている。
あっ!紹介遅れたけど、里奈っていう子は、優奈の妹だよ!
里奈「じゃま!どいてよ!あたるじゃない!」
里奈が言ったその時!
ドンッ!
里香「いったぁ~・・・!!サイテ―!」
優奈が振り回していたランドセルが、里奈の足を直撃した。
優奈「ごめ~んっ♪」
里奈「そんな謝り方いやっ!土下座してよっっ!」
優奈「えっ・・・むり。」
優奈は、即答した。
里奈「なんで?」
「学校行くから。」
「・・・・・・・」
里奈は言い返せない。
優奈「じゃぁ、行ってきます!」
里奈「待ってよお姉ちゃん!てか、土下座してよ!!」
「無理ぃ~~」
「サイテ―・・・」
優奈の後を追いかけて、里奈は走った。
学校・・
がらっ!
優奈「おはよぉ~」
るる「おっはよぉー!」
るるは、今日はやけにテンションが高い。
優奈「るる!今日は、やけにテンションが高ぃね!なにかあったのぉ?」
「え~?なにもないよぉ??てか、テンション高いのって、愛奈もだよ!」
るるが、愛奈を指差した。
優奈「ホントだ!」
愛奈は、いつもはおとなしいが、今日はなぜか、凄く、雄太に話しかけてる。
優奈はそのすがたをみて・・・
「わかったぁ!」
るる「何と思う??」
「二人とも好きな人ができたとか??」
るる「大当たりィ!」
「まぢで!?あいては!?」
優奈は、カンで言ったのに、あたってびっくりしている。
るる「相手は~!愛奈は、川津雄太で、うちは、織田亮平!」
優奈「!!織田亮平って、4組の?」
「あったりぃ~~!」
愛奈「当たりだよ♪」
「「うわっ!!」」
優奈と、るるは、愛奈が突然出てきたので、びっくりしている。
愛奈「ごめん!そんなにおどろいた!??」
愛奈も、なぜか驚いている。
優奈「もぅ!びっくりしたし!てか、二人とも頑張ってね~~♪」
るる「ありがとう!」
愛奈「そっちもがんばってね!」
優奈は、笑顔で、
「うんっ!」
といった。
優奈「ん?」
るる「どうしたの?」
優奈「史崇がいる!」
愛奈「ホントだ!優奈!アピールしなよ!」
「うん!」
優奈は、史崇の方へ行った。
優奈「ふ~みた~か君っ!」
史崇「・・・・・・・」
史崇が、何もしゃべらない。
優奈「聞こえてるっっ??」
優奈は、史崇を揺さぶる。その手をどかして、史崇は、
「雄太~!いっしょにあそぼーぜっ!」
「おうっ!」
史崇は、雄太と一緒に、廊下へ行ってしまった。
優奈は、その場に、取り残されてしまった。
るるが、その場に取り残された優奈の所へ来た。
「だいじょーぶ??」
「うんっっ!もう、1時間目が始まるよぉ!席に着こう!」
「うん。」
6時間目
優奈「史崇君!この課題って・・・・「うるさいから。」
「史崇君?」
史崇は、優奈の言葉をさえぎって、るるのところへいってしまった・・・・・・・
帰り道
愛奈「私、今日ヤマハだから、一緒にかえられないんだ!だから、じゃぁね~」
「「じゃあね~」」
愛奈が、先に帰った直後に、るるが、
「史崇ってかっこいいよね♪亮平なみ~♪うちてきに、2位かな??」
優奈「そうなんだ。。」
優奈は、るるのその言葉に、少しきづついた。
るる「だから♪優奈とは、恋のライバルってなるわけか♪優奈、頑張ろうね~~」
るるが、楽しそうに言っている。
優奈は、
「・・・・・・わかった。がんばろう。」
優奈は、一瞬ととっまどっとたが、しょうがないと思い、言った。
優奈は、涙が出るのをこらえ、
「うち、もうかえるね~♪ばいちゃ~」
と言った。
「うん!ばいちゃぁ~」
優奈は、走って走った。
けど、途中で立ち止まり、うずくまって、泣いた。
「ひっく・・・ひっく・・・むりだよぉ・・・るるが相手なんて…」
ちりんちりん♪
「あぶないいから、どいてね!」
自転車に乗ったおばさんが、優奈の横を通った。
「ここ、人に見られちゃうよね・・泣いてるとこ・・・・もう帰ろう。」
優奈は、うじうじしても仕方がないと思い、家に帰った。