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準決勝①

 実は投稿前の75話時点で77777文字だったんですよ。残念な事にこの前書きを見ている頃には変わってもう見られません。一応スクショは保存しました。

「んーーー、久しぶりにぐっすり眠れた気がした」


 眩しい日差しを浴びながら大きく伸びる。


 体に疲れや違和感は殆ど無い。リリスのゲロマズポーションを飲んだ甲斐があった。ゔっ…思い出しただけでちょっと気持ち悪くなってきた。









―――――――――――――――――――――






 準決勝の入場を終えた僕の前には全身鎧の対戦相手が立っている。


 近くで見たら勝てる気失せてきた。朝はあんなに気分よかったのに。

 鎧ずるくない?まあ鎧の重さによって機敏性が落ちて結果的にダメージを負うリスクもあるのは分かるけど…。


 ここはプラン通りガン待ちで行く!

 無理に攻めに行くと昨日のケール君の二の舞になる。


「試合開始」


 審判の合図の後も変わらず睨み合いが続いている。


 一歩だけ後ろに下がる。

 ジョーンが一歩近寄る。


 今度はジョーンが一歩下がる。

 すかさず一歩前に動く。


 2人の緊張感は会場にも伝わり固唾を飲む音でさえ会場全体に聞こえるほどのピリピリとした静寂に包まれる。


 汗が頬を伝って地面に落ちる。


 今は初夏でありながら夏の訪れを感じさせる様な強い日差しが照りつける。


 鎧の中は僕よりも暑い。魔力の影響で多少は大丈夫かもしれないけど僕の方が有利。

 それにこのいつ攻撃が来るか分からない状況、ある意味戦闘中よりも精神を消耗する。

 この事からもうすぐ痺れを切らす筈。


 集中を切らす事なくじっと見つめる。


 時間が経つにつれて少しづつ一歩、また一歩と近寄られる。

 一緒に下がっていく。しかし後ろの壁との距離はもう多くない。


 ここらで覚悟を決めるしか…。

 相手を消耗させたと思えば悪くない。


 真っ直ぐジョーンを見つめる。


 小刻みにどんどん距離が縮まっていく。


 分かりやすく大きく息をして足を動かすふりをする。

 ジョーンの身体がピクリと動く。


 息を吐く音が聞こえた。来る!

 距離約5m、まずは盾の打撃。


 手を使いながらジョーンの左へ避ける。

 避けられるのを分かっていたかの様に足が着地する瞬間に合わせた突きが襲いかかる。

 身体を捻りながらナイフで軌道を変える。


 ギリギリ。喰らってもおかしくなかった。


 腹を目掛けた盾の突き上げ。


「っ!!!!!」

 ノックアウトを避ける事に心血を注いだ結果、致命傷は避けられたもののナイフが宙を舞う。


 っっっった。右手がやられた。

 それよりも頼みの綱のナイフが!

 2番目の推しピッチャーがDFAされたショックで少し遅れました。

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