表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/77

悪魔の聖騎士日記《カイル・アキリー》其の三

 前回に引き続き、今回も残酷な描写が前回以上に有ります。

 苦手な方は対応して下さい。

 今回は14×4話です。

 大鬼(オーガ)にの攻撃をペドロが防ぎ、ニックとファムが斬りかかる。セリーナは背後からナイフで斬りつける。

 しかし、どの攻撃も効果は薄い。

 サリー救出のタイムリミットがジリジリと近づいてくる。


 俺はどの瞬間でも全力の攻撃を叩き込める様にかつて無いほどに集中する。


 戦線は大分厳しい。

 本来の作戦δ(デルタ)ではサリーの魔法ありきでもあった。

 どちらも猛攻を凌ぐ中、大鬼(オーガ)の薙ぎ払いがニックの腹に命中する。

 ニックは15m程後ろに吹き飛ばされて壁に激突する。

 背骨が折れたのが分かる。

 このままだとニックも危ない。


 このまま戦っても、これ以上人が欠けて更に状況が悪化すると判断したファムが決死の攻撃を敢行する。

 ペドロとセリーナもファムの動きに合わせる。


 セリーナが盗賊(シーフ)の定石通りに正面以外からの攻撃で大鬼(オーガ)の注目を集める。

 大鬼(オーガ)の棍棒をペドロが受け止めて、ファムが腹に斬りかかる。

 致命傷を与えられはしなかったものの大鬼(オーガ)が蹌踉ける。


岩弾(ロックバレット)


 今しかない。渾身の魔法。20m程の距離から放つ。

 進行方向に対して垂直に回転した岩をぶつける今使える中で最も一瞬の殺傷力に特化した魔法。

 しかし、魔法を放つ直前に不安がよぎった。「本当に当たることができるのか」と。

 その不安は見事と言うべきか不幸と言うべきか命中する。


 胴体を狙った岩弾(ロックバレット)は狙いのやや上、頭を掠るだけで大鬼(オーガ)に致命傷をあたえられなかった。

 顳顬の辺りから血が出ているものの、まだ足りない。


「クルルルルルル」


 大鬼(オーガ)の悲鳴が響き渡る。

 一瞬怯んだ隙にペドロが頭に棍棒を振り下ろされて『グシャリ』と言う音を立てて潰れる。

 退避しようと背中を向けた瞬間に投げられた棍棒がセリーナの頸に命中し、頭が宙を舞う。


 後ろを振り返ったら2つの死体があったファムは腰を抜かす。


 次の狙いは俺達2人。

 何としても俺達で帰ろうと心に誓う。


燃える渦(バーニングスピン)


 凄まじい速度で向かってくる大鬼(オーガ)に対して放ったヤケクソの可能な限りの最大範囲魔法。

 大鬼(オーガ)の悲鳴が聞こえる。


 来るな!もう倒れろ!という2人の願いは虚しく、炎の渦を打ち破って気が付いたら目の前に来ていた。


「当たれ!岩弾(ロックバレット)!」


 今日2回目、更に人生で一番焦りながら放った魔法は人生一の威力を誇って大鬼(オーガ)の頭を撃ち抜いた。

 首から上を消し飛ばした大鬼(オーガ)は背中から倒れる。

 暫く警戒してみ動かない。


「終わった」


 疲労感がどっと襲ってくる。

 加えてペドロとセリーナを失った悲しみに飲み込まれるも、使命感のみで動かない身体を動かしはじめる。

 本日20:00位に(こちらもノリで書き始めた)ラブコメを投稿する予定です。

 興味がありましたら是非読んでみて下さい。

『来るところ間違えました。〜新人探索者、最きょうパーティに入る〜』は変わらずに隔日投稿を目安にペースを崩しません。

 どちらもよろしくお願いいたします。

 昼寝しようとしたら18:00まで寝てしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ