表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/22

呪われ戦士は国を救う 7

隠し通路の奥には大広間があった。そこには黒い霧が集い大きな黒い影が実態化したような不気味な塊があった。


「これが……呪いの原点?」


「うわきもちわる」


そんな軽口を言いつつ、女戦士は自身の呪われた手で、呪われた斧をつよく握り構える。


「キサマラモ、ワタシノカテニ、ナルガヨイ」


その声は国王のものだった。黒い影が勢いよく伸び女戦士と王子を縛り付けてくる。そして塊の中心へと引き寄せ、呪いの糧へと取り込もうとしている。


「くっ! くそ! はなせ!」


「うわきもちわるっ!」


「ノロイ二、タイセイナキモノハ、ワガチカラニトリコマレルダケダ、アキラメヨ」


女戦士は歯を食いしばりながら、意を決して国王出会ったものに啖呵を切った。


「ざっけんな! こちとら生活の為に斧振るってんじゃ!あんたのみみっちい呪いなんざ!」


女戦士は激痛が走る腕で斧を操り自分と王子を捉える影を斬る。そして地面を強く蹴りだし跳躍し、国王の呪いの塊を一刀両断する。


「私がぶった斬ってやんよ!」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ