5/246
【エッセイ】頭のおかしな私が誰かを殺す
私はたまに頭がおかしくなる。いつどういうきっかけでそうなるかはわからない。過去の懐かしいものを見たりするとそれがスイッチになることはわかっているので、なるべく懐かしいものには触れないようにしている。しかし、そうやって気をつけていても、なる時にはなるのである。口から猫が威嚇する時のような声が自動的に出はじめると、『あっ、あっ』と思う。『来てしまった!』
「きいーー!!!」
ナイフを振り上げ、走り出す。
気をつけて!
気をつけて!
……なんてことはしませんよ(^o^)
なんてことを言っといて、しそう……