探索者だけど迷子って大丈夫かな?
今日2話目行けたぜ!
分けたかったので分けました。
同時投稿なので気を付けて下さい。
うーん、迷子になってしまった。
カイルもなるらしいしギリセーフか?
事の経緯は少し前まで遡る。
少し時間はかかったが、必死にランディのメモを見て、お使いは帰るだけになった。
このお使いは一つの大きな問題がある。
こ僕を見た探索者達はコソコソと話しを始める。
今は探索の格好では無い私服だ。
あまり人前に姿を現して無かったのに顔を覚えられている。
何処から広まったのか。短い露出期間かて短時間でここまで知られるとは悪魔の聖騎士の凄さを感じる。
朝早く人は少ないがそれでも落ち着かない。
その為、人の少ない道を歩いていたらこうなってしまった。
周りは住宅が建ち並ぶ。
見渡す限り、誰が見てもボロボロな家。
困ったな、何処かで道を聞けないかな?やってる店か人居ないかな?
辺りを見渡しながら歩くと綺麗とは言えないが何処も剥がれていない看板がある建物を発見した。
建物に近寄って看板を読むと、ここは店らしい。
中に人が居るから道聞いてみよう。
そうして僕は店に入った。
「すみません、ギルドへの道教えてくれませんか?」
この時はまだ、これから起こる事態を誰も知らない。
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*
ある建物の中、そこは人攫いの組織のアジトであった。
「明日例の所から人が来るってよ。お前ら、しっかり準備しろよ!」
「うす!」
1人の男の声に大勢の部下が反応する。
そこに慌ただしく1人の男が傾れ込んで来る。
「頭、来ましたぜ、例の人」
男は一瞬困惑した。今回の客は日時をきっちり守るタイプだ。
「符丁はどうした?」
思わず、当たり前のことを質問してしまう。
「第一段階クリアっす。どうしますか?」
この場所に来るのには符丁が必要である。
符丁は極秘だが、偶然一致してしまう事もある。
報告役には、明日と伝えているから確認しに来たのだろう。
もしくは日時をどちらかが勘違いしている可能性も十分にありえる。
情報屋を通してやり取りされる為、稀にある事だ。
彼方から接触を図っている以上、可能性としてはこちらが誤っている可能性が高い。
「符丁が全て一致したら連れてこい。違ったらサッサと追い払え」
「へい」
頭と呼ばれた男の指示に部下が従う。
ほのかに目標にしていた同時投稿達成できて嬉しい。
前々から『この時はまだ...』系を書きたかった




